「ギャラクシーアイズ」新規と見落としていた既存カードで考える【フォトン】デッキ改造録

お礼のメッセージ以外は全文無料なので見てやってほしい。
『SECRET UTILITY BOX』で「ギャラクシーアイズ」新規カードが登場する。
タイトル詐欺のようだが、登場するのは間違っても「銀河眼」新規ではない。なぜならば——

〈最後の希望〉(ラストホープ・ナンバーズ)通常魔法
このカード名はルール上「ギャラクシーアイズ」カードとしても扱う
名称ターン1でLPを半分払って自分の墓地のモンスター2体を対象として発動し、
そのモンスター2体を効果無効でssした後その2体のみを素材としてナンバーズをX召喚する効果
を持つ。
効果発動後、自分は1回しかEXデッキからモンスターをssできなくなる

そう、カード名詐欺である。
テーマは違うが〈高等紋章術〉のナンバーズ版とでも言えば良いだろうか。
墓地からssするモンスターに制限はないので、Xモンスター2体で未来皇→未来龍皇の流れもできると思われる。
「ギャラクシーアイズ」カードとしても扱うため、なんと〈銀河光子竜〉からサーチできてしまう※(出張セットにならない?大丈夫?)
※しかし展開を考えていくと案外組み込まれなかった。
相手の場を散々荒らした後にこのカードで墓地に溜まったモンスターを使って強力なナンバーズを呼び出し相手のLPを刈り取る……というのが主な用途になるのではないだろうか。

このカードの登場を踏まえ、【フォトン】の構築をもう一度考えてみた。
それが↓である。(39枚になっているが、〈最後の希望〉1枚がここに入ることになる)

スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI

前回との変更点
OUT
〈サンダー・ボルト〉2
〈フォトン・アドバンサー〉1
ex〈CNo.62 超銀河眼の光子龍皇〉1
ex〈閉ザサレシ世界ノ冥神〉1

IN
〈銀河遠征〉1
〈銀河眼の残光竜〉1
◎〈最後の希望〉1
ex〈No.39 希望皇ホープ〉1
ex〈SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング〉1

なんと〈CNo.62 超銀河眼の光子龍皇〉が抜けてしまった。
他のカードは大体採用理由が明確なものがほとんどなので「〈銀河光子竜〉を2→1にする」や、「自らワンキルを放棄する〈ヴュート〉&〈アーゼウス〉を抜く」
などの選択肢もあったが、最もふわっとした理由で採用している〈CNo.62 超銀河眼の光子龍皇〉が一旦抜けることとなった。

ホープ&ライトニングの採用理由は「まだランク4帯にナンバーズがいない」ことと「バトルフェイズ中にX素材を取り除ける」こと、「単純に強い」という複合的な理由だ。
「バトルフェイズ中にX素材を取り除ける」ことについては〈銀河眼の残光竜〉の採用も影響している。が、特にそれを活かした展開は見当たらなかった

ここで、前回言及すらしていなかった「ギャラクシー」カード、〈銀河遠征〉について説明する

新規採用カード

▲〈銀河遠征〉通常魔法
名称ターン1で自分の場に☆5以上の「フォトン」か「ギャラクシー」がいる時に発動でき、デッキから☆5以上の「フォトン」か「ギャラクシー」を守備表示でssする効果を持つ。

強いことが書いてあるが、対象となるモンスターがさほど多くないのではないかと思い採用の検討すらしていなかった。
しかしながらよくよく効果を読んでみると「〈銀河戦士〉が場にある時デッキから〈銀河戦士〉をssして良い」……と読み取ることもできる。
つまるところ、〈銀河戦士〉のサーチ先を選びながら、早期(5体目以内)に〈サイバー・ドラゴン・インフィニティ〉を立てることが可能になるカードである。
〈銀河の魔導師〉も自身の効果でレベルを上げることで〈銀河遠征〉のトリガーになれるので案外発動条件を満たすことは難しくなさそうだ。
〈銀河遠征〉自体が〈銀河光子竜〉からサーチできるので、その際の展開先として〈銀河眼の残光竜〉も採用することにした。

それでは新たに採用したカードを使った展開をまとめてみたいと思う。
前回( https://note.com/airplay_yp/n/nf6bf83f5c99e )まで載せていたものは前回記事を参照されたし。
とはいっても、新規カードである〈最後の希望〉自体が上振れ時や展開が詰まった時にサーチするカードだと思うのでほとんど(全部だった)既存ルートではあるが……

以下の略称をこの記事では採用する。

sc=デッキからカードをサーチすること
sv=墓地からカードをサルベージすること
ギンガガン=銀河眼の光子竜

展開

展開1〈銀河戦士〉+〈銀河遠征〉+手札コスト

○手札:〈銀河戦士〉+〈銀河遠征〉+手札コスト+3枚

手札コストを墓地に送って銀河戦士ssef2
ここで、
(インフィニティルート)
・手札に〈銀河の召喚師〉がある→〈銀河の魔導師〉sc
・手札コストが墓地からss可能な「フォトン」か「ギャラクシー」、または手札に〈おろかな埋葬〉か〈銀河百式〉→〈銀河の召喚師〉sc
・手札コストがトリッククラウン、かつ手札に特殊召喚モンスター以外の(☆4・☆8)モンスター→〈銀河の召喚師〉sc
(ソルフレアルート)
・上記以外の手札→〈銀河の召喚師〉sc

〈銀河の召喚師〉がない場合は基本的に〈銀河の召喚師〉をサーチすることになる。

1−1
銀河遠征ef銀河戦士ss、銀河戦士x2=〈サイバー・ドラゴン・ノヴァ〉Xs→〈サイバー・ドラゴン・インフィニティ〉Xs(4体目)
魔導師nsef2→〈銀河百式〉sc百式ef1エンペラー墓地エンペラーef1エンペラーssef2(光召喚權追加)
召喚師追加nsef1魔導師ss召喚師ef2エンペラー☆8→☆4、魔導師ef2f→〈銀河眼の残光竜〉sc
召喚師+エンペラー=〈銀河光子竜〉Xsef2→〈フォトン・サンクチュアリ〉sc
フォトンサンクチュアリefトークン2体ssトークン2体=アハシマLsef1手札の残光竜+墓地のエンペラー=光子竜皇Xs

場:インフィニティ+銀河光子竜+アハシマ+光子竜皇
手札:2枚
(打点:3200+2000+2000+9100x2=25400)


光子竜皇攻撃時に残光竜ef2でX素材にギンガガンを埋め込んだ上で攻撃力を倍加させる。
インフィニティが処理されてもお釣りが来る。
手札によってはインフィニティ下でさらにフォトンブラストなどの展開も可能。

1−2
銀河遠征ef銀河戦士ss、銀河戦士x2=〈サイバー・ドラゴン・ノヴァ〉Xs→〈サイバー・ドラゴン・インフィニティ〉Xs(4体目)、
召喚師nsef1墓地の銀河orフォトンss(☆4以外なら召喚師ef2で☆4にする)
召喚師+☆4=〈銀河光子竜〉Xsef2、
このサーチ先は〈銀河光子竜〉のX素材(≒銀河戦士の手札コスト)が〈フォトン・エンペラー〉、〈銀河眼の残光竜〉、その他だったかによって打点が大きく分岐する。
・エンペラーを墓地に送って効果を発動した→〈フォトン・バニッシャー〉sc
 エンペラーのef1はX素材として取り除かれた場合でも発動できる裁定になっている(2022/11/16現在)
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=23908
 よってエンペラーef1エンペラーssef2(光召喚権追加)〈銀河光子竜〉ef3エンペラー☆8→☆4、バニッシャーssefギンガガンsc
 エンペラー(☆4)+バニッシャー=〈輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン〉Xsef1手札のギンガガンss

場:インフィニティ+銀河光子竜+フォトンブラスト+ギンガガン
手札:3枚
(打点:3200+2000+2300+3500=11000)

・残光竜を墓地に送って効果を発動した→〈銀河百式〉sc
 残光竜ef2手札orデッキからギンガガンss百式ef1エンペラー墓地エンペラーef1エンペラーssef2(光召喚權追加)
 ギンガガン+エンペラー=光子竜皇Xs

場:インフィニティ+銀河光子竜+光子竜皇
手札:3枚
(打点:3200+2000+9100=14300)

・それ以外
 手札に墓地と同じレベルのモンスター(☆4・☆8)がある場合は〈フォトンサンクチュアリ〉scアハシマLsef1から上記のようなランク4・ランク8展開に繋げることができるが、手札に該当モンスターがない場合はこれ以上はろくに展開できない。(墓地のモンスターが1体なので〈最後の希望〉も発動できない)
 
1−3
トリッククラウンef1自己蘇生、銀河遠征ef銀河戦士ss、銀河戦士x2=〈サイバー・ドラゴン・ノヴァ〉Xs→〈サイバー・ドラゴン・インフィニティ〉Xs(5体目)
召喚師ns召喚師+トリッククラウン=〈銀河光子竜〉Xsef2〈銀河百式〉sc百式ef1エンペラー墓地エンペラーef1エンペラーssef2(光召喚權追加)
銀河光子竜+エンペラー=ソルフレアLsef1召喚師sv召喚師追加nsef1エンペラーss召喚師ef2エンペラー☆8→☆4召喚師+エンペラー(☆4)=アハシマLsef1手札の☆4・☆8と墓地の同レベルモンスターでXs

場:インフィニティ+ソルフレア+ランク4orランク8
手札:2枚
(打点:2700+2000+α)


手札にギンガガンがある場合(ギンガガンを素材にしてない光子竜皇の戦闘ダメージは半減する)は合計打点が8000を超えるのでキルが取れるなら狙っても良いかもしれない。
☆4の場合はジブリーヌの効果を使っても打点が7900なのでインフィニティの吸収効果を込みでギリギリ届くかというライン。
しかしながらインフィティの妨害をもらう役割を考えると☆4の場合はそもそもインフィニティに行かずに展開した方が良さそう。
※ただし〈最後の希望〉を引いている場合、〈輝光子パラディオス〉やジブリーヌの効果で素材を落とすことでホープ・ザ・ライトニングを展開できるのでこの限りではない。

これらより、〈銀河戦士〉+〈銀河遠征〉が揃っていても追加で手札に〈銀河の召喚師〉or〈フォトン・エンペラー〉or〈銀河眼の残光竜〉および「(銀河百式)or〈おろかな埋葬〉」+手札コスト、もしくは「トリッククラウン+ギンガガン」がない場合は基本的に無理にインフィニティを狙わない方が良いことがわかる。

1−4
銀河遠征ef〈銀河眼の残光竜〉ss銀河戦士+残光竜=ソルフレアLsef1残光竜sv召喚師nsef1銀河戦士ss召喚師ef2銀河戦士☆5→☆4
召喚師+銀河戦士(☆4)=〈銀河光子竜〉Xsef2→〈銀河百式〉sc百式ef1エンペラー墓地エンペラーef1エンペラーssef2(光召喚權追加)

・手札に☆4「フォトン」モンスターがある(スラッシャーなら最初にssしておく)
エンペラーssに対し銀河光子竜ef3エンペラー☆8→☆4、「フォトン」☆4モンスターを場に出す(追加nsまたはss)
☆4+エンペラー(☆4)=〈輝光帝ギャラクシオン〉Xsefギンガガンsss百式ef2相手のEX除外orNo.モンスター奪取
残光竜ef1残光竜ssギンガガン+残光竜=光子竜皇Xs

場:ソルフレア+銀河光子竜+ギャラクシオン+光子竜皇+百式
手札:2枚
(打点:2500+2000+2500+7700=14700)

ギンガガンがデッキにもう1枚あれば残光竜の効果を発動できるがやや過剰火力か。

・手札に「フォトン」以外の☆4or〈フォトン・サンクチュアリ〉があり、手数を増やしたい。
エンペラーssに対し銀河光子竜ef3エンペラー☆8→☆4、☆4ns☆4+エンペラー=アハシマLsef1手札の残光竜+墓地のエンペラー=光子竜皇Xs

場:ソルフレア+銀河光子竜+アハシマ+光子竜皇
手札:2枚
(打点:2500+2000+2000+7700x2=21900)

光子竜皇のef1で残光竜を取り除きX素材にギンガガンを埋め込むことで攻撃力を倍にしながら攻撃できる。
ギンガガンがデッキに1枚しかなくても残光竜の効果が成立する展開パターン。

・手札にsvした残光竜以外の展開札がない
残光竜ef1残光竜ssエンペラー+残光竜=光子竜皇Xs

場:ソルフレア+銀河光子竜+光子竜皇
手札:3枚
(打点:2500+2000+7700x2=19900)

上の展開からアハシマが消える代わりに手札消費が1枚減るパターン。こちらもギンガガンがデッキに1枚しかなくても残光竜の効果が成立する。

!残光竜ef2が起動できるならば百式ef2を狙わない限りわざわざギャラクシオンを出す必要はなさそう。
!選択肢が増えたため、総じて以前の最大展開より打点が上がり、要求される手札の質も下がっていることがわかる。


展開2〈銀河の魔導師〉+〈銀河遠征〉

○手札:〈銀河の魔導師〉+〈銀河遠征〉+4枚
魔導師nsef2→〈銀河百式〉sc百式ef1エンペラー墓地エンペラーef1エンペラーssef2(光召喚權追加)
銀河遠征ef銀河戦士ssef2→〈銀河の召喚師〉sc召喚師追加nsef1魔導師ss召喚師ef2銀河戦士☆5→☆4
銀河戦士☆4+召喚師=〈銀河光子竜〉Xsef2→〈フォトン・サンクチュアリ〉sc魔導師ef2→〈銀河眼の残光竜〉sc
サンクチュアリefトークン2体ssトークン2体=〈ソルフレア〉Lsef1召喚師sv
残光竜ss残光竜+エンペラー=光子竜皇Xs

場:ソルフレア+銀河光子竜+光子竜皇
手札:召喚師+4枚
(打点:2500+2000+7700x2=19400)

手札コストがあれば銀河戦士svとして手札コストを切って銀河戦士ss銀河光子竜ef3で☆5→☆8にし、アハシマを盤面に追加できる。
ニビルや墓穴を警戒し、キルが取れるなら先に魔導師ef1魔導師☆4→☆8、銀河遠征ef〈銀河眼の残光竜〉ss残光竜+魔導師(☆8)=光子竜皇Xs

場:光子竜皇
手札:4枚
(打点:5600x2=11200)

というのも良さそう。一応相手の場が3200打点でも上からキルを取ることが可能。
〈墓穴の指名者〉を回避しながらキルが取れるようになったのは大きい。
……が、いずれの展開にせよ初手の魔導師効果に妨害を食らうと、他の展開札がなければ展開が止まってしまう。
手札の〈銀河遠征〉が〈銀河百式〉だったなら!と嘆くことも出てきそう。

……では前回の展開9と同じ初動〈銀河の魔導師〉+〈銀河の召喚師〉or〈銀河百式〉or〈おろかな埋葬〉の場合を見てみよう。

展開3〈銀河の魔導師〉+〈銀河の召喚師〉or〈銀河百式〉or〈おろかな埋葬〉

○手札:〈銀河の魔導師〉+〈銀河の召喚師〉or〈銀河百式〉or〈おろかな埋葬〉+4枚
魔導師nsef2→〈銀河の召喚師〉か〈銀河百式〉(おろかな埋葬でも可)の持ってない方sc
百式(おろかな埋葬)ef1エンペラー墓地エンペラーef1エンペラー蘇生ef2(光召喚権追加)
召喚師nsef1魔導師ss
ここで前回は召喚師ef2でエンペラーのレベルを☆8→☆4していたが、
召喚師+魔導師=〈銀河光子竜〉Xsef1→〈銀河遠征〉sc銀河遠征ef〈銀河眼の残光竜〉ss残光竜+エンペラー=光子竜皇Xs

場:銀河光子竜+光子竜皇
手札:4枚
(打点:2000+6900x2=15800)

展開2と比べ、手札は召喚師をsvできなかったため1枚減り、場からはソルフレアが消えている。魔導師に妨害を食らっても手札によっては動ける安定性の代償か。

仮に魔導師ef1に効果無効を受けた場合を考える。
・手札が〈銀河百式〉or〈おろかな埋葬〉+☆4の場合
百式(おろかな埋葬)ef1エンペラー墓地エンペラーef1エンペラー蘇生ef2(光召喚権追加)☆4追加ns
☆4+魔導師=〈銀河光子竜〉Xsef1→〈銀河遠征〉sc銀河遠征ef〈銀河眼の残光竜〉ss残光竜+エンペラー=光子竜皇Xs

場:銀河光子竜+光子竜皇
手札:3枚

(打点:2000+6900x2=15800)

以上のようになり、手札に〈銀河百式〉+☆4と持っていた場合、手札が1枚減るだけで元の展開と同じ盤面を形成できることがわかる。
〈幽鬼うさぎ〉や〈無限泡影〉・〈エフェクト・ヴェーラー〉のような「効果無効」系妨害をくらう裏目もあるが、
特に「効果無効」系妨害は〈銀河光子竜〉に打たれると悲惨なので、先に打たせるために〈銀河の魔導師〉のレベル上昇効果は打っておいたほうがよさそう。
(手札に〈銀河遠征〉があれば↑の展開で残光竜ssから泡影・ヴェーラーを無視して8000打点で攻撃できる)
持っている☆4が〈銀河の召喚師〉なら、〈幽鬼うさぎ〉や無効破壊を魔導師に打たれても同じ盤面にできるが、相変わらず〈墓穴の指名者〉には弱い。

展開4 ns可能☆4(相方がスラッシャー以外の場合、フォトンである必要がある)+〈フォトン・スラッシャー〉or〈フォトン・バニッシャー〉or〈フォトン・アドバンサー〉or〈増援〉+〈銀河遠征〉or〈銀河百式〉or〈おろかな埋葬〉

nsを使ったランク4成立+〈銀河遠征〉のパターン。
☆4と相方を場に揃え、☆4+☆4=〈銀河光子竜〉Xsef1→〈銀河遠征〉or〈銀河百式〉(おろかな埋葬でも可)の持ってない方sc
百式(おろかな埋葬)ef1エンペラー墓地エンペラーef1エンペラー蘇生ef2(光召喚権追加)
銀河遠征ef〈銀河眼の残光竜〉ss残光竜+エンペラー=光子竜皇Xs

場:銀河光子竜+光子竜皇
手札:3枚
(打点:2000+6900x2=15800)

展開3より手札消費が多いが、同じ盤面が形成できた。

展開5〈フォトン・オービタル〉+〈フォトン・スラッシャー〉or〈増援〉or〈フォトン・サンクチュアリ〉or特定の条件下で〈銀河百式〉または〈おろかな埋葬〉など

〈フォトン・オービタル〉+フォトンor銀河のssを組み合わせた初動。
〈フォトン・スラッシャー〉ssなどフォトンor銀河をフィールドにss
〈フォトン・オービタル〉ef1ef2〈銀河の召喚師〉sc召喚師nsef1オービタルss
召喚師+オービタル=〈銀河光子竜〉Xsef1
初動と手札により以下に分岐する。
1.初動で〈フォトン・サンクチュアリ〉を使用、またはこの時点でモンスターがss可能なカード、または光属性モンスターを持っている→〈銀河戦士〉sc
2.初動で〈フォトン・エンペラー〉未使用(≒初動が〈フォトン・スラッシャー〉)→〈銀河百式〉sc
3.初動で〈フォトン・エンペラー〉を使用→〈銀河遠征〉sc
4.初動で〈フォトン・エンペラー〉を使用かつ〈銀河遠征〉も持っている→〈フォトン・サンクチュアリ〉sc

5−1
場:銀河光子竜+トークン2体(もしくは内1体がssしたモンスター)
手札:〈銀河戦士〉+4枚
トークン2体=〈ソルフレア〉Ls召喚師sv召喚師墓地へ送り銀河戦士ssef2→〈銀河眼の残光竜〉sc銀河光子竜ef3銀河戦士☆5→☆8
残光竜ss残光竜+銀河戦士(☆8)=光子竜皇Xs

場:銀河光子竜+ソルフレア+光子竜皇
手札:4枚
(打点:2000+2500+6900x2=18300)

5−2
場:銀河光子竜+スラッシャー
手札:〈銀河百式〉+4枚
百式ef〈フォトン・エンペラー〉墓地エンペラーef1エンペラー蘇生ef2(光召喚権追加)銀河光子竜efエンペラー☆8→☆4
スラッシャー+エンペラー(☆4)=〈輝光帝ギャラクシオン〉Xsefギンガガンss百式ef2相手のEX除外orNo.モンスター奪取

場:銀河光子竜+ギャラクシオン+ギンガガン+百式
手札:4枚
(打点:2000+2500+3500=8000)

スラッシャーは☆4で〈銀河遠征〉に対応していないのでこのルートは元のまま。

5−3
場:銀河光子竜+エンペラー(+百式)
手札:銀河遠征+3枚
銀河遠征ef〈銀河眼の残光竜〉ss残光竜+エンペラー=光子竜皇Xs

場:銀河光子竜+光子竜皇(+百式)
手札:3枚
(打点:2000+6900x2=15800)

5−4
場:銀河光子竜+エンペラー(+百式)
手札:サンクチュアリ+銀河遠征+2枚

銀河遠征ef銀河戦士ssef2→〈銀河眼の残光竜〉sc銀河光子竜ef3銀河戦士☆5→☆4
サンクチュアリefトークン2体ssトークン2体=〈ソルフレア〉Lsef1召喚師sv
召喚師追加ns召喚師+銀河戦士(☆4)=ランク4Xs(フォトンブラストやパラディオスなど)
残光竜ss残光竜+エンペラー=光子竜皇Xs

場:銀河光子竜+フォトンブラスト+光子竜皇(+百式)
手札:3枚
(打点:2000+2300+7700x2=19700)

オーバーキルなので、特に理由がない限りは5−3展開の盤面で妥協し銀河光子竜ef2のサーチ先を〈フォトン・トライデント〉にすると、守備で固められていても貫通できるようになる。
〈CNo.62 超銀河眼の光子龍皇〉の3回攻撃が欲しくなることがあるかもしれない。




雑感

展開1「〈銀河戦士〉+〈銀河遠征〉+手札コスト」使用5体目以内〈サイバー・ドラゴン・インフィニティ〉展開(4〜5枚展開)
 上振れするには特定のカードの素引きが求められるが、少し現実的なラインになった上に総打点も上昇した。
展開2「〈銀河の魔導師〉+〈銀河遠征〉」使用〈銀河眼の残光竜〉展開(2枚展開)
 インフィニティは出せないものの、軽い手札消費で高打点が出せる。
展開3「〈銀河の魔導師〉+〈銀河の召喚師〉or〈銀河百式〉or〈おろかな埋葬〉」使用〈銀河眼の残光竜〉展開(2枚展開)
展開4「召喚権使用ランク4成立+「特定のカード」」展開(3枚展開)
 元の展開より手札消費が軽くなり、やはり総打点も上昇した。
展開5「〈フォトン・オービタル〉+〈フォトン・スラッシャー〉or〈増援〉or〈フォトン・サンクチュアリ〉など」使用〈銀河眼の残光竜〉展開(2〜4枚展開)
 元と比べフォトンブラストなどを省略して〈銀河眼の残光竜〉を使い打点を稼ぐ。スラッシャーが初動かつ手札に展開札や手札コストがない場合は元の展開と同様ギャラクシオン展開で8000を取りに行く。

●〈銀河遠征〉は、発動条件はやや厳しいものの全体的なコスト軽減や火力上昇に繋がると感じた。
●〈銀河眼の残光竜〉を採用する場合、〈輝光帝ギャラクシオン〉は絶対に必要というわけではなくなった。
●〈銀河眼の残光竜〉の攻撃力倍加効果を使う場合、ダメージステップ中に発動する〈No.62 銀河眼の光子龍皇〉の効果にチェーンして〈墓穴の指名者〉は打たれないが、
 バトルフェイズ開始時に発動する〈CNo.62 超銀河眼の光子龍皇〉の効果にチェーンして〈墓穴の指名者〉は打たれる可能性がある
ことを意識しておく。
魔法・罠にはとにかく無力であるため、相手の先攻展開中に〈墓穴の指名者〉を消費させられずにそのまま伏せられているとかなり厳しい。
〈墓穴の指名者〉は速攻魔法であることから〈レッド・リブート〉でも対応できないため、先んじて割ってしまう〈ツインツイスター〉や墓地除外を許さない〈墓守の刻印〉などに変更も検討できる。
●2〜3枚伏せられていて、
・〈ハーピィの羽根帚〉がない
・インフィニティが先に立てられない…‥のであれば、ワンショットは狙わず〈励輝士 ヴェルズビュート〉で伏せを割りに行ったほうが得策か。
●手数に余裕があれば先に〈輝光子パラディオス〉で相手の妨害を踏みに行き、破壊された際の1ドローに懸けてもいいかもしれない。
〈激流葬〉などでレベル8モンスターが複数墓地に送られない限り、〈最後の希望〉から出てくるのは〈No.39 希望皇ホープ〉および〈SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング〉
●モンスターがX素材として残り墓地にあまり留まらない関係上、〈最後の希望〉を引いているのなら、サーチ効果では可能な限り〈フォトン・オービタル〉を経由させるなどして墓地のモンスターの水増しを図ると良さそう。
〈最後の希望〉について、オービタルを初動にした展開ではサーチ先に組み込むものもがあるだろうと思っていたが、サーチの優先度としては〈フォトン・トライデント〉よりも低めだった。トライデント同様素引きしていると嬉しいカードという印象。
つまり結果的に「ギャラクシーアイズ」新規としては展開に組み込まないという形になったので半分くらいタイトル詐欺になってしまった。

改造

以上のことから、採用カードを見直した。

スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI

変更点
OUT
〈PSYフレームギア・γ〉1
〈PSYフレーム・ドライバー〉1
〈破滅のフォトン・ストリーム〉1
ex〈エクソシスター・ジブリーヌ〉1

IN
〈フォトン・アドバンサー〉1(計3枚)
〈銀河百式〉1(計3枚)
〈局所的ハリケーン〉1
ex〈CNo.62 超銀河眼の光子龍皇〉1

入れ替えるジブリーヌの枠についてはギャラクシオンと悩んだが、
・(展開1−3など)ジブリーヌを出しても8000に足りない局面がある
〈銀河眼の残光竜〉を利用した展開では火力に大幅な余裕ができ、ジブリーヌに頼らなくてもキルが取れる
・高打点での複数回攻撃をするために〈CNo.62 超銀河眼の光子龍皇〉が欲しくなる局面がありそう
ギャラクシオンじゃないと8000取りきれない、またはデッキからギンガガンss手札の残光竜ssする局面がある
という点を踏まえて入れ替えた。

ガンマ、ドライバーについても相手の〈墓穴の指名者〉を消費させることはできないため、伏せカードに強く出られる〈局所的ハリケーン〉に変更した。
枠の都合で1枚削っていた〈フォトン・アドバンサー〉も元の枚数に戻した。

また、〈破滅のフォトン・ストリーム〉は貴重な「対象を取らない除外効果」を持つが、あくまである程度展開が通った上での上振れカードであるため、
名称ターン1縛りはあるものの妨害を貫通して展開を通すために必要な〈銀河百式〉を3枚体制に戻すことにした。〈銀河遠征〉の発動条件も満たしやすくなる。

先攻展開では〈ライトニング・ストーム〉を警戒して守備表示でモンスターを並べるケースが多いことから、高火力を貫通させられる〈フォトン・トライデント〉は残した。

以上でこの記事は終わる。
もし【フォトン】を愛してやまないプレイヤーがこの記事を読んでいただけたのならば、もっといい展開を教えてもらえれば幸いである。
もしこの記事を読んで「全文無料だが頑張ったみたいだしラーメン代にでも当ててやるか」くらいの晴れやかな気持ちになったら購入してもらえるとまた何か書いてみるかもしれない。

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