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夕焼け新聞

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本記事は、米国オレゴン州ポートランドを中心に毎月発行されている日系紙「夕焼け新聞」に連載中のコラム『第8スタジオ』からの転載(修正・加筆含む)です。アメリカで暮らす日本人の葛藤、…
このマガジンを購読すると、アメリカ教育システムについて、バイリンガル教育の葛藤・ティップス、アメリ…
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#人生

人生はどのように設計されているか

2024年が始まって2月になりました。オレゴンには寒波が来ているとのこと、皆さん大丈夫でしょうか。 どうか暖かくして、しっかり食べてしっかり寝て、この冬を乗り切ってほしいと願っています。 わたしは以前ボストンに住んでいたことがありますが、本当に冬の大変さは尋常じゃありませんでした。スノーストームで大学やデイケアはしょっちゅう休みになるし、車なしの雪のなかの赤ちゃん連れ食料調達の徒歩の苦行といったら(以下略)。 ともかくも心と体の健康が本当に大事だと思いますので、くれぐれ

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謹賀新年 「選んだことなんてわずか」

▶︎謹賀新年挨拶 新年あけましておめでとうございます。2024年になりました。 年始に能登地震が発生し、今もまだ日常とは大変に遠いということを心配しています。どうか被災された皆さんが安心と安全を1日でもはやく取り戻すことをお祈りしています。暗い始まりですが、どうかどうかその中に一筋の光を見つけることができますように。 あなたは新年の幕開けをどこで迎えましたか。初日の出を見ましたか。誰と過ごしましたか。 この原稿を書いている今は、12月半ばなのですが、私は、サンディエゴで

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体と向き合ったら心と向き合ったお話

▶︎なぜあっという間に感じるのか   今年も終わろうとしている。スクールイヤーのスタートも、仕事の開始年度もいずれも9月からなので(スクールイヤーは正確には8月だけどまあいいや)9月を迎えると毎年新しい気持ちになるのだけど、考えたら1年としての終わりまで4ヶ月しかないのだ。だから余計にアッという間に感じてしまうんじゃないかと思うのですが、皆さんいかがですか。  でもね、一方で1年のうちによくよく考えたら3回も(3回って多いよね)新しい気持ちになってるんですよ、わたし。  

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どうして小説を書くのか

秋の気配が漂ってきました。いかがお過ごしですか。 最近の私は、日焼け止めをつけるのが面倒くさい、というよりも、夜に日焼け止めを落とす作業と時間が面倒すぎて(その分寝るのが遅くなる)、朝、日焼け止めを塗るのがとても嫌になり、それならば体を服で覆うように顔も完全に覆えば日焼け止めを塗る時間は省けるという短絡的な発想から、【帽子+サングラス+どでかい手作りマスク】という出で立ちで、この季節を過ごしております。 あなた誰?と思われることもしばしば。 この間なんて「Are you

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