見出し画像

#一筆大会 vol.2

冬の一筆弾き語り大会 略して #一筆大会 を今年も開催します。

その一、一筆弾き語り とは?

「俳句に曲をつけて歌うこと」です。
歌詞に曲をつけるのとはまた一味違う、短い俳句ならではの新鮮さと手軽さ、緊張感があります。僕は俳句を楽しむ方ではありませんでしたが、 #kusabueさん の俳句や一筆弾き語りを通して俳句に親しみ、楽しめるようになりました。「いっぴつ」とも読めますが、僕は「ひとふで」と読んでいます。

※「一筆弾き語りマガジン」に50曲以上の音源をアップしていますので、どんな感じかなぁと聴いてみてください。
https://note.mu/airport_kei2016/m/me880d7f43e9a

※前回の一筆大会の模様もまとめnoteで見ることができます!
https://note.mu/airport_kei2016/n/n4f94204686da

その二、kusabueさん の俳句に一筆弾き語り!

下の手順でご参加ください。

①俳句をセレクト

kusabueさんが用意した俳句40句‼︎の中から好きな句を選ぶ。

春夏秋冬40句

◯春

にっぽんのかおりの梅の花ひらく

かなうゆめかなわないゆめ凧の空

コンビニがうつくしい夜ぼたん雪

家族写真とおいむかしの春のまま

春満月そうつぶやいてしまうほど

たんぽぽの摘まれないまま大空へ

鳩の空いのち見あげるあたたかさ

顔あげてにっぽんじゅうが花見客

みなゆめのまっただなかに花吹雪

どの人も花とふぶいていることよ

◯夏

こころごと押しひらくまど風薫る

ばんざいの子のへそあらわ衣更え

目つむれば好きな人びと風鈴聴く

そのなかに揺れるみらいよ香水瓶

飛びこんでちいさなしぶき太平洋

小ささにおどろくばかり帰省の家

なにもかも星のとおさの夜涼みよ

もてなす日おおきくひらく冷蔵庫

聴こえくるきおくのはての風鈴屋

大ぞらをひとっ飛びして夏期休暇

おおぞらをとおくきよめる風鈴よ

◯秋

あかるくてこの世あの世の大花火

ひとり行く花野いつしか夢のなか

大ぞらのどこからとなく小鳥来る

まんぷくのうしろ手ついて芋煮会

髪たかくゆいあげてより爽やかに

鳥わたるちいさな国のおおぞらを

タクシーに乗ってここから先は秋

バス発って落ちてきたのは桐一葉

野菊摘む天地のことば摘むように

なにもかもひかりに消えた原爆日

もの思う秋をはるばるとんびとぶ

子らのせた旅客機に秋たかくあれ

ひとり立つ大きな秋のまんなかに

きつつきにこころが遠くなるよ山

◯冬

くじらゆくはてない海の淋しさよ

このためのさんぽだったか福寿草

スケートの空広がっているばかり

母というひかりがそこに日向ぼこ

たましいを描くのが画家冬すみれ

② 音源制作

俳句に曲(メロディなど)をつけて音源を録音制作する。楽器は自由!アカペラOK!打ち込み?大歓迎!

③音源をアップ

第一回〜第二回の好きな日に #一筆大会 のタグをつけて音源をアップ。お一人につき何作品でも投稿OKです。

第一回 12/22(日)

第二回 12/29(日)

大会前日には大会告知します。令和元年、年末。あなたも一筆大会に参加してみませんか。

※一筆大会は日曜開催です。…ということは、りとるらいとさんの日曜作曲も開催されています。今回も #りとるらいとさん のご協力があり、 #日曜作曲 のタグをつけていただければ、日曜作曲にもエントリーできます。より広く一筆大会を知っていただきたいので、こちらもぜひよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?