しあわせを探す


こんにちは。aiuです。
特に書くこともなく毎日を過ごしていたので少し途絶えてしまいましたが、本来の自分の感情を言語化する、という目的から逸れている気がしていたので。再度少しずつ書いていきます、

少し前に彼氏と別れた話を書きましたが。
同棲していた部屋から荷物を実家に移す作業を昨日してもらってました。彼氏の荷物は向こう側に送り、いらない家具は粗大ごみで出していたので、もうここに来るのは解約の立ち合いのときだけ。

業者の方が少し予定の時間よりも遅れるという連絡をもらっていたので、せっかくだし外に出るか、と散歩していた。
歩きながら、ふと思い出した。「ここの喫茶店行ってみたいね」と話していた場所。2人でその土地に住み始めてすぐくらいの時、昭和の素敵な雰囲気がする、喫煙可の小さな喫茶店。

もうこうやってこの場所を歩くこともないし最後に行こう、と行ってみた。
おじいちゃんが一人で切り盛りしている、優しい笑顔で話しかけてくれる素敵な店主さんだった。

私はハムトーストとアイスカフェオレを注文して待ってた。持ってきてくれた料理はとても素敵で、値段も安いのにそれ以上のボリュームもあって。何より、なんだかあたたかった。おばあちゃんもおじいちゃんもいないけれど、そう思わされるような懐かしいようなあたたかさがあって、比較的繁華街だけど、こんなに落ち着けて素敵な場所があるならもっと早くいけばよかった、と後悔した。
あの時一緒に来れてたらよかったなと思ってしまったりした。

それでも、お店から出た時の気持ちはとっても満たされていて、しあわせだった。自分で見つけるしあわせって、いいな。こういうのもっと続けていたいなと思った。

やっぱり一緒に住んでいた場所に来ると嫌でも思い出してしまうけどね。楽しかったことも、嫌な事も。
空っぽな部屋を見て、全部終わりだなって悲しくなるけどいろんな呪縛から解かれる気もしたんだ。きっと彼も同じだと思う。

違う場所で、どうかしあわせでいて。
別れた直後はリスカの写真送りつけたり、死ぬことを煽るようなことしてごめんね。

きっと、
しあわせになれたらいいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?