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夫や子どもは怒りの「トリガー」に過ぎない

夫や子どもに対してイライラを感じる。

それをどうにかしたいと思ったとき、相手の行動を変えようとしていませんか?

確かに、夫や子どもに自分が「してほしいこと・してほしくないこと」を伝えることは大切だし、相手がその通りにしてくれることもあると思います。

ただ一方で、相手の行動が変わらないとき、

"あんなに言っているのに、またやっている(やっていない)"と余計にイライラが募ってしまうことも多いのではないでしょうか。

怒ってしまう【本当の原因】とは?

多くの場合、そうした夫や子どもの"ちょっとした行動"は、怒りの爆発の「トリガー」になっているだけであって、それらが【本当の怒りの原因】ではありません。

現に、すごく気持ちに余裕がある時や、気分が良い時に全く同じことをされても、そこまで気にならないことってあるはず。

ではなぜ、夫や子どもの"ちょっとした行動"に対して怒りが爆発するのか。

その原因の一つが、【自分に無理をしていること】です。

結婚したり、子どもが生まれたりすると、良い妻であろう・良い母であろうとして、本当はやりたくないことをやったり、自分のことよりも相手のことを優先して行動することが増えます。

本当は作りたくないのに夫のためにご飯を作ったり、本当は出掛けたくないのに子どもを公園に連れて行ったり、そうした【自分の意志・欲求に反した行動】の積み重ねの結果、ストレスが溜まっていきます。

加えて、自分がやりたいことを我慢していると余計にフラストレーションが溜まります。

その結果、夫や子どもがちょっとしたミスや困った行動をとったときに引き金が引かれ、

「わたしはここまでやっているのに、なんであなたはこれくらいもやってくれないの?!」と怒りが大爆発するのです。

ではどうすれば良いか?

答えはシンプルです。

イライラを減らす方法

イライラを減らすための方法は、

✔︎やりたくないことをやめていく

✔︎やりたいことをやる

この2つです。

やりたくないことを無理してやることにエネルギーを注いでも、誰も幸せにはなりません。

(無理してやると結局イライラして、周りも自分も気分が悪くなるから)

やりたいことを、どうやったらやれるか?自分がリラックスできる時間をどうやったら増やせるか?そっちを頑張りましょう。

例えば、ご飯を作るのが嫌なのに無理して作って、食卓の雰囲気が悪くなるより、ときには買ってきた惣菜やレトルトを気分良く食べることの方が、子どもの食育にとっても、良いはずです。(特に低年齢の間は「正しく・きちんと」よりなによりも「食事を楽しく食べる」ことが大事)

行きたくもない公園に連れて行ってイライラするより、家にトランポリンやミニ滑り台を買ったり、wiiなどで身体を動かすゲームを家でやったって良いのです。

「自分の時間がない」と嘆くくらいなら、夫が休みの日に1〜2時間でもプチ家出して、ミスドで甘いドーナツを食べながらリラックスした時間を作りましょう。

↑わたしはあまりに夫にイライラしたとき、何度かプチ家出しています。行き先は、自転車圏内の図書館、ミスド、整体など。改めて考えると可愛いものです。

"できない"ことばかりに目を向けていても、気分が悪くなるだけです。

あなたは気分が悪い、イライラした毎日を送り続けたいですか?

子育てが大変なことには変わりありません。

でもせっかくなら、少しでもイライラを減らして、気分良く家族と過ごす時間を増やしたくないですか?

良い妻・良い母の条件

真面目な人ほど「さぼれない」「つい自分でやっちゃう」をしがちです。

わたしも結婚当初や出産当初は"良い妻であるべき""良い母であるべき"という思いが強く、そのため無理が募ってよく大爆発していました。(茶碗割ってた。笑)

今は、良い妻・良い母の第一条件は「ご機嫌であること」だと悟って、頑張りどころを変えて、以前より怒り方はマシになってきました。

いきなり変わることは難しいけど、まずはマイクロズボラ、自分へのちっちゃなご褒美タイムを作ることから、始めていきませんか?

(マイクロズボラって何?と思った方はこちらをみてね!https://m.youtube.com/watch?v=-BfEMAIa8PY)

まとめ

今日は、怒りの本当の原因と、その対策について書きました。

あ〜わかる、と思ったそこのあなた!

今日ここから、一歩踏み出してみてください。

イライラを減らす秘訣は、

✔︎やりたくないことをやめていく

✔︎やりたいことをやる

です!

いつものルーティーンに流されず、イライラしてきたらちょっと手を止めて、どうやったらやめられるor負担を減らせるか、考えてみましょう。

手抜きすることのハードルが高ければ、まずは「やりたくないな。どうしよう」と口に出すのもありだと思います。

そうやって口に出さないと、そもそも周りは、なぜあなたが不機嫌なのかわかりません。

おまけ:怒れる妻をもつ旦那様たちへ

どうか、あなたのことが嫌いで怒っていると誤解しないでください。

あなたの奥さんは、「家庭を守りたい」一心で、一生懸命家事や育児に勤しんでいるからこそ、イライラしているはずです。

どうか少し機嫌が良さそうな時などに、

「いつもありがとうね」と一言声を掛けてくだされば、それだけでまた頑張れます!

また、「最近美容院行けてないんじゃない?子ども見てるから行ってきたら?」

「たまには一人で甘いものでも食べて気分転換してきたら?」など言ってもらえたら、

心も緩み、あなたや子どもへの当たりもやさしくなるかもしれません。

うるさく小言を言われたり、怒りの弾丸を浴びるのは嫌なことかもしれませんが、あなたが怒りの矛先になることで、子どもにそれが向けられずに済むこともあります。

どうか、奥さんをストレスから守るんだと思って、そんなことをしていただけたら、とても助かります。

あなたの毎日のストレスが、少しでも軽くなりますように。

お子さんや家族と過ごす良い時間が、少しでも増えますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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