見出し画像

福井県 3パーク 1機種

芝政ワールド☆☆

画像1

初来園:2019/7/7 来園回数:1回
Maps:https://drive.google.com/drive/folders/19rGl-RHaQcB0ROWGYOZn7w7BsQHAqXFK?usp=sharing

石川県 手取フィッシュランドと並び北陸最大規模のパーク。
といっても、遊園地としては比較的小規模であり、大部分を占めているのはウォーターパークです。
ウォータースライダーの充実度としては、実質的にナガシマスパーランド ジャンボ海水プールに次いで国内2位と言えます。
3レーンのチューブスライド、トリプルザウルスは2005年、世界最長、最大落差でギネス世界一認定とのこと。
また2016,2018と立て続けに大型ラフトスライド、ザ・モンスタースライダー、ザ・モンスターウイングを導入しています。
前者は東京サマーランド デカスラと同型機、後者はナガシマスパーランド ブーメランツイストの前半部のみとほぼ同様のコースです。
そのため、ここならでは!とは言い難いものですが、それらが揃っているという点で他の多くのウォーターパークには大きく優っていると言えます。

肝心の遊園地については、雰囲気としては関東で言えば東京ドイツ村を想像してもらえば近い形であるかと思います。
駐車場ゲートがそのまま入園口となっており、自家用車のまま入園をします。園内各所に駐車場があり、アトラクションも点在しているという具合です。
コースターやバイキングなどのいわゆる乗り物は"パイレーツ"というエリアに数機種あるのみですが、キッズパラダイスという屋内エリアにもぜひ入ってみてください。
公式サイトなどを見てもよくわからない、謎のB級ライドが複数入っており、ぼちぼち楽しめます。迷路、アスレチックなども充実しているようです。

遊園地としては、つまり夏以外の来園ではなかなか厳しい評価をせざるを得ませんが、プールとセットで考えればかなり遊べるパークと言えるかと思います。
マイカーでの来園であれば有名な東尋坊までは15分、恐竜博物館までは約1時間という立地です。

海賊島タイフーン☆

画像2

初乗車:2019/7/7 乗車回数:約3回
https://photos.app.goo.gl/YKVbSKcV9dg17qb67

サノヤス・ヒシノ明昌製ミニコースター。
姫路セントラルパーク ラビリンス、東条湖おもちゃ王国 テキサスブロンコ、モザイクガーデン ミニコースターが同型機です。
つまり、なぜか兵庫県に3つある機種がひょっこり福井でも乗れる、ということになりますが、その中でも最も造形が凝っているのがこれです。
テキサスブロンコも系統としては近く、岩山を模した造形がありますが、本機ではそれに加えて専用のスタッフコスチュームなどもあり、良い雰囲気です。
コースとしては汎用機だけあり、規模以上のロングランを感じる楽しめるものになっています。
サノヤス製らしい急カーブも数か所ありますが、造形の甲斐あってか演出の一種のように感じます。
特にこのパークではほかに乗るものが少ないという事もあり何度か乗ってしまいました。ファミリーでも普通に楽しめる良作かと思います。

三国ワンダーランド

画像3

初来園:2019/7/7 来園回数:1回
Maps:https://drive.google.com/drive/folders/18R6QwAANr5vO70VEZz9xB8QDqv4tSL3Q?usp=sharing

芝政ワールドからほど近い立地にある小規模パーク。
かつては観覧車やお化け屋敷、チェーンタワーといった一般的な遊具に加え、普通のバンジージャンプと逆バンジーまでありました。
コースターはスペースコースターという一部のみ屋内のマウス型がありました。残念ながら未乗のまま撤去済みです。
岐阜県 恵那峡ワンダーランドの現在のジャングルコースターの位置より移設されたのではないか、と考えていますが、裏は取れておりません。

このパークを語るときに、その不祥事の多さについて述べないわけにはいきません。
スペースコースターについて、2007/5/5、エキスポランドでの事故と同日に車両同士の追突事故が一件発生しています。
加えて、1997年、2013年の2度、乗客の転落事故があり、以降は休止、撤去となっています。
最終的には自治体より建築基準法違反として使用禁止の看板が立てられ、2017年には施設の大部分は解体され、更地となりました。

しかし、2020年現在もこのワンダーランドは営業をしています。
利用できるアトラクションはセグウェイ、グラウンドゴルフの2種のみ、残っている建造物は入園ゲートとメリーゴーラウンドのみ、といった状態です。
私が訪れたのはこの体制になってからという事になってしまいましたが、そんな姿でも一度この目で拝むことができて良かった、という気持ちです。

とにかくエピソードが豊富すぎて、ここではとても語り切れない遊園地です。
ぜひご自身で色々調べていただくことをお勧めします。日本とは思えない、パンチの利いた遊園地です。
https://wonderland.vc/
公式HPのマップにはまだすべての遊具がさも運休中かのように表記されているのがまた哀愁を誘います…

たけふ菊人形

画像4

初来園:2019/7/7 来園回数:1回

福井県越前市、武生中央公園という施設で毎年10~11月に開催される菊人形展が、たけふ菊人形です。日本三大菊人形の1つとのこと。
これは遊園地なのか、という疑問はありますが、ここでは観覧車、バイキングといった一般的なライドがなんと常設されています。
ただし、稼働は毎年、菊人形の開催期間のみ、ということです。
諸外国における移動遊園地、フェア、キルメスのスタイルに近いものですが、日本の安全基準に則り常設されている、というイメージでしょうか。

Wikipediaによると遊具の設置が始まったのは1976年からとのこと。以前には小型のコースターや、スーパートマホーク型"仰天"などもあったようです。
来園時は開催期間ではなく全てのライドは非稼働でしたが、それに何の違和感もないように普通に公園として遊んでいる子供たちの姿があり不思議な感覚でした。
現在ある遊具にわざわざ乗りに行くべきもの、となるとなかなか価値を見出しづらいパークですが、極めて珍しい例かと思いますので、それを見に行くと思えば…
次回行く機会があるとすれば、ぜひ菊人形開催期間に、と思いますが、それこそ何に乗りに行くのか、となってしまいそうです。
唯一、観覧車についてはピニオンギヤ式の古いタイプです。その中ではなかなか大きい方かと思いますので、ご興味ありましたら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?