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サンダー、サイダー、サバイバー。まっとうに生きるって、大変だ。
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2023年9月の記事一覧

マスクの高校生と、白い風船

高校生達が、マスクを着けていた。 この数ヶ月、電車に乗ることは度々あったけど、学生の帰宅…

相地
7か月前
6

落ち着かない天気と、落ち着かないぼく

12時をすぎたら、出かけようと思っていた。 12時なのに、特に理由はない。 ただ、ToDoリスト…

相地
7か月前
4

自分のために、パートナーにコーヒーを淹れた

夕方に、コーヒーを淹れる時間は、祈りのように感じる。 それから、朝も。 昼は、あんまり。…

相地
7か月前
7

もどかしさに、吞み込まれてしまわないように(今朝は、ホットミルク)

頭の中に、ぐらぐらする何かがある。 気がする。 天気は、いいとも悪いとも言えない、曇りだ…

相地
7か月前
8

「なにもしない」を、してみるとは

ほとんど、なにもしなかった。 のは、そうしようと思って、そうした。 まだ、やらないといけ…

相地
7か月前
4

一番、どうでもいいのは、

haruka nakamuraの『Lamp』の始まりで、聞こえてくる子どもの声。 瓜二つといっていいそれを…

相地
7か月前
3

浴室は、安寧の地

上から、降りそそがれる湯を、両手ですくうように、ためて。 両手を離しては、湯は下に流れて、そんなことを、無意識でくり返して。 ただただ、熱いシャワーに打たれている時間。 髪や体を洗う前に。 そんなときは、大抵、疲れている。 なにも考えず、もしくは、なにも考えないように。 苦しいことを思い出すことが、増えたからかな。 シャワーが洗い流してくれるとは、思っていないけど。 両手にたまっては、あふれる湯を見て、なにも思わないけど、無心にはなれるから。 たぶん、そうい

忘れてよかった記憶だったのに、

後悔ばかりしている。 人と会って、話した後は。 その人が嫌だったとか、嫌なことを言われた…

相地
7か月前
3

ようやく、身も心も壊されずに?

雨の日の焙煎に、慣れない。 なにを焙煎するかといえば、コーヒー豆。 (たまに、「お家で焙…

相地
7か月前
4

改めて、目まぐるしい日々の始まり

調味料をしまってあるところに、砂糖がない。 奥まで探してみたけど、ない。 ぼくはもちろん…

相地
7か月前
6

自信のないことしか、ないけれど(今朝は、ホットコーヒー)

朝から、ゆるやかに汗ばんでいった肌。 着ていた割烹着を脱ぐ。 火傷しないための着用とはい…

相地
7か月前
4

たえまなく、たてつづけに

古本屋に、古本を補充しに行った。 もちろん、ぼくは問屋でもなんでもなく。 (古本屋に問屋…

相地
7か月前
7

目まぐるしい日々の、一区切り

「甘いの、ありますか」 「甘いの」 と、思わずおうむ返しになった。 ぼくのメニューには、…

相地
7か月前
5

変わらず、緊張して目が覚める

少し前に淹れたアイスコーヒーのときとは違う豆で、新たに淹れてみた。 レシピは同じでも、なかなかしっくり来る濃度にならず、難儀した。 とにかく、今日の分のレシピは、決まったのだけど。 昨日から、緊張してばかりいる。 珈琲屋になったとはいえ、まだ、出店は2回目だ。 (ぼくには店舗はなく、ときどきどこかにふらりと現れる珈琲屋。) それに、テイクアウトで提供するのは、今回がはじめてだ。 前回のように、グラスやカップを使わない分、気が楽ではある。 (食器の洗い物が省ける