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金継ぎ。その後。


先日、接合の処置をやってみた割れ金継ぎのこの子の、仮止めをそぉっとはずしてみました。
注ぎ口をつまんで、ちょっと左右にくいくいっと動かしてみて、うん、動かない。はずれない。くっついてくれてるっぽい。

よかった…。


この後の工程を確認したんだけど、初めてやってみるのに、注ぎ口は難易度高すぎだっだな…、と、後悔しているところ。

曲面だし、接合部がぐるり回っているし、しかも径が小さいときた。

漆を施すのもヘラ使いが難しいし、はみ出た漆を削ったり、表面にペーパーをかけるのだってこれは…。

でも、やりはじめちゃったからにはここで投げ出すわけにもいかないので、覚悟を決めて先に進む決心をします。

並行してやっている欠け金継ぎの方は、なかなか欠けが納得いくように埋まってないので、刻そをもう少し頑張って重ねてみます。

今日はこの欠け金継ぎの刻そで終わりそう…。


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