売掛金管理の重要性について考える

こんにちは!AIトラベルの藤本です。
今回は売掛金の管理について書いていきたいと思います。

売掛金とは?

「売掛金とは、得意先に対する商品の販売、あるいは役務の提供によって発生した営業上の未収入金」(中央経済社,勘定科目ハンドブックp27)というのが定義です。つまり、メインの商材やサービスを販売した時に行う掛け取引で発生した債権です。以下にも定義が書かれているので参照してください。


なんで売掛金は管理が必要なのか?

売掛金はいわゆる超重要勘定科目で、管理が必須となります。
それはなぜかといいますと、

・企業のメイン事業で得た、後で入金されるべき債権
・入金が予定より遅れたり入金されないと、資金繰りが狂う
・入金額が想定と違うと、売上高が間違っている可能性がある
・回収が遅れると、督促などでトラブルになりがちである
・貸倒が発生すると処理が大変

普通の企業活動で、事業の売上を現金で受け取ることはあまりなく、ほとんどが掛け取引です。なので、メインのキャッシュの獲得源泉がこの売掛金起因になります。この入金が遅れたりすると資金繰りがずれます。しかもそれが大口だったりするともうてんやわんやです。資金繰りがかつかつの会社だったりすると、月末払いや税金の支払いにも影響あるかもしれません。

また、計上した売掛金がキレイに消し込めていないときも要注意です。なぜなら、そもそも計上額が間違っている可能性があります。売掛金の相手勘定は、そうです、売上高です。売上高は重要指標のひとつなので、これが揺れると事業予測にも影響が及びかねません。

また入るべき売掛金が入金されないと、取引先に督促をかけることになります。単なる支払い漏れだったらいいんですけど、意図的な支払い遅延だとすると回収業務が発生し、泥沼化する可能性があります。

じゃあ管理ってどうすればいいのか

上記のようなトラブルを避けるためにはどうするのかというと
ざっくり以下に集約されます。

・与信管理
・売掛金残高管理

これらを抑えれば、少なくとも先ほど挙げたトラブルを回避できる可能性が高まります。

具体的な方法に関しては次の回でお話しできればと思います!


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