IBANEZ SRYS10 理想的な万能ギター
どうもボカロPの本田あいるです。
今回はギターについて書いていきたいと思います。
ここ1年ほどはFender MIJ Modern TelecasterとYAMAHA RSS20を曲によって弾き分けていましたが『どんな曲にも使えるメインギター』があればと悩んでいました。
弾きやすいのはテレキャス、音が好きなのはレヴスターて感じで悶々とした日々を過ごしていました。
散々悩んだ末にこの2本とGT1000 Coreを売却して新しいギターを買う決心をしました。GT1000 Coreは良い機材ですが音作りはソフトウェアのアンシミュが一番やりやすいんですよね。
希望のスペック
①リアはタップ機能のあるハムバッカー
宅録の環境ではハムバッカーは必須です。
ノイズレスPUでも歪ませるとノイズが気になるし、音作りもハムバッカーより難しく感じます。汎用性を考えるとコイルタップできるハムが良いですね。
②ステンレスフレット
ステンレスフレットはとにかくレガートが弾きやすいです。弦の上を滑ってるような感覚なので指も疲れにくいし滑らかに弾けます。フレット自体の耐久性も高いので僕の使用頻度だと一生使えると思います。
③ローズウッド指板
指板はローズウッドが好きというより新品のメイプル指板の見た目が苦手です。少し安っぽく見えちゃうんですよね。弾き込んで黒く変色したやつは最高に格好良いですがわざと汚したレリック加工も好きではないのでローズウッドかエボニーが理想的です。
④価格は15〜20万
ここが一番難しいポイントでした。ステンレスフレットのモデルは高額なものが多く中古でも30万くらいしてしまいます。かといってBacchusなどの10万以下のモデルも理想の1本とは違うし。作りの良いミドルクラスのモデルか状態の悪い中古になってしまう価格帯ですよね。
気になったモデル
YAMAHA PACIFICA Standard Plus
発売されたばかりの最新モデルでNEVEと共同開発したPUが話題になってますね。インドネシア製ですがYAMAHAなら一定のクオリティは確保できていると思うし、ステンレスフレットで185900円ならコスパは良いと思います。
ペグもブリッジもGOTHO製なのもポイント高いですね。
ただYAMAHAのネックはレヴスターで少し違和感を感じていたので購入する決心がつかずにいました。
そんな時に見つけたのがIBANEZ KRYS10です。
IBANEZ KRYS10
日本が誇るギターメーカーもIBANEZのAZシリーズを元にしたPolyphiaのScott LePageモデルです。
定価は25万で店頭価格は20万なのですが閉店セールで16万で売られていました。
これは買っちゃいますよ。試奏はできませんがこれを逃せば後悔すると感じたので迷いは無かったです。人と同じでギターも一期一会ですからね。
買わずに後悔より買って後悔です
KRYS10のスペック
ボディはアッシュ、ローステッドメイプルネックにエボニー指板、ゴールドのハードウェアという成金感満載の豪華な使用です。
PUはFishman製でこれだけでも5万以上する高級品です。付属のミニスイッチで音の特性を変化させることが出来るので音作りの幅もかなり広いです。ノイズも少ないのでボカロPにはありがたいですね。
ブリッジのGotoh® T1502はスムースなアーミングが可能でチューニングもかなり安定してます。
今まではアームレスのギターばかり弾いていましたがジェフ・ベックごっこも楽しいし気に入ってます。
ペグはGotoh® MG-Tで弦交換は簡単だしチューニングも安定するし一度使うとやめられない
最高のペグだと思います。
ローステッドメイプルのネックは美味そうなクッキーみたいで好きです。剛性も上がるので反りにも強くなるみたいですね。サラサラした触り心地で長時間弾いていてもストレスを感じません。ずっと弾いていたくなるのでギターが上手くなるかもしれませんね。
まとめ
インドネシア製ですが全体的に造りも丁寧で生鳴りも良い素晴らしいギターでした。
AZシリーズ特有のネックもクセが無くバッキングから速弾きまでストレスなく演奏できます。
1本で何でも出来る万能なギターです。
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