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【AIメガネ:フレーム】Vision Proだけでない!Brilliant Labs社が開発「AI Glass」FRAMEが凄い!

Brilliant Labs社開発「AI Glass」FRAMEが凄い!

2月はAppleが発売したVision Proを中心に話題が埋め尽くされ、あんまり注目されてない商品がある。上記動画でもお分かりになると思いますが、レトロなデザインで街のメガネ屋さんで普通に買えそうなものです。

アップル出身者が創業したシンガポールに本社を置くBrilliant Labs社が開発し、現在事前予約販売中のFrameというAIガラス製品です。

ビートルズ風のメガネフレームで60年代のスタイルのデザインを反映したFrame Glassesの最も大きな特徴はオープンソースで作られている点ではないでしょうか。実際Voice to Text OpenAIのWhisperとChatGPTと似ているAIサービスで有名なPerplexityによって駆動されています。

上記AIによる翻訳、検索機能を活用しメガネを使って目の前の建物であるランドマークを識別したり、特定のスニーカーをウェブで検索したり、食べようとしている食品の栄養価を分析したりすることができます。

真の良いところはやはりオープンソースを利用してエンジニアや各使用者がカスタムしたり、独自のスマートグラス機能を構築することができることでしょう。企業は自分の業務に合わせて色々調整が可能になり使い方も無限に広がる可能性があります。

現在Pre Orderを受け付けておりますが、ガラスは目が悪い方のために度数も入れられる仕様での注文もできました。

度数を入れると価格も上がる仕様になっているようで自分の仕様で購入しようとすると商品価格だけで約448ドルになりました(送料は配送先によって変わる)詳しくは詳細ページの確認へ

公式注文ページイメージスクショ

上記の事例でもみなさん気づいていると思いますが、これからのAI時代こそオープンソースの力や活用によって産業構図が大きく影響されると思われます。Open AIやGoogleのような企業主導型技術もある反面、一定制限はあるもののMETAがリリースしたオープンソースファウンデーションモデルラマーの例でもわかるようにオープンソースの破壊力や可能性は非常にインパクトあるものになるのではないかと思っています。真のAI民主化を目指していく人々の力がどのように集約されていくのかが本当に楽しみです。

これからのウェアラブル機器の発展や応用に目が離せません。

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