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#118 いくらはいくら

 英語翻訳ソフト、昔に比べたら、近頃はかなり賢くなったようです。但し、ソフトが間違えにくい”変換しやすい日本語”の文章を、”お願いする側”の利用者(人間)が”パソコンに合わせてあげる”必要が、まだ今のところはあるようです。

 例えば、耳で聞いたら(音声では同じ)ほぼ同じ入力文章を、キーボードから日本語入力して翻訳すると次のような結果がでてきました。(〇×△は、私が勝手につけた"しるし"です。)

翻訳の入力日本語

いくらはいくら
いくらは、いくら? 
イクラは、いくら 
イクラは、いくら?
イクラ、いくら 

Bing翻訳

× How much is it?
× How much, how much?
△ Ikura, how much
〇 How much is Ikura?
〇 Ikura, how much?

Google 翻訳

× How much
× How much is how much ‥
△How much is salmon roe
〇How much is salmon roe?
×Salmon roe

Weblio翻訳

×How much is it how much?
×How much is it how much?
△ How much is the salmon roe?
△ How much is the salmon roe?
〇How much is salmon roe?

Excite翻訳

×How much is how much?
×How much and how much?
〇How much is salmon roe?
〇How much is salmon roe?
〇 Salmon roe, how much?

結果

 使うソフトにより結果は多少変動しますが、「イクラは、いくら?」と入力すれば、良さそうです。”いくら”を”鮭の卵”salmon roeと変換するソフトもあれば、”イクラ”Ikuraと変換するものがあるのは、恐らく内部で使う”辞書”に言葉が予め登録されているかどうかが関係していると思われます。

 人間が普段会話で使う”自然言語”をコンピュータを使って”機械翻訳”する取り組みは数十年前から延々と続いていますが、”機械学習” ”人工知能” ”ディープラーニング”と最近よく耳にする技術を使って、また飛躍的にその能力が向上しているようですが、用いられる場面を限定しないと”マダマダ”なようです。

「いくらはいくら」が、こちらの思い通りに訳してもらえるのは、いつのことでしょうか?教えて、アレクサ? 、、、  お後がよろしいようで。