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質問のコツの話

今日は私が日々質問をする際に心掛けていることの話を。

まずは大前提として、自分で調べてわかることは自分で調べた方が良い。仮に調べてわかることを聞いてしまうと、調べてわかることしか返答されないため、お互いに時間がもったいない上に、その程度の情報は人から聞いただけではすぐに忘れてしまう。何事も、一旦は自身で調べてみることで記憶に定着する。調べてわかることは、知った上で質問するほうが効率的。

次に、質問に対しての自分の答えを最低でも1つ、できれば3つを事前に用意し、質問と同時に伝える。例えば、自分が在籍している部署が来月開催される社内のレクリエーションの当番で、そのコンテンツについての質問をするとしたら、「来月のレクリエーションのコンテンツはいかがしますか?」ではなく、「来月のレクリエーションのコンテンツですが、A案とB案とC案を提案したいのですが、いかがでしょうか?」というようにすることで、上司がそのコンテンツに割く時間を削減できる上、自分で思考する時間が生まれるため、物事を考えるスキルが向上するだろう。この例ではパっとしないだろうが、私はだれかに質問をする際に自分の考えを最低でも1つは用意することを日々意識している。

また、質問に対しての相手の返答の期待を自分でも言語化しておくことも大切だと思う。例えば、「共感してもらいたい」のか「ただ情報がほしい」のか「新たな視点がほしい」のかなど。

そして、思い込みで一歩先にいった質問をしないことも意識している。例えば「安定した人生を送りたい」ことが自分の希望であるのに、「安定した人生を送るには、公務員になるのが一番だと思うのですが、公務員の中での職種で迷っています。警察官と消防士だと、どちらがいいですか?」という聞き方にしてしまうと「消防士じゃない?」という返答になってしまうので、その質問事項の本質を理解することを気をつけている。この場合だと、安定した人生の「安定」とは、収入を指しているのか、それとも福利厚生やライフスタイルを指しているのかといったように本質を言語化しておく。

最後に、「聞きやすいから聞く」ということは避けるようにしている。聞きやすい人に聞いてしまうと、ミスリーディングが起きやすい。例えば、学校の先生に「起業したほうがいいですか?」と聞いても、起業したことがない、企業で働いたこともない、周りにも起業家がほとんどいないという、聞きたい質問に対しての1次情報を持っていない人に聞いてしまうと、誰かに聞いた話などの変な返答をされてしまうため。

以上のようなことを意識して質問することを心掛けると、お互いに無駄な時間が削減できたり、本質を突く質問ができると思う。いわゆる質問力が向上するだろう。とにもかくにも、まずは質問をする前に自分の頭で考えることが大切。

まとめると、お肉を柔らかくしたいならコーラやビールなどの炭酸飲料に浸けるとよく、お肉は弱酸性にすることで柔らかくなるらしい。

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