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コロナ下で体験入学を断られた話

本ページを訪れてくださり、ありがとうございます。本記事は、米国オレゴン州・ワシントン州を中心に毎月発行されている日系紙「ゆうやけ新聞」に連載中のコラム『第8スタジオ』からの転載(加筆含む)です。本記事は250円の入場料をいただきます(場合によって変動しますのでご了承ください)。定期購読のマガジンは1000円です。
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お元気でお過ごしでしょうか。COVID-19が中国で発見されたのが2019年12月。そこから1年5ヶ月が経過しましたね(こんなに長引くとは!)。

ところで「コロナ禍」と「コロナ下」という言葉が二種類横行していますが、皆さん使い分けをされていますか。

「コロナ禍」とは新型コロナウイルス感染症の流行による災難を称して使われるようになりましたが、一年以上その感染防止行動をとらねばならない現在においてそれは常態化していることから、今は「コロナ下」と呼べるのではないかという知人の談を聞き、なるほどと納得!

そんなわけで私は今、意識して「コロナ下」と使っております。

漢字というのはたった一字で意味を伝えることができるので力がありますね(ビバ日本語!)。

さて、ライターをしているとニュースに敏感になりますので、現在日米の航空券は爆上がりしていますが、2月頃にこの状態をうっすらと予想していました(外れることもあります)。

そんなわけで私は早々に日本行きのチケットを子供分とあわせて購入していました。

ワクチンを打ったのは、一時帰国するならば打たないより打っていた方がいいだろうということが決め手になっています(ワクチンパスポート者は欧州では自主隔離が不要とルールが上書きされたのは記憶に新しいところです)。

しかし日本のお役所・厚労省に問い合わせたところ「ワクチン接種済でも二週間の自主隔離は免れない」との回答。

日本でワクチン接種済者がより自由を得られるようになるのは一体いつになるでしょうか。

私は6月上旬に帰国予定で(飛行機が欠航にならなければ)、公共交通機関不使用のため入国した東京で2週間の自主隔離、そこから故郷福岡への移動予定です。

小学生の子供は例年通り地元の小学校へ一時就学(またの名を体験入学・仮入学 ※地方によって呼び名に違い有り)させるつもりにしていましたが、念のため教育委員会に「今年度の一時就学受け入れ実施の可否」についてお尋ねしました。5/3のことです。

しかし連休が明けても返事がなかなか返ってきません。

やや不穏な空気を感じながらも、メールが埋もれている可能性があると思い、今度は教育課に直接電話。

結果、こちらからの質問メールには気付いておられましたが検討中で、今週中には回答できるとのお返事(時間がかかる分にはこちら一向に構いません)。

そして昨日5月13日ようやく返事がありました。

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