新年~日本酒を楽しむ会(3)

スタートラインに戻り、少し悩んだ後、今回の趣旨を思い返す。


「自分の美味しいと思ったものをみんなに紹介して味わってもらい楽しむ」


ならば、自分の美味しいと思ったものの中から選ぶべきである。

初心にかえり、年末年始の奈良での過ごし方を思い出す。

奈良には餅飯殿町(もちいどのちょう)という、通称「もちいどのセンター街」と言われている通りがあり、そこで私が必ず立ち寄るお店がいくつかある。

が、何度も行っているのに名前を覚えていないので、ググる。

『和食ダイニング 拓』というらしい。

このお店、私は他では体験したことのないシステムなのだが、日本酒をセルフで注いで飲むことができるお店なのだ。

意味がわからない人もいるだろう。

私も初めは勝手がわからず戸惑った。

客自ら冷蔵庫から日本酒一升瓶を取り出し、お猪口に注ぐ。これが楽しい。自分で瓶を選んで自分で取って自分で注ぐのが。

お猪口の大きさで料金が変わり、一番小さいサイズで100円なのだが、私は色々飲みたいので、毎回初めはこれを選び、好みのお酒に当たれば大きいお猪口に変える。つまり気軽にお試しできるのだ。

因みにおつまみメニューも豊富且つ安価で、しかも美味しい。

日本酒の種類も豊富なのだが、さすが奈良だけあって奈良の地酒には力を入れている。(もちろん、他の都道府県のお酒も豊富)

『風の森』というお酒が気になる。

というのも、『風の森』という名前が付いているものが何種類もあるのだ。

スタッフさんに味の違いを聞き、お勧めしてもらったものを注いでいると、スタッフさんが「もっといける!」と言ってくれる。

ので、こぼれそうになるギリギリまで注ぐ。




『風の森』を何種類かいただいたが、そのどれもが美味しかったことを思い出す。

色々飲んでいるうち訳がわからなくなっている可能性も否定はできないが。

という訳で、ネットで『風の森』を検索してみることにした。

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