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青森県 3パーク 1機種

八戸公園 こどもの国

初来園:2020/10/16 来園回数:1回

入園無料の公営パーク。1981年開園との事です。
多くの公営パーク同様、泉陽興業製の乗り物が中心です。観覧車、メリーゴーラウンド、ゴーカートなど基本的なラインナップは揃っていると思います。
ファミリースインガーやドルフィンパラダイスなど、比較的新しいと思われる機種もあり、塗り替えなども定期的にされていて園内は綺麗な印象です。
実質的にちゃんと遊べる遊園地としては青森県唯一という事になるため、引き続き頑張ってもらいたいところです。
来園時はレンタカーで移動したためこことファンタジードームは15分程度で移動できました。路線バスなども比較的利用しやすく通っているようです。


  ジェットコースター☆

初乗車:2020/10/16 乗車回数:4回
https://photos.app.goo.gl/nvBPHYL3cEB6XvRKA

泉陽興業製小型コースター。
コースレイアウトから、1992年ジャパンエキスポ富山からの移設ではないかと睨んでいますが、裏は取れていません。乗車した感覚としても、そのくらいの時期のものであると感じます。
類似機種として、スペースワールド ブギウギスペースコースター(1989年 横浜博覧会スペースコースター移設)などが近いのではないかと思いました。
豊橋動植物公園のんほいパーク ジェットコースターも似ていますね。そのいずれよりも規模はかなり劣りますが、コースレイアウトはよく似ています。
特徴として、まず巻き上げ前に僅かに下りがありますが、これが想像以上の急角度!最後尾だと早速驚かされます。
そして、ファースト、セカンドドロップですが、ちょうどブギウギスペースコースターによく似た落下感です。思ったよりは、お、と思わされました。
その後は蛇行して終了となります。2周しても良い気がする規模感ですが、これ1周で330円です。うーん…

どんぐりの背比べ、と言われてしまえばそれまでですが、安全装置がショルダーハーネスではない点、2回の落下だけでも楽しめるといった点では近い規模の中では楽しめる方であると思います。
規模ではずっと大きい、華蔵寺公園 コズミックエキスプレスや鈴鹿サーキット ロッキーコースターなどよりもまあ、上という事にはなるかと。
ところでブレーキが摩擦ではなくマグネットブレーキだったのには驚きました。2019年に交換をしたばかりとの事。
正直、園の規模を考えるといつ撤去されてファミリーバナナコースターにされてしまうか、という危惧もありましたが、まだまだ大丈夫そうで安心しました。


ファンタジードーム八戸☆☆


初来園:2020/10/16 来園回数:1回

八戸ラピアというショッピングモールの中に存在するゲームコーナー。苫小牧、帯広、聖籠、岸和田と計5か所展開されたうち、2020年現在、この八戸だけが現存しています。
特に旗艦店だったのが苫小牧で、ビルから大きく飛び出すように走行していたコースターが有名でした。一部残っていたレールが2019年ごろに解体されたニュースも記憶に新しいですね。

その多くは90年代後半には閉園しています。八戸店はその中では小規模店舗であったと言えますが、こういうのは大体こういう所だけが生き残りがちですね。
現役で稼働を続ける遊戯機械はバイキングへリサイクルの2機種です。
以前には豆汽車、メリーゴーラウンド、スーパーX(モーションシミュレーター)、そしてハイパーキッドコースターといった乗り物がありました。
まずそもそも、2機種とはいえ屋内で乗り物が現役稼働している風景は非凡で、入場時は初めて韓国 ロッテワールドに来園した時に近い感動がありました。
特にバイキングは、24名乗りの小型でこそあるものの、ちゃんとしたスリルライドが当然のようにゲーム機に囲まれながら乗れるのは新鮮です。

さて、ちょうどバイキングのあたりからふと上を見上げると……そこには、稼働を停止したハイパーキッドコースターの、そのコースほぼ全てが現れます。
東京ジョイポリスなど類似の例は多々あれど、1つのジェットコースターが丸々頭上にある、というのは、ちょっと衝撃的で、思わず見惚れてしまいました。
階段を上がると、当時の乗り場の位置まで行くことができます。車両も2台残っていますが、その付近だけ少しレールが切断されています。
ここでもまた、ゲームコーナーとしては現役だというのに、自分とこのコースターだけの時が止まったようにしばらく足を止めてしまいました。

なかなか言葉にするのが難しいのですが、このコースターを見るためにでも、このパークを訪れて良かった。と、改めて思います。
また現存するアスレチック施設の中には以前使用されていた豆汽車が1編成置いてあったり、壁面には開園当時のキャラクターのイラストが見られたり、そういった痕跡を探し出すといつまでも居てしまいます。
現地に行ってから知ったのですが、このモールの中にはバスターミナルが併設されており、新宿からここへ直通の夜行バスも片道5000円程度で通っています。
私は特に、夜行バスには抵抗が無いというかむしろ時間のロスも少なくて好きなので、なんならいつでも乗りに行けたのだなあと、今更後悔をしています。


  ハイパーキッドコースター 未乗

https://photos.app.goo.gl/MgTgrZNbwvV3fGt47


道の駅いなかだて 弥生の里

初来園:2020/10/15 来園回数:1回

青森県の国道沿いにある道の駅ですが、わずかながら遊戯施設を有しています。
2020年現在はアスレチックやおもしろ自転車などの簡易的な施設にとどまっていますが、以前にはUFOサイクル、そして日本ではとしまえんにしか無いと思われていたノーティックジェットがここにありました。
特に後者については、信じられないような話ですが、検索すると写真なども出てきます。何年から何年まで稼働していたかは不明です。
としまえんへの導入は2007年という事で、その時もなぜ?突然?と思ったのを覚えています。ここからの移設ではないかと睨んでいますが、裏は取れていません。
着水の池も埋め立てられており、痕跡を探すのも困難ですが、こんな僻地の、遊園地ですらない場所に当時日本初登場と言えるライドがあった事は、なかなか面白いと思います。

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