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歌声合成ソフト「CeVIO」について

今回は僕がメインで使用している歌声合成ソフト「CeVIO」について語ってみたいと思います。

CeVIOとの出会い

1年半ほど前から喉の調子が悪くなりだんだん声が出なくなくなった僕は「自分の代わりの声」を求めて色んな歌声合成ソフトを調べていました。最初はNEUTRINOのAIきりたんを使用していましたが違う製品も使ってみたくなり初音ミク、巡音ルカなどのボーカロイドの無料トライアルも試しました。しかしボーカロイドの操作に慣れず上手く使うことができなかったので挫折してしまいました。そんなある日、YouTubeでこの動画と出会います。

もう凄すぎてちょっと理解できなかったです。「このレベルで歌ってくれるならもう人なんていらないんじゃないか」て思ったくらい。この動画を観た翌日に僕はCeVIOを導入しました。

CeVIOの良かったところ

スクリーンショット (11)

CeVIOの良いところは操作がメッチャ簡単な所です。ペンツールで音符を打ち込んで歌詞を入れたら発声タイミング、ピッチ、ボリューム、ビブラート、声質の各パラメータを調節するだけです。複雑な操作なんて全然ありません。しかもベタ打ちでもある程度リアルに歌ってくれるので調声がすごく楽です。特にCeVIO AIになってからは一切調声せずに終わってしまうこともあります。AI恐るべしですね。

CeVIOの悪いところ

ボーカロイドと比べると細かい設定はできないので表現の幅は狭くなると思います。デスボイスやウィスパーなどの歌唱方法には向いてないと思います。この部分に関しては使わない人には全然困らないのですがもっと困るのが時々発音がバグる時があります。CeVIO AIになってもメロディと歌詞の相性でどうしても発音できない時があるので僕の場合は歌詞やメロディを変えて対応するようにしています。この不具合は今後のアップデートで少しずつ改善されていくと思います。

あと仕方のないことなのですがCeVIO AIとCeVIO CS7は互換性がなく別途購入する必要があるのでユーザーとしては残念です。

CeVIO 音声ライブラリの聴き比べ

最後に僕が持っているCeVIOの音声ライブラリで聴き比べをしたいと思います。全部ベタ打ちで調声していないデータにDAW上でコンプとリバーブをかけています。


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