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特区民泊とは何なのか?簡単ワードで解説

民泊を始めるとき、耳にするであろう言葉「特区民泊」。
何やら普通の民泊とは違うようだけど一体何がどう違うかはわからない。。

そんな方のために今回は「特区民泊」とはどういったものなのかを簡潔にご説明します。

こちらをチェックして、運用スタイルの参考にしてみてください☺️

■ 特区民泊とは、「国家戦略特区」で許されている民泊■

「特区」とは「特別な地区」ですよね。
特区民泊ができる「特別な地区」のことを「国家戦略特区」と言います。

国家戦略特区は、通常の規制を緩めることでビジネスの参入を活発にしよう!という目的で作られました。

民泊運営スタイル

国家戦略特区で規制が緩和されている事業はたくさんあり、その中の1つに「民泊事業」も入っています。それが特区民泊というわけですね💡

通常の民泊事業は「旅館業法」に則って運営しなければならなかったり、旅館業法に則らない場合は1年のうちに運営できる日数が限られてしまいます。

民間人が旅館業法に則った許可を得るのは厳しい…民泊はできないかも。。となってしまわないためにこの特区民泊が作られました👍

特区民泊を採用している地域は次の5つです。

《特区民泊が可能な地区》
・大阪府
・北九州市
・新潟市
・千葉市
・東京都(大田区のみ)

(参照:1 .https://axsp.me/ujk1rc 2.  https://axsp.me/tzpm7d)

各自治体のHPに特区民泊についての規定が載っているので気になる地域のHPをチェックしてみてください👀

まとめると、国家戦略特区で許可されている民泊事業を

■特区民泊の特徴(大田区)■

特区民泊の細かいルールは自治体によって変わってきますので、一例として大田区のルールをご紹介します。

《特区民泊手続きの流れ》
1.生活衛生課への事前相談
2.消防署などの関係部署と調整
3.近隣住民への説明
4.認定申請、新制定終了納付(手数料20,500円)
5.書類審査、現地調査
6.認定(認定書交付)
7.事業開始
(詳しい内容は画像下の参照リンクよりご確認ください^^)

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(参照:https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/hoken/eisei/riyoubiyou/tetuduki/kokkasenryakutokku.html)

ちなみに、旅館業法の取得の流れはこちらです。

《特区民泊手続きの流れ》
1.事前相談
2.図面による事前確認
3.建築確認申請、消防法の検査の相談
4.営業時間中に営業従事者が常駐足ない旅館業の施設の場合、近隣住民への周知
5.許可申請
6.実地検査(保健所)
7.保健所長から消防署長に確認
8.許可
9.営業開


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(参照:https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/hoken/eisei/riyoubiyou/tetuduki/ryokanngyou.html)

こうして比べてみると、図面確認や建築確認といったものが特許民泊にはないことがわかります。

絶対に守らなければならない規制はしっかりと残しつつ、民間人でも民泊に取り組みやすい環境を作ったのが特許民泊と言えますね!

■まとめ■

いかがでしたか?今回は、特区民泊とはどのようなものかお伝えしました。民泊を始めてみたい!と思った方が積極的に参入できるよう、仕組みを整えたのが特区民泊です。

また、この特区民泊には違法で運営する民泊を減らす目的もあります。

守るべきルールはしっかり守って楽しく積極的に民泊運営をしていきたいですね!😄

何か気になることがあったらいつでもコメントやお問い合わせで質問しお待ちしています😉
Twitterでの連絡も大歓迎です🤗

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