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長野県 2パーク 2機種

白樺湖ファミリーランド(→白樺リゾート池の平ファミリーランド)☆

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初来園:2005/8/4 来園回数:4回
Maps:https://drive.google.com/drive/folders/1sHHqUObzuixXFSa81VAX-NNCBgqqLfHO?usp=sharing

長野県最大の遊園地。関東でもよく見かける「白樺~リゾ~ト 池の平ホテル♪」のCMでおなじみ、池の平ホテル併設パークです。
いくつのエリアに分かれているうち、いわゆる遊園地エリアは"くるくるの国"と呼ばれています。かつてレイクランドと呼ばれていたエリアです。
スペースセブン、宙返りロケットなど回転ライドにちなんだネーミングと思われますが、それらのクローズによりくるくる回る乗り物はあまりありません。
"すくすくの森"というエリアにあるアドベンチャーカヌーは、急流すべりでもウォータースライドでもない独特のウォーターライドでお勧めです。
フリーパス料金に園内のミュージアム施設の入館なども含まれており、なかなか滞在できる施設にはなっています。

前述のスリルライド2種は国内ラスト、特にトーゴ製スペースセブンはおそらく世界でも全滅ということもあり、残念です。
同じくトーゴ製 ボブスターも世界最後の1台という事で、早急に来園して乗ってもらいたい一品です。


  ボブスター☆

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初乗車:2005/8/4 乗車回数:10回以上
https://photos.app.goo.gl/LSHSm7Su4fU5YsM56

トーゴ製ボブスレー型コースター。
かつて、神奈川県 小田急向ヶ丘遊園、福島県 高子沼グリーンランド、果てはキューバのParque Leninというパーク
https://rcdb.com/1810.htm にも何故かあったヒットモデルですが、ラスト1台となっています。
国産ですが、独アントンシュワルツコフ製のジェットスター型などを明らかにモチーフにしていると思われます。
縦に6人連なって、またがる様に乗車する座席が特徴といえます。
コースは、シュワルツコフカーブ風のファーストドロップに始まり、バンクカーブと水平ループが続きます。
とはいえ、急角度の落下や、直後の大バンク高速ターンを持つ例えば那須ハイランドパークのスピードボブスレーなどと比べるとシンプルなコースです。
つまり、その希少性だけが魅力ということにはなりますが、そのためと思ってもぜひ乗ってもらいたい一品です。
2010年代に塗り直しこそされているものの、運休日が目立つようになってきました。早急に乗りに行きましょう。

  シラカバウッドコースター

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初乗車:2019/4/20 乗車回数:約5回
https://photos.app.goo.gl/G2W9XwdqKhihfrkZ7

豊永産業製往復ミニコースター。モデル名 カウントダウンロケット。
豊永産業という会社は、いわゆる硬派な遊技機メーカーであると同時に、海外メーカーの流行機をアレンジして国内に持ち込むことに長けている、と感じています。
フライングコースター、バイクコースター、実現していないものでは四次元コースターに水鉄砲搭載コースターなど…その革新性は2020年現在では国内随一といえます。
蘭Vekoma社が2011年より手掛けるファミリーブーメランという機種があります。
同社の大ヒット商品である往復ループコースター ブーメランを元にした往復型のミニコースターで、こちらも20機以上のヒットを飛ばしています。
前置きが長くなりましたが、要するにこのシラカバウッドコースターは、その日本向けアレンジの第一作ではないか、と個人的に思っています。

至ってシンプルな直線コースですが、カウントダウンからプッシャーによる急加速、キャメルバックに始まり、坂を登り切れず逆走に転じる奇抜さは確かに往復コースターの魅力を持っています。
欠点としては、明らかに遅すぎて「だから何?」感が否めないという事です。
いわゆる普通のファミリーコースターではなく、国内初の新機種に乗ることができる、という点では乗車してもらいたい一品です。
かつて豊永産業のHPではカーブを伴うモデルのコンセプトアートが公開されていました。より複雑なコースの後継機の出現を待っています。

小諸市児童遊園地

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初来園:2021/6/15 来園回数:1回
https://photos.app.goo.gl/ANVEK2a1kcTPuXRa8

入園無料の公営パーク。JR小諸駅から徒歩ですぐの立地ですが、駐車場も無料でした。
白樺湖池の平ファミリーランドからは40kmほどで車なら約1時間の距離です。

さて、近くまで来て駐車場はどこだろうとうろうろしていると、民家の隙間からちらっとツインドラゴン(バイキング)の姿が視界に入り、またすぐに見えなくなってしまいました。
というのも、このパークにはコースターはおろか観覧車や飛行塔もなく、ランドマークになるような背の高い遊具はありません。入口から階段を降りて低くなった土地にあるのもまた、パークの姿を隠しています。

そんなひっそりと佇む敷地内には、10機種弱の遊具があり、おそらくほとんどが80年代の明昌製のものです。
稀少性が高いものとしてはトラバント型「スペースジャイロ」があり、久しぶりに乗りました。全機種1回200円です。

昔懐かしい遊具たちに満たされて退園しようとすると、「懐古園」と書いてある看板が目につきます。
ちょうど埼玉県 西武園ゆうえんちが昭和レトロテーマでリニューアルオープンした頃の来園だったのもあり、なるほど、そういう粋なテーマのパーク…な訳もなく、どうやらこの一帯が小諸城址懐古園というそうです。
その一角の遊園地や、動物園などもあるそうです。ぜひ、懐古の気持ちに浸りに訪れてはいかがでしょうか(こんな感じのパークの大体は懐古の気持ちに浸れる模様)

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