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徳島県 3パーク 3機種

吉野川遊園地☆ クローズ

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初来園:2011/3/29 来園回数:1回

1948年開園、1969年四国博覧会より遊技機を増加し、2011年8月閉園。
乗り物としては、末期まで園内に観覧車が2つあった事が特徴だったと思います。
キャメルコースターブルースカイのほかに、00年代前半までミニコースターもあったようです。詳細不明ですがトーゴ製との噂です。
ウォーターラッシュという急流すべりもありました。こちらも小規模で、コースター同様いまいち記憶に残りませんでした。
ところで、マスコットキャラクターのヨッピー、ピッピ―は閉園後、吉野川市のゆるキャラになっているとの事。
地域で愛された遊園地のその後として、美しい姿だと思います。すいません、来園時には、名前も知らないキャラクターだったけど、またどこかで彼らに会えるかもしれない、というのは嬉しいと思います。
こういう地域に愛された系パークの跡地は大体公園になりがちですが、病院が建っているようです。
遊園地と公園は、広義的には子供の遊び場として同じですが、我々は健やかなるときも病めるときも、何度も遊園地に救われてきました。
病院もまた、病に苦しむ人々を救い、人を元気にさせる施設です。もしかすると、病院も広義的には遊園地なのかもしれません(……?)


  キャメルコースター ブルースカイ☆

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初乗車:2011/3/29 乗車回数:約5回
https://photos.app.goo.gl/KH8J2Gxqbki4KWUi6

泉陽興業製キャメルバックコースター。1989年オープン。
比較的旧型で、郡山カルチャーパークや姫路セントラルパークのジェットコースターなどが同型かと思います。
00年代前半までは熊本市動物園に規模感もよく似たコースターがあったようです。
さて、乗車感としては、いまいち面白くなかったというのが正直なところです。
規模相応と言ってしまえばそれまでですが、この規模でも十分乗りごたえのあるコースターをいくつも見てきたからこそ、見所の少なさ、メリハリのなさなど、不快な振動などこそ無いものの、様々な点で楽しみきれなかったコースターです。
ところで、この時は東京から夜行バスではなく全て青春18きっぷのみの移動で徳島まで行きました。
その旅感込みで、やはり行ってよかった、乗れてよかったと思うパーク、コースターです。


とくしまファミリーランド

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初来園:2011/3/29 来園回数:2回
Maps:https://drive.google.com/drive/folders/1jr2dgsxjMCMRcKqrqqaJZby2ZLioBfi1?usp=sharing

2020年現在徳島県唯一の遊園地。
動物園、植物園を併設しており、合わせて一日遊ぶのが本来のコースかと思います。
この日は午前を吉野川遊園地で遊び、夕方ちょっとだけこちらへ立ち寄りました。
徳島駅からバスでサクッと行けて、また遊園地へは入園料もかからないため、ちょっと寄って乗るべきものだけ乗ってしまうのが良いかと思います。
運営は自動機などの製作で知られる朝日テック、ということで、神戸フルーツフラワーパークのおとぎの国などが姉妹園ということになります。


  ローラーコースター☆

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初乗車:2011/3/29 乗車回数:約5回
https://photos.app.goo.gl/PpPPdKTfWNt8ND8B7

ベコマ(蘭)製小型コースター。モデル名ジュニアコースター207m。
国内だけで渋川スカイランドパーク、東京ディズニーランド、ポルトヨーロッパ、城島高原パークが2020年現在現存。
大ヒットモデルだけあり、安定の面白さがあります。207mという短さを感じさせないコースです。
ところで、日本に"ジェットコースター"は多々あれど、"ローラーコースター"は何個あるでしょうか…?
○○ローラーコースターなどですらない、固有名としてのローラーコースターは、もしかしたら浅草花やしきとここだけ説があります。それが希少価値という事に…なるのか?


  マッドマウス☆

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初乗車:2011/3/29 乗車回数:約2回
https://photos.app.goo.gl/94RNhyuQaUaPWAvu7

H鋼のような旧型レール(チャンネルレール)を使ったマウス型コースター。
コースとして特筆すべき点は無い、というのが正直なところですが、こういったクラシックなマウスが数を減らしつつある昨今においては、普通のマウスである、ということが稀少価値、と言えなくもないかと思っています。

吉野川遊園地の閉園により、徳島県はいわゆる遊園地はここのみ、もう1つのローラーコースターは汎用機、こうなると、2020年現在、徳島県という県はこのマウスに乗車するためだけに訪れる県という事になります。
というより、四国にコースターを有する遊園地がこことレオマワールドしかないんですね。アーメン。

あすたむらんど徳島☆

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初来園:2020/12/16 来園回数:2回

入園無料の公営パーク。2001年オープンとのことで、全体的にきれいな印象です。
とくしまファミリーランド同様、徳島駅からバスでアクセス可能ですが、方角が逆なので1日で、となるとレンタカーが現実的かと思います。
さて、コースターも観覧車もないパークですが、ライドアトラクションがいくつかあり、何と言っても名物なのが「吉野川めぐり」という三精輸送機製急流すべりです。
上り、下りに分かれた園内移動にも使えるロングコースで、片道でも5分以上、1周では10分を越える乗車時間です。規模としては、かなり大型と言えると思います。
上りは、ドロップこそほぼ無いもののたぬきの造形がかなりの数あるほか、小規模ですが屋内パートもあり、楽しめます。
下りは2回のドロップで、傾斜は緩く落下感は薄いですが、2回目はトンネルになっているなど、こちらも工夫があります。結果的に往復で620円のライドということになりますが、それくらいの規模ではあると思います。
また、園内の科学館に別途510円で入館すると、ここには「アルファ21」という10人乗りのモーションシミュレーターがあります。
こちらも、お勧めかと問われると厳しいところではありますが、特に椅子だけが揺れるタイプではない、ちゃんとしたライド独特のワクワク感はしっかりあります。
もう1つ、「ムーンウォーカー」という昇降しながら横移動する1人乗り遊具も利用しましたが、フロッグホッパ―的なエアタイムを期待するもいまいち…笑
今回はあまり他の展示や遊具を見る余裕がありませんでしたが、かなり広い公園で、夜はイルミネーションやプロジェクションマッピングなどもあるようです。
吉野川めぐりは夜間ライドもできるとの事。寒そうですが、いつか乗ってみたいです。

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