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【日曜メイン予想】安田記念全頭診断(2023/06/01)

どうもアイウエくんです。
少し体調を崩してしまい更新を楽しみにしていただいた方にはご迷惑おかけしましたが、すっかり元気になりましたので今週も日曜メイン予想を行いたいと思います!(ダービーレース回顧や過去データ分析を楽しみにされていた方は特に申し訳ございません)
また結果にこだわってやっていきたいという想いがありますので、今後のやり方を少し模索しながら更新していきたいと思います。
これまで通り全頭診断ならびに最終結論、買い目の発表は行っていきますのでぜひ参考にしていただければと!

さて、今週は6週連続GIのラストを飾る安田記念。非常に豪華なメンバーが揃い、予想も難解かと思いますが、こういうレースこそ予想のしがいがありますし、私自身今年のNHKマイルCから始めた予想公開で未だ的中なしという結果ですので少し力が入っています。まずはしっかりと各馬のチェックというところで本日全頭診断をしていきます!

それでは早速いきましょう!
これまでは前編、後編と分けておりましたが、今回は全頭一気にいきます。
少々長くなりますがぜひお付き合いください。
※それぞれ【S】【A】【B】【C】の4段階評価で採点します。

イルーシヴパンサー【A】

前走中山記念8着。最後の直線ではドーブネとシュネルマイスターとの間に挟まれ進路が無くなってしまったことで着順を落としてしまいましたが、久々の中山かつ1,800m戦にしてはそこまで大きく負けていない点で評価は下がらなかったです。また昨年安田記念で1番人気に支持されるほど実力は認められており、結果は8着と敗れはしましたが、初の58kgを背負って上がり最速タイの32.6をマーク。今回は年明けの京都金杯で58kgでの勝利を経験し、中山コースから4勝している最も得意な東京コースへの移り変わりという点でプラス材料が非常に多く、人気もしそうにないため積極的に狙ってみたい1頭です。

ウインカーネリアン【C】

関屋記念、東京新聞杯と重賞2勝。前走ドバイゴドルフィンマイルでは初ダート経験ではありましたが、4コーナー付近まで見せ場十分でさすがに直線最後は力尽きてしまいましたが新しい一面を見せたと思います。この馬自身非常に競馬センスはある馬であることは間違いないのですが、今回はメンバー関係が非常に厳しく、同型の先行タイプの馬も強力ですから見せ場はないかなと考えています。

ガイアフォース【B】

前走マイラーズC2着。休み明けかつ初めてのマイル&58kgというレースで、道中かかる素振りも見せてましたし、4コーナーから直線にかけてもやや外からブロックされる形の競馬ではありましたが、進路を見つけ追い出されると末脚鋭く伸び、最後シュネルマイスターに躱されはしたものの2着という堂々たる結果でした。菊花賞で1番人気に支持された実力はやはり本物のようで、今回も期待はできるとは思います。ただ唯一の不安点は東京未経験という点で、今回他のメンバーが非常に強力であるため、これをどう見るかという点が鍵になると踏んでます。現状はB評価ですが穴としては面白い1頭だと睨んでます。

カフェファラオ【C】

地方も合わせダートGI3勝の実績の持ち主。ただ昨年フェブラリーS1着からの安田記念参戦で大敗したようにやはり芝コースでは荷が重い印象です。今回はドバイ大敗からの参戦でもあり相手関係も昨年よりも厳しいのでこの評価を付けざるをえないです。

ジャックドール【B】

前走大阪杯勝ち馬。今回は初のマイル参戦となりますね。個人的な見解ですが、そもそもマイルにはマイルの走りがあると考えてまして、これまでデビューから14戦連続で2,000mしか経験がないこの馬が初めてのマイル、そしてマイル路線でバリバリ活躍している一線級相手に好走するというイメージが持てないのが率直な印象です。この馬自身スタートが上手く、逃げでも好位でも競馬ができる点は非常に魅力ですが、マイルならではのペースや息の遣い方に本番でいきなり対応できるかと問われると疑問符がつきます。C評価も考慮しましたが、本命馬によっては相手候補にはなりうるかなと現状は考えていますので一旦この評価とさせて下さい。

シャンパンカラー【B】

前走NHKマイルC勝ち馬。東京コースは抜群の相性でここまで3戦3勝。今回は3歳馬ということで54kgと斤量的にも恩恵があります。ただ前走は全てがうまくハマったという印象が強く、展開面や位置取り、私が予想の核としてあげた「最もスムーズな競馬」をした点での勝ちであり、今回このメンバー相手に同じような競馬ができるかという点では少し厳しいのでは、というのが率直な意見です。枠順次第では消しも考えたいと思いますが、東京コースの相性はさすがに認めざるをえないため評価としてはB評価とします。

シュネルマイスター【S】

前走マイラーズC勝ち馬。比較的先行勢に有利な流れの中後方から直線一気で上り最速の脚を繰り出し見事勝利。昨年安田記念は直線でやや進路が取れず、仕掛けが遅れた分勝ち馬ソングラインに一歩及びませんでしたが、それでも2着と健闘している点でやはり能力はかなり高いです。その安田記念以降凡走が続いていましたが、やはりこの馬は東京適性が高く【2,1,1,0】と抜群の安定感。脚質的に展開に左右されがちではありますが、臨戦過程も特に問題ないですし人気上位勢の中ではかなり信頼できそうと現状考えています。

セリフォス【B】

前走ドバイターフ5着。昨年マイルCS覇者。現時点でのマイル王といっても問題はないと思っていますが、この馬は成績を見ても阪神>東京の適性が強く出ている印象で、また今回初めての58kgに対応できるかという点が懸念材料です。(58kg適性については過去執筆の記事を参考としていただければと思います)マイル実績を考えると狙いたくなる1頭ではあるのですが、それゆえに人気になりそうでもあるため現状は積極的に買いたいとは考えていません。

ソウルラッシュ【B】

前走マイラーズC3着。大外枠からスタートを決めましたが、道中は外々を回る競馬で直線も1,2着馬以上には伸びてきませんでしたが、堅実な走りで3着確保。タイプ的には馬場が渋った方がよさそうで当日の馬場状態次第では狙ってみても面白いとは思います。ただセリフォス見解と同様でやはり適性としては阪神>東京なのかなという印象なので評価としてはこの評価が妥当と判断しました。

ソダシ【A】

前走ヴィクトリアマイル2着。大外枠からも持ち前のテンの速さを活かして番手につけ、まさに勝ちに行く王道競馬を見せてくれました。結果ソングラインに差されはしたものの、この馬の能力は存分に発揮されていると思いますし、休み明けで一度叩かれた上積みも期待できると思います。牡馬相手にどこまでやれるかという部分でも昨年マイルCSで3着と実績もあり、今回のメンバー相手でも十分やれるとみています。

ソングライン【B】

前走ヴィクトリアマイル勝ち馬。道中はかなりごちゃついた馬群の中で競馬をしており、正直直線ではもう脚は残ってないだろうと見ていましたが、さすが昨年の安田記念覇者ということもあってか鋭い脚を見せソダシを躱し1着となりました。ただ個人的な見解としては昨年すでに勝っている安田記念とまだ勝っていないヴィクトリアマイルを天秤にかけた時、より勝ちたいのは?という問いの答えが前走だと考えていまして、前走メイチで仕上げた分今回は余力が残っていない可能性があると見ています。この点でソダシと評価が分かれ、この馬はB評価としました。

ダノンスコーピオン【C】

前走京王杯SC11着。スタートは決めましたし1枠の利を活かして経済コースを通り、直線も進路ができたように見えましたが、追い始めてからは案外でやはり初の58kgが応えたか、と個人的には見ています。ただNHKマイルC覇者でもあり今回は人気もしそうにないことから大穴として狙うのも十分価値ありとは思いますが、今回のメンバー相手で果たして馬券内まであるかという点を考えるとやはり厳しそうと判断しこの評価です。

ドルチェモア【C】

前走NHKマイルC12着。道中馬群に揉まれる展開となり直線も全くいいところがなかったですが、渋った馬場や展開に恵まれなかった点では度外視しても良いとは思います。ただそれを差し引いても昨年朝日杯を制した2歳王者にしては負けすぎな印象で、今回はメンバーレベルも上がることから馬券としては見送りたいと現状考えています。

ナミュール【B】

前走はスタート直後に外から内へ切り込んできたソダシの影響を受け、馬が少し立ち上がる不利がありました。その不利もあってか上手く流れに乗ることができず7着と敗退。この馬自身の本来の走りができなかった点では今回再度その期待をすることは十分できると思います。ただこれまで牝馬限定戦での競馬が多く、唯一牡馬と走った東京新聞杯では今回同様に出走するウインカーネリアンに負けていることから能力的に足りていない可能性が否定できないです。そのため現状としてはB評価とします。

ナランフレグ【C】

前走高松宮記念4着。この馬の印象は「重馬場巧者のスプリンター」これに尽きるかなと思います。脚質的にもスプリントの流れを経験しているとはいえ後方での競馬になる可能性が高そうで、今回はマイル戦線の一線級が勢揃いしているのでさすがに厳しいと考えます。

マテンロウオリオン【C】

前走マイラーズC5着。スタートにやや難がありますが前走はスタートもしっかり決め、先行内目から競馬をするという新たな一面も見せてくれました。ただ3歳時にNHKマイルC2着実績はありますが、そこから馬券内もなく、今回この舞台で穴をあけるというと少し厳しいと思いますのでC評価です。

メイケイエール【C】

前走高松宮記念12着。ヴィクトリアマイルの出走が叶っていればそこでは穴として狙ってみたい1頭でしたが、コンディション不良での回避からこの安田記念参戦という点ではメンバーレベルも厳しくなりますし、正直に言って苦戦が強いられるとみています。
ただこの馬は別の観点で注意が必要でそれは何かというと、枠順配置により他馬の走りに影響を与える可能性があるという点です。そういった意味で明日の枠順発表ではこの馬の枠に注目したいと思っています。

レッドモンレーヴ【C】

前走京王杯SC勝ち馬。道中は後方でじっくりと脚を溜め、直線では外に持ち出し鋭い末脚で勝ち切りました。ただこのレース自体のメンバーレベルが低く、この馬自身初の58kgかつ一線級との競馬となるので、本番はかなり厳しい競馬になるのではと考えます。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました!
最後に評価毎のまとめです!

【S】
シュネルマイスター
【A】
イルーシヴパンサー、ソダシ
【B】
ガイアフォース、ジャックドール、シャンパンカラー、セリフォス、ソウルラッシュ、ソングライン、ナミュール
【C】
ウインカーネリアン、カフェファラオ、ダノンスコーピオン、ドルチェモア、ナランフレグ、マテンロウオリオン、メイケイエール、レッドモンレーヴ

枠順抽選次第では評価の上下動がかなりあるかなとみてますので、明日どのような枠配置になるか注目したいと思います!特にメイケイエールの枠には要注目です!

最後に…

以上、安田記念全頭診断でした!

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