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大人の谷川俊太郎
昨日飲んでたときに谷川俊太郎の話が出て、思い出した。
谷川俊太郎さんの絵本とか小説、子供のころ大好きだった。「もこもこもこ」とか、「太陽の子」とか。けど、大人になってからはあまり手に取る機会がなかった。
2011年に、自分の親しい友人が事故で亡くなったり、東北の大震災があったりして、人が死ぬってなんだろう。死んだ人とどういう距離感でいたらいいんだろう。って考えていた時期に、たまたま谷川俊太郎さんの「あなたはそこに」という詩の本を手にとりました。
谷川俊太郎さんが亡くなったガールフレンドに向けて書いた詩なのですが、私には死んだ人との向き合い方としてすごくしっくり来ました。
ほんとうに出会った者に別れはこない
あなたはまだそこにいる
目をみはり私をみつめ 繰り返し私に語りかける
あなたとの思い出が私を生かす
早すぎたあなたの死すら私を生かす
初めてあなたを見た日からこんなに時が過ぎた今も
(「あなたはそこに」より一部抜粋)
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