誕生月別月間易予報と、コラム「自分探しはあきらめました。」
2024年8月の誕生月別月間易予報です。
感覚的でシンプルな一言メッセージとなります。
ピンとくる部分だけ受け取ってください。
1月生…20.風地観
家にこもっていたい心境。
2月生…26.山天大畜
反対されそう。やめておいたほうが無難。
3月生…3.水雷屯
深追い厳禁。失うもの多い。
4月生…57.巽為風
自分にご褒美。贅沢な時間を過ごせそう。
5月生…58.兌為沢
フィーリングばっちり。楽しめる。
6月生…63.水火既済
想定外の収穫あり。
7月生…18.山風蠱
身内のやらかしを責め過ぎないように。
8月生…64.火水未済
新しいことを始める気運。
9月生…62.雷山小過
相手に期待し過ぎないこと。
10月生…55.雷火豊
その環境のせいかも知れない。
11月生…39.水山蹇
進まず戻る方向性で難逃れ。
12月生…41.山沢損
限度を決めての、人や物への投資、吉。
実りある8月となりますように…。
「4.山水蒙」に含まれる「蒙」という漢字の意味を検索してみると、
この卦の意味がおおかた読み取れます。
幼い子供、無知、愚か。
知識に乏しい、ぼんやりしている。
道理に暗いこと。
この卦は、前回紹介した「3.水雷屯」の示す、
達成したいゴールに向けての準備、
下積み期間、
の「前の段階」にあたると捉えてみるとわかりやすいかも知れません。
自分探し、
やりたいことが見えない、
未知のことを教わる、
方向性を明確にするために手探りで試行錯誤の最中、
というイメージです。
「まだはっきりしない状態」を表すため、最近好きな人が出来たばかりの方の恋愛鑑定でも頻繁に出てくる卦です。
私の半生を易で表すと、この「山水蒙」がいちばん近いように感じます。
ずいぶんとぼんやり生きてきてしまったな…と、ふと笑ってしまうことがあります。
頭の中に常にフィルターがかかっているような、自分の実態をつかみ切れないこの感覚は、精神的にハードな幼少期を過ごしてきたことも理由のひとつであると思います。
両目をふさがれたような状態で、「山水蒙」という名の暗い茨の森をどうにか抜け出すためのツールとして、私は長年「易」を道しるべにして生きてきました。
生き延びる途中で故障してしまった方向感覚…のようなものを、「易」という装置で補ってきたように思います。
現在の私は、茨の森を力ずくで抜け出したというよりも、
枝が光を遮ったり棘で怪我をしないよう茨を適度に剪定し、森を整備して、
動植物も人も過ごしやすく調和の取れた環境を作り上げることに楽しみを見出せるようになりました。
アラフィフになった今でもぼんやり感というのは続いているのですが、うっとおしいながらも「4.山水蒙」とは友好関係を保ちつつ、ようやく自分なりに「3.水雷屯」のステージに突入している…そんな風に感じています。
やりたいことがわからない学生さんは、
とりあえず、まんべんなく学ぶことのできる環境で、まんべんなく勉強しながら、自分の適性や、興味を惹かれる分野を探していくのが良いでしょう。どうしても、無駄を省いてショートカットで進みたくなる気持ちもわかりますが、
それをやっても無駄だ、好きじゃないし、興味がない…とあらためて自覚するに至るまでの時間も、本当に大切です。
やりたいことがわからない社会人の方は、
不条理漫画の巨匠・蛭子能収氏の名言がヒントになるかも知れません。
結局のところ、私は、この歳になっても、自分を見つけられていません。
自分探しをあきらめたら楽になりました。
※常時、加筆修正していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではごきげんよう。
皆さまの幸せを願って…
Aja☆彡
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