仕事がつらい時の対処法
なにかアウトプットしないと落ち着かない気分の私です、こんにちは。
最近梅雨らしい天気だからか気分はなかなか上がりませんな。そんなときもあるよな。
今日は動画の文字起こし(一部)をしたいなと思います。
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IT企業を休職した過去。登録者160万人ピアニスト・ハラミちゃんが語る「仕事がつらい時の対処法」
テーマ
仕事がつらいときどうすればいいですか?
インタビュアー:
仕事がツラい人にメッセージという企画で「なんか仕事キツイな」とか「自分の人生このままでいいのかな」ってモヤモヤしているところでアドバイスしていただけるといいかなと思っております。
ハラミちゃんの会社員時代
ハラミちゃん:
働いてた業界はITに勤めてたんですけども、音楽大学からITに行くということでパソコンさえ触ったことがない状態で入社して、ゼロからというよりマイナスからスタートしたようなこの私をチームのみなさまが愛情深く育ててくださって、その方たちのためにも「頑張りたい」みたいな気持ちがめちゃくちゃ突っ走ってしまったりとか、量でカバーするしかないみたいな、そういうガッツみたいな部分がちょっと出過ぎてしまって、上手く自分の力が抜けなかった。気付いたら「会社に行けないかもしれない」みたいになってしまって。それは今でも結構反省してますね。
ハラミちゃん:
「どこまで自分でやっていいのか」とあと「人を頼っていいのか」さじ加減がわからなくなってたのかなと思います。
「もっと頑張らないと」と思う人へ
インタビュアー:
「頑張りすぎる」ってところで、同期とか他の先輩社員と比べて「自分は全然できてないんじゃないか」「もっと頑張らないと」って思う人が多いと思うんですけれども、そういう人に向けて「もっとこうしたらどう?」みたいなお話とかありますか?
ハラミちゃん:
持論ではあるんですけど、強みの一点突破をしたほうがいいなって思っていて、得意な分野とか才能とか特化した部分を円グラフにしたときに他の人よりゲージが少な過ぎて、同期とか先輩とか後輩とかとどうしても比べて劣等感を感じるところって自分のゲージが足りてない部分だと思うんですよ。そういうところばっか気になって劣等感とか「全然ダメだ」って自信がなくなっちゃうっていうよりも、まだ得意とは言えないけど「ここは苦じゃないな」「こういうことをやってる自分は比較的に他のよりラクにできるな」みたいな、一個そういうのを見つけてそこをどんどん伸ばして、その分野の人といえば自分みたいな、一点突破型みたいなものを見つけたほうが「自分にはこれがある」みたいな気持ちの支えになっていくような気がしたので、そういう気持ちのほうがいいのかなと思いました。
インタビュアー:
ハラミちゃんにとって一点突破できるところはどこですか?
ハラミちゃん:
ユーザ目線をめちゃくちゃ特化するっていう部分に集中しました。自分が企画する運営サービスを使っている人の目線で一番わかる人になろうと思っていました。
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漠然とした不安を抱えている人へ
インタビュアー:
「今の仕事でいいのかな」とか「自分の人生このままいったら30歳40歳50歳になって終わっていってしまうんじゃないかな」っていう漠然とした不安をかかえている方も多いと思っていて、そういう気持ちとどう向き合えばいいのかっていうお話を聞いてもいいですか?
ハラミちゃん:
「本当にこれは天職だ」と思ってる人は意外といないと思っていて、人間はいろいろな思考が増えたりとかいろいろな価値観が広がったりするのってやっぱり社会に出ていろんな人と触れ合って、自分が仕事っていうものに触れたときに器も変わるし、考え方もすごい変わる時期だと思っていて、自分って今どういう自分なのかっていうのを認識するのはすごい大事だなと思っていて。自分のことを客観的に見れるようになってる状態で「自分は改めてこういう人間なんだな」「この業務を活かせる他の仕事があるんじゃないかな」みたいなことを自分のノートに書いてみたりとか、自己分析をもう一回することが大切なのかなと思いました。
インタビュアー:
ハラミちゃんはどういう形で自己分析をしてたんですか?
ハラミちゃん:
ゼロから「自分はどういう人間だ」ってノートに書き始めるのは難しいじゃないですか。ペンが動かないと思うので。本屋さんに行って自分が気になってる部分の本を買って、それを読みながら「私はこういう人だな」とかじゃなく、本当に本音の本音、自分しか見ないノートなのでどんなに汚い自分でもめちゃくちゃ書き出して、気づいたのが「八方美人」✖️「嫌われたくない」=「仕事が断れない人間」になってたんですよ。そもそも「断れないんだ」ってことさえ気づけてなかったし、「八方美人だ」なんて思ってなかったんですけど。「だから仕事がどんどん来ちゃう状態でパンクしちゃったんだ」とか。自分では腑に落ちることはできたんですけど。そうやって自分を知っていったっていう感じですね。
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休日に上手く休めない人へ
インタビュアー:
仕事が大好きだったり、打ち込みすぎて上手く休めない人がいると思っていて、休日も仕事のことを考えてしまってなんかバテちゃうというか。肩の力の抜き方ってあったりしますか?
ハラミちゃん:
結論から言うと、肩の力を抜くことはできないと思っていて、肩の力を抜かないといけないのに抜けない自分にさらにイライラするじゃないですか。発想の転換じゃないんですけど「本当に自分は休日も仕事のことを考えてしまう人なんだ」っていうことを自分で認めてあげて、「休日も考えてしまうけど、平日より考えてないから、これが自分の息抜きなんだな」と。「どうしても考えることさえリセットしたい」と思うときは私は仕事に関係するアプリとかツールを全部携帯から削除してました。そうすると真っ新なスマホになるんですね。アプリを削除して休日は自由にするっていうのがスッキリしますし、それぐらい清々しくなると逆に早く仕事をしたくなるんですよ。いい意味でエンジンがかかるのでなんかそういうふうにしてました。
インタビュアー:
強制デジタルデトックスじゃないですけど(そんな感じですね)
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頑張りすぎていた当時の自分へのアドバイス
インタビュアー:
「頑張りすぎて疲れてしまった」とおっしゃってましたけど、当時の自分に向けて何かかけてあげる言葉というか、何か「こうしておいたほうがいいよ」みたいなアドバイスはありますか?
ハラミちゃん:
もっと人を信じましょうですかね。仕事を他の人に振ったとしてもメンタルでは頼れてないというか。頼ったフリをすごいしちゃってたなぁと思っていて。先輩でも後輩でも本当にその人を心から信じて任せたけど、信じた結果うまくできなかった、マイナスになったとしてもそれはそのチームにとっての進歩じゃないですか。「気づけた」っていう進歩になると思うので、身を委ねてメンタル的にも頼って信じることがチームにとって財産になるってことを伝えたい。
要点まとめ
・強みの一点突破をする
・社会人になっても自己分析してみる
・肩の力を抜くことができない自分を認める
・チームメンバーを信じる
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以上です。本を読んで自己分析したいなと思いました。
ご一読いただいた方ありがとうございます。動画もぜひご覧ください。
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