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美術館めぐり『大原美術館』

こんにちは。藍澤誠/Jの先生です。

前回、大原美術館のすぐわきのカフェ『エルグレコ』のことを書きました。そこで一つ疑問に思っていたのですが、どうして自分の手持ちのデータに、大原美術館の写真がないのかなと。。。

答えは言うまでもなく簡単で、美術館だから当然写真撮影NGだからなんですけど、大原美術館内の作品群が心に残りすぎていて、自分の心の中にあるデータが、まるでGoogleフォト内部のデータとして保存しているように錯覚していたのでした。

そんなわけで、美術館の外観です。
たぶん入口を下からあおりで撮影したのもですが・・・
なぜ、こんな角度の写真しかないのだろう。その理由についてはまったく思い当たらない・・・

入口の天井 クラシックで素敵

古今東西、圧倒的な作品数。ありきたりな感想ですが、1日で観るのはもったいないくらいでした。牛がめっちゃ巨大なアンリ・ルソーの作品や藤田嗣治の絵も観られて面白かったのですが、こうした大きな美術館については、何日も通いたいものです。

そんな大原美術館公式の作品リストはこちらです。公式サイトの絵もサムネイルじゃなくて、課金要素があっていいから、まるでバーチャルに美術館を訪れているみたいに楽しめるサイトになっているといいのだけれど・・・いろいろと無理なんでしょうね。

そしてそして・・・美術館に入ると「自分も描いてみたい欲」がアップするわけですが、その思いのやり場というか、形にできる場がないのも残念です。

美術館の隣にカフェもいいですけど、たとえばいろいろな画材があるアトリエがあって、そこでいろいろな創作活動がその場でできるみたいなところが併設されていたら最高なんですけどね。

「そういうことは自分の家に帰ってからやってね説」もありますが、脳内に浮かんだイメージが鮮明なうちに取り掛かりたいわけです・・・と思ったりしたものの、写真もネットもない時代に、ミケランジェロの作品を観て、エルグレコは創作したことを想うと、イメージの保存というか喚起力は、時空を超えたり長期にわたったりするものであり、そのくらい強くインスピレーションを得たものが本物なのかな、という気もしてきました。

イメージの受胎から、それを表現するまでの生きざますべてをひっくるめてアートとするなら「今すぐ描きたい」が解消されるみたいなのはやっぱりいらないかな的なことを、美術館のお隣のエルグレコで考えたりしたし、美術館を訪れてから何か月か経った今、自分の仕事場でぼんやり思ったりするのでした。

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