【日曜メイン予想】ヴィクトリアマイルレース回顧（2023/05/15）

うーん。残念…！
本命◉は②スターズオンアース。てんとう虫印をつけるほど自信ありでしたが、結果は3着入線も1着固定&相手筆頭の⑪ナミュールが圏外ではずれ…。
簡単にレースを振り返りを行います。

（↓当日の予想記事はこちら）

１．◉スターズオンアースについて

スタートから当初の予想とは異なる展開になってしまいました。当初私はこの馬の過去の戦歴と前走2,000m戦ということを加味し、今回はマイル戦ということで中団～後方待機の競馬をすると想定していました。しかしこの馬自身反応が非常に良く、鞍上ルメール騎手もおそらく前目につける競馬をしたかったのかな、という出だし。このような競馬を余儀なくされたのも1枠という条件からだと思うので、やはり枠順は非常に重要ということを再認識させられました。

道中は馬場の悪かった最内を避ける形で競馬をし、直線を向いてからはしっかり進路を確保し追い出しましたが、前で競馬をしていたソダシをかわせず、また勝ち馬ソングラインに差される競馬となりました。

この馬の最大の魅力は高い瞬発力であり、それは桜花賞以前と桜花賞以降で結果としても表れており、桜花賞以前では前目のポジションから早め抜け出しで持続的に粘りこむを図る競馬であったのに対し、桜花賞からは後ろ目のポジションから4コーナー付近でギアを上げ、直線で弾けるといった競馬をし結果を残してきました。

ルメール騎手も今回のレース後コメントで、

「今日はゲートから出していって、ポジションを取りにいった。道中はソダシをマークしていって、この馬も反応はしてくれたが、マイルでの瞬発力の差が出た。そのぶん、最後はじりじりになった。終始、スムーズに運んで、この馬のパフォーマンスは出せた。距離は2000メートル以上の方がいいと思います」

と述べており、まさにその通りの結果だと納得しています。
とはいえ、しっかりと3着内は確保し、未だデビューから10戦連続で馬券圏外なしと安定した成績を残しているため、今後も注目していきたいと思います！

２．他馬について

1着は⑥ソングライン。やはり東京マイル適性がモノをいった結果でしたね。（NHKマイルCも東京マイル巧者のシャンパンカラーが勝利）
この馬の最終評価は枠配置を考慮して抑えとしましたが、枠や位置取りなど関係なく強さを発揮しており、素直にお見事だったと思います。

2着は⑯ソダシ。ロータスランドが逃げる展開にはなりましたが、やはりスタートから出していき番手を確保。直線向くと早め先頭に立ちそのまま押し切るかと思いましたが、勝ち馬ソングラインにわずかにかわされての2着。それでも長期休み明けでの1戦でこの馬のパフォーマンスは十分発揮されており、次走も引き続き好走が期待できるのではないでしょうか。

もう1頭触れると⑪ナミュールに関してはやはりスタートでのソダシ斜行によるアクシデントが大きいと思います。特にマイル戦はスタートから道中どこかでロスがあるとそれが最後の直線で伸びきらないという結果に多々なるので、残念ですがこれもまた競馬と割り切っています。ただ次走でも狙ってみたい1頭です。

最後に…

総じて結果としては不的中であったものの、考察自体は大きくずれていないとポジティブに考えたいと思います。1～3着は全頭診断でそれぞれ【A】⇒【A】⇒【S】評価。そして彼女たちはやはり56kg適性を持った馬たちで、（15番人気のディヴィーナが4着でしたが）最終結論で述べた通り、穴馬の台頭も結果的にありませんでした。まだまだ春のGIシーズンはまだ続いていきますので、しっかりと反省をしつつも自分のスタイルやバランスは崩さずに予想していきます…！

次のGIは オークス。桜花賞を異次元の脚で勝利したリバティアイランドに一矢報いる馬はいるのか…！非常に楽しみです！

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