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富山県 3パーク 1機種

富山市ファミリーパーク☆

初来園:2020/9/19 来園回数:1回

入園無料の公営パーク。動物園が併設…というより、動物園に併設の遊園地、というイメージです。(動物園への入園は有料)
2020年現在はわずか5機種の稼働ですが以前はフライングカーペット、観覧車などもあったとの事です。
観覧車だけが残るパークは多々あれど観覧車を先に撤去して他の遊具が残る例はなかなかないのではないかと思います。
というのも、2014年ごろより遊具を廃止し、自然体験施設として再整備するという発表が何度もされていますが、音沙汰なしというか、よく分からないけどとりあえず無事、という現状です。

例えば2020年8月末、衝撃の閉園を迎えたとしまえんも、2011年頃より何度も閉園の噂はありながらも元気に営業していたのが、ほんの数か月のうちに大どんでん返しでクローズしてしまいました。
今日の明日で、ということはありませんが、その時はいつ訪れるか分かりません。そもそも、何に乗りに行くのか、と言ってしまえばそれまでですが、ご興味ありましたら早めの来園をお勧めします。
遊具以外では、里ノ助というタヌキのマスコットキャラクターがいて、グリーティングも盛んに行われていました。オリジナルのテーマソングも流れていて、耳に残っています。


  アニマルコースター

初乗車:2020/9/19 乗車回数:1回
https://photos.app.goo.gl/tjVrv3buMxtHL1i8A

一般的な自走式ドラゴンコースター。他園であればドラゴンコースターのロゴがある駅舎上にCOASTERとだけ書いてあるのが新鮮です。
車両はカスタムデザインとなっており、大変可愛いと好評です。というより、普通にこれで普及したほうがよっぽど子供に人気でそうなのに、とも思います。
この日は晴天でしたが、前日の雨で若干レールが濡れているという理由で一時休止していました。ほどなくして再開しましたが、かなりシビアなようなので、来園時はご注意ください。

同名の乗り物としてよみうりランドで稼働しているものは、以前はドラゴンコースターという名称だった、というのもちょっと面白いですね。
そちらはコースターかどうか、たびたび議論になりますが、構造としてはミュージックエクスプレスやおとぎ列車に近い、回転ライドです。

太閤山ランド

初来園:2020/9/19 来園回数:1回

富山市ファミリーパークからほど近い立地の入園無料県営パーク。ただし駐車場は有料です。
1983年にっぽん新世紀博覧会の会場としてオープン、1992年ジャパンエキスポ富山の会場として使用、と、地方博に縁のあるパークです。
特に後者ではコースターなどの遊技機も設置され、裏は取れていませんが、それらが青森県 八戸公園こどもの国へ移設されたのではないかと思っています。

2020年現在、いわゆる遊園地として利用できる要素は限りなく少ないですが、まず来園の理由と言えるのは県内でも最大規模と言えるレジャープールです。
そしてここにあるアクアツイストというウォータースライドが、確認できる限りでは国内ではここと神奈川県 辻堂海浜公園の2か所にしか現存しないモデルです。
以前は類似機がナガシマスパーランド スクランブルスライダー、としまえん ハイドロポリスCタワー ロアーフロアなど、大手にもあったようです。

また、せっかく行ったならスカイプロムナードという、大型のサイクルモノレールのコース跡もぜひチェックしてきてください。
営業終了は2006年という事で、営業中の施設に残る廃墟としてはかなり歴の長いものです。
一部コースが折れている場所もあり、再開は絶望的かと思われますが、かなりロングランと言えるコースでなかなか気持ちよさそうなコースでした。
つまり夏以外の来園ではほぼこの廃墟を見るために行く施設、ということになりますが、富山市ファミリーパークまでせっかく行くくらいならちょっと寄るのは十分にアリかと思います。


ミラージュランド☆

初来園:2020/9/19 来園回数:1回
Maps:https://drive.google.com/drive/folders/1_Cvensp_OsrZDqdQLuEy5A8TOxijnj3C?usp=sharing

富山県最大の遊園地。魚津総合公園内の遊園地として1982年にオープン。隣接の魚津水族館と共に賑わっているようです。
園の規模を考えると大きすぎると言えるほどの大観覧車が目玉ですが、泉陽興業製を中心に一般的なライドが揃っています。
むしろこのラインナップでなぜコースターが無いのか、と思ってしまうほどですが、以前にはミニコースターがあったようです。
にも関わらず、と言ってはアレですが、コースターファンの間で悪い意味でこのパークの名前が知れ渡った文章が、2019/2/1付のお知らせのページにあります。
『ミラージュランドは、「安心・安全」をご提供するため、ジェットコースター等の絶叫マシーンは導入しておりませんので、小さなお子様連れのお客様でもお楽しみ頂けます。』
という文章です。2020年現在も、閲覧可能です。
http://www.mirageland.net/news/attention/

まるでコースターは安心・安全では無い、と言っているかのようにも取れる文章と、いやいや、ちょっと前までコースターあったやんけ!というツッコミたくなる要素で、話題となりました。
そして、2020年春の新アトラクションとして導入されたのは、バイキング。身長制限は120cm以上……笑
説明文にも「絶叫系好きは大注目!遊園地の定番アトラクション!!」と表記がありました。とはいえこのバイキングは、珍しい伊SBF Visa製。日本では唯一ではないかと思います。
乗ってみると、他の類似機との違いとして、加減速は片側方向に対してしか行われていない事に気づきました。つまり、船体下部のタイヤは常に一定方向に回り続け、それを昇降させるだけで調整しているのです。
バイキング型が最も電力を使う要素は、タイヤを右回転→左回転→右回転…と何度も繰り返すことだと聞いたことがあります。なるほど、これならランニングコストは少なくなりそうです。
とはいえ、乗車感にはほぼ影響はありませんでした。オリジナルテーマソングなども流れていて、良い雰囲気でした。
これを機に、スリルライドも悪くないな、そろそろコースターでも作ろうか、と思い直してもらえれば何よりです。

もう1機種だけ語らせてください!恐怖の館という、こちらも比較的新しいウォークスルーお化け屋敷ですが、これは造形がかなり良かったです!
あまりにも小規模に見える外観とパークの規模から、ローカル遊園地らしいレトロなものを想像していましたがとんでもない!アクター無しとしてはかなり上位の部類です。
地元企業が手掛けたという事で、詳細は不明でしたが、他にも関わったお化け屋敷があるのならぜひ利用したいと思います。

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