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「自分の頭で考えて、自分の手で書きたい。」自立心の強さと人当たりの柔らかさを併せ持つエンジニアにインタビュー
みなさんこんにちは!
株式会社アガルートITパートナーズ(以下、AITP)の広報を担当しているマツコです。
今回はAITPの「Iチーム」のエンジニアである中村さんにインタビューを行いました。
とても穏やかで優しく話しやすい方で、わたしも普段からいろいろなお話をさせてもらっている中村さん。
そんな中村さんのこれまでのキャリアや現在の業務について、根掘り葉掘り聞かせていただきました。
ぜひ最後までご覧ください!
【自己紹介をお願いします】
エンジニアの中村です。
バックエンドの開発を中心に、新規システムの設計・開発工程に携わっています。
株式会社Luxy(以下、Luxy)に入社後、グループ会社であるAITPに移籍しました。
【Luxy入社前はどんなお仕事をされていたんですか?】
大学卒業後に新卒で入った投資信託系のシステムを扱う会社で、エンジニアとして2年間勤務していました。
会社には、証券会社から毎晩送られてくる大量のデータを処理するための自動プログラムがあったんです。
そのプログラムを新しいものに変えたときに、データに異常が出ていないか確認するのが仕事でした。
ちなみに、プログラムは夜間に「バッチ処理」と呼ばれる一括処理を行っていたんですが、1か月に数回の頻度でエラーを吐くため、持ち回りで"保守当番"としてパソコンを持ち帰る必要があったんです。
しかし、自分が担当者になったとき、
「いつ呼び出しの要請をされるかわからない。自分は眠りが深いけれど、ちゃんと連絡が来たときに気がつけるだろうか……」
と不安になってしまい、一晩中ほとんど寝られなかったということがありました。
【なぜ転職しようと思ったんですか?】
このときの経験から夜間保守がトラウマになってしまい、「できれば夜間保守のない業務がしたい」と思うようになったことも、仕事を変えた理由の一つではあります。
けれども、転職に至った一番大きな理由は、「自分の手でプログラムを書きたい」という思いがあったことです。
前職ではずっとデータの確認作業を行っていたので、業務のプログラミングができないことに対して負い目がありました。
やはり自分の作ったものが画面で動いたときの「お、できた!」という実感が好きなので、現場で揉まれてスキルアップができる会社に転職しようと決意しましたね。
【Luxyに入社を決めた理由を教えてください】
Luxyのことは、知り合いのツテで佐藤さん(Luxy代表)を紹介してもらったことがきっかけで知ったのですが、SES企業なのでバリバリ自分がプログラムを書けることと、夜間保守を担当しなくても良いことから、私の希望にあった会社かなと思ったので受けてみることにしました。
それで面談をしてもらうことになったところ、佐藤さんのお話に共感できる部分がたくさんあったんです。
佐藤さんは、X(旧Twitter)の固定投稿にも書かれているように、ご自身がエンジニアとして苦労された経験から、企業のあるべき姿についてすごくよく考えられています。
そのような方が代表をされている会社なら、いろいろ安心できるなと思ったことが、Luxyに入社を決めた大きな理由の一つです。
それから、新型コロナウイルスが流行する直前のタイミングで転職活動をしていたので、対面の交流会にギリギリ参加することができたんですが、そのとき社員の人たちの雰囲気が良かったことも決め手になりました。
「会社の飲み会」といっても、固くて面白くない会話ではなく、友達同士が楽しいおしゃべりをしているという感じで、それがすごくいいなと思ったんです。
【AITPに転籍した際の経緯を教えてください】
私を含む数名がLuxyでアガルート関連の業務を行っていたんですが、Luxyがアガルートグループに加わってからしばらく経ったタイミングで、そのメンバーたちに、
「アガルートとLuxyが共同で、"AITP"っていう会社を新しく作ることになった。そちらに転籍してほしいと思っているけれど、移らなくても差し支えないので、回答は尊重する」
という話があったんです。
声をかけられたんだから受け入れるのがベターかな、と思ったので転籍することにしました。
【AITPでの仕事内容と、AITPならではの良さを教えてください】
以前は自社開発(アガルートの開発)に携わっていたんですが、最近は主に受託開発を担当しています。
私はどちらも新規開発のプロジェクトに参画していて、「"こういうものを作ってほしい"という要望に応えられる設計をみんなで考えて、その設計に基づいた開発を個人で行う」という形で進めることが多いです。
設計担当なら設計だけ、開発担当なら開発だけを行うのが普通だと思うんですけど、そういった枠組みを気にせず動きたいように動けているのが、AITPならではの良さかなと思います。
「言われたことだけをする」というのではなく、「仕事がざっくりと振られるので裁量をもってあたる」というのが、私の仕事のスタイルと非常に合っていると感じていますね。
佐藤さんからも、「中村くんはふわっと投げといたらいい感じのものが返ってくる」と言ってもらえているので、素直に嬉しいです。
【今の仕事のやりがいを教えてください】
先ほどお話ししたように、転職した一番の理由は「画面で動くものを自分の手で作り、その成果が目に見えてわかる」といった業務がしたかったことなんですが、そういったことが今できているので、やはりそれは大きなやりがいです。
そして、私たち開発チームと依頼元の方との距離が近いため、完成したプロダクトを利用した方々の声が聞けるようになったのですが、
「作ってくれたもの、社内でしっかり使われてるよ」
といった言葉をいただけたときには、「作ってよかったな」とやりがいを感じました。
それから、プロダクトってシステムに詳しくない人も使う可能性があるので、なるべく手厚い設計にするようにしているんです。
たとえば、「こういう条件のときだけ動く」とか「間違えてクリックしても大丈夫」とか。
そういう"ちょっとした親切"の部分を「非常に助かった」と言っていただけたときも、すごく嬉しかったですね。
【今の仕事の大変なところを教えてください】
そうですね、やはり設立ほやほやの会社ということもあって、会社制度の整備が行き届いていないという話はたまに耳にしますが……。
私自身はそんなにその点を大変だと思っていないんですよ。
むしろ、まだ手探りな状態だからこそ、筋さえ通っていればたいていの主張は聞き入れてもらえるんじゃないかなと。
私にとっての大変なところ、なんだろう……。
あ、そうですね、AチームとIチームが違う企業から来た人たちのドッキングなので、些細な文化の差異はありますね。
「あ、そこってそういう風な動きになることもあるんだ」みたいな。
そんな中、会社が相互に認識をすり合わせていく方法を模索しているんだろうなということは感じているので、一つの企業としての一体感は少しずつ生まれていくのかなとは思います。
【現在の働き方を教えてください】
働き方としては、これまでは基本フルリモートだったんですが、最近は週1ぐらいで出社するようにしています。
いまAチームの方と一緒にプロジェクトを進めているんですが、チームの違いからこれまであまり話したことがなかったので、一緒に机を並べて仕事をする中でコミュニケーションがとれたらなと思い、ときどきオフィスに行くようになりました。
そういうことを自分たちの意思で決められるので、自由な裁量権があるなと思いますね。
それから、フルフレックスの使い方という点では、2つ便利だなと感じることがあります。
1つは、役所などに行く用事があるとき、平日昼間に中抜けができるところです。
もう1つは、開発をしている際に気分が乗って、「今日は少し遅くまで頑張ろうかな」というときに、帰りの電車を気にせずに作業を続けられることや、その分翌日遅めに出勤しても良いことですね。
これも、私のスタイルに合っているなと感じます。
【社内・チームの雰囲気について教えてください?】
Iチームは基本的にフルリモートなので、普段の会話はそこまで多いわけではないんですが、打ち合わせがあったら最後5分、10分、雑談が入ったりするぐらいには仲が良いですね。
それから、1か月に1回マネージャーとの1on1ミーティングがあるだけでなく、半年に1回社長との1on1もあるんです。
社長にも言いたいことが言える環境が、社内の雰囲気をフラットなものにしているかなと思います。
まあ、特に言いたいことはないんですけどね(笑)
【今後の目標を教えてください】
今後の目標は2つあって、1つはずっと課題だったインフラのことですね。
今はちょっと苦手なので、もう少しインフラに強くなってAWSでサービスを立ち上げる土台が作れるようになりたいなと思います。
2つ目は、「自分1人でも仕事が回る」と思えるような当事者意識を持てるようになることです。
要件定義側にも少しずつ携わっていって、プロジェクトの中で自分ができる範囲を広げていきたいという思いがあります。
【最後に、この記事を見ている求職者の方へ一言お願いします】
AITPは"一人称"で働きたいという人にとってすごく働きやすい環境だと思うので、そういった方におすすめしたいですし、会社もそういう自分から動ける人を求めてると思います。
仕事以外の交流も盛んなので、入社されることになったらぜひ飲み会などでも楽しく話しましょう。
いかがでしょうか?
今回のインタビューを通して、中村さんは自立心の強さと人当たりの柔らかさを併せ持っている方なんだなと思いました。
AITPが設立されて間もない会社であることから、メンバーには積極的な姿勢や柔軟な対応が求められています。
中村さんのように、そんな環境を楽しんで自ら考えて動くことができる方がいらっしゃったら、ぜひチームに加わってくださったら嬉しいです!
ここまでご覧いただきありがとうございました……!
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