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エリオット波動と見えないものを見る力。

7月25日から始めたトレードの生配信で口座残高4倍を達成しました。エントリーイグジットを公開しながら、達成できたことに自分でも驚いています。

僕が勝てるようになったのは、形から離れたことがきっかけですが、それは、今回のテーマのエリオット波動にも言えます。

形だけ当てはめようとしてもうまくはいきません。口説き文句をいくらたくさん覚えても、お客さんからも女性からもモテないのと同じことです。

大切なのはどうしてこう言う形になるのか、その原理や中身について考えることなのに、理想のエリオットみたいなものを探し続けている人、ネットでたくさん見かけます。

それでは、エリオット波動に対する僕の考えを書いてみます。

相場には意識を多く集めるプライスと、あまり集めないプライスがありその両方を僕は見ています。意識を集めるプライスとは、反転ポイントではなく、売りと買いの戦場です。そして大きな戦場で決着がつけば、小さな戦場は飲み込まれていきます。

節目で底値を作り最終的に反転するまでに起こることを例えに話を進めます。大きな節目に到達すると、大きな戦闘になることが多いです。ただ、こういう節目では参加者が多くなるので、戦闘の決着には時間がかかります。そして、反転を狙うなら、赤の1波(いっぱ)の出現を待たなくてはなりません。理由は、大きな節目での戦闘で戦況がどちらかに傾き始めている、この場合であれば買いに傾き始めているというのを察知したいからです。

ただ、1波についていかないのは、黄2波(には)の発生が決まっているからではなく、ネックラインでの戦闘の決着がついていないからです。ネックライン付近の戦闘では、売りが一度は優勢で底値まで、売ってきたわけですから、売り優位だったネックラインまで戻れば再び売られます。だから、2波が生じるわけですが、ただ、大きな節目で決着がついて上昇し始めているなら、ネックライン付近での戦闘の結果、再び底値を目指そうとしても力足らずでどこかで止まってしまう可能性がある。しかも、ネック付近から一度、底値まで売ったことによってベアの戦力はかなり消耗している。そんな風に2波を僕は見ています。

そして、2波の中を5分足チャートなどで、例えば、売りが有利に感じられる場面なのに、買いが問答無用な強さを見せたりすれば、大きな節目での決着の影響をそこに感じられるので、青3波(さんぱ)を狙ってエントリーできる、僕はこのようにエリオット波動を利用しています。

エントリーの方法でなく、今回の記事で書いたように、相場ってどういう原理で動いているんだろうと考え始めることで、見えないモノを見る想像力を養うことができます。そして、想像力こそ相場に対して有効な唯一の武器なのではと僕は考えています。

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