無題

仲良い人・尊敬する人・好きな人

facebookで下記のブログについての投稿を行った。

> 「幾ら近い関係だからって、別段仲良くなくてもいいんだよ」
>「仲良くしないまま付き合う方法、お互いを尊重する方法もあるんだよ」
特に、後者の「仲良くする」と「お互いを尊重する」が別であることを理解してもらえるかどうかが、付き合いやすさにもつながるかな、と思います。
私自身は、そういう人(別と理解している人)とこそ、仲良くなりたいと思うので、それはそれで矛盾しているようにも感じますが(苦笑)
何でもかんでも仲間だぜ!というパリピ的な感覚は元来根暗な身としてはちょっと辛い(^◇^;)
(あるいは、そうしないと一人でやっていけないという必死さを感じて共依存になりそうな潜在的な恐怖を感じるというのもあり…、実態がどうかは分からないけれど、私自身がそう感じてしまう、というだけですが)

「仲良い」「尊重する(尊敬する)」というのは別軸です、という話なのですが、これを考えていく中で、やはりもう一軸もあるな、と気付きました。それは「好き」か否か、ということです。
図にするとこんな感じ。

無題

ここでいう「仲の良さ」というのは、関係性における近さ、あるいは接触頻度という意味で、一般的に言う「仲良し」とはまた少し違うかもしれません。一般的に言う「仲良し」は、「好き」を包含しているとも言えますが、ここは敢えて分けています。

こうして考えた時に、8象限あることが分かります。すなわち
1.仲良いし、尊敬するし、好きな人
2.仲良いし、尊敬するが、好きではない人
3.仲良いが、尊敬できないものの、好きな人
4.仲良いが、尊敬できないし、好きでもない人
5.仲良くないが、尊敬できるし、好きな人
6.仲良くないが、尊敬はできるものの、好きではない人
7.仲良くなくて、尊敬できないが、好きな人
8.仲良くなくて、尊敬できないし、好きでもない人
です。
本当は、プラスとマイナスだけではなく0(無関心)というのもあるのですが、それを含めるとややこしいので割愛。

こう考えた時に、皆さん、1~8に思い当たる人はいませんか?
2.は、思春期の娘さんの父親への感情かもしれません。今1歳半弱の娘にそういわれるようになるかと思うとちょっと悲しいですが…。
5.は、例えば好きなアーティストなど。ここを勘違いすると物騒な話になったりしますね。
7.は、ちょっと距離が遠いものの、自分に似ているところを感じる人に対して抱くかもしれません。自分を大好きな人にはあまり想像できないかもしれませんが。

何が言いたいのかというと、人間関係すべてを1.に持っていく必要もないし、8.に落とし込む必要もないということです。
私にとっての1.は例えば妻です。彼女は近しい事や好きな事も間違いありませんが、私以上に明察な分野もあり、例えば推理ドラマなどを見ていると良くそんなに先が分かるな、と内心驚くことも多いです(言いませんけど)。
一方で、好きになれないからと言って、尊敬しない、という選択肢は、それはそれでもったいないと思いますし、逆に尊敬している相手だからと言って好きにならねば、という意識は負担が大きいものです。

自分の中の感情を見つめて、相手はどの象限にいるか、という意識を持つだけでも人間関係は割と円滑に進むようになったりしますので、お試しあれ。


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