そういう国
お疲れ様です。藍郎です。
浮浪者や物乞いの多い国ですが、それ以外の人達はどうなんでしょう?倫理や道徳はしっかりとしているのでしょうか?
私の下宿先の受付ですが強盗事件があった翌日に私の部屋に現場検証で訪れました。
一通り検証が済むとフロントマンは言いました。
「君の持っている電子タバコを私に買って欲しいのだけどいいかい?」
彼は大柄の黒人ですが低姿勢で声をひそめています。
私は少し驚きましたが快諾しました。
きっと彼はこう考えたのでしょう。
、自分達のお陰で全財産を失わずに済んだのだから相応の謝礼をするべきだ、
と。
彼は続けて
、物の受け渡しを他のフロントマンに見られたくないから上手くやってくれ、
みたいな事を言っています。
呆れましたね…。
また別の日に私が買い物をして下宿に戻ると別のフロントマンが言いました。
、君はどうして自分の物しか買って来ないんだ?、
最初は意味がわかりませんでしたがつまり私に差し入れを要求している様です。
私は彼と共にコンビニに行って彼等の為のドリンクやスナックを大量に買わされ…。
ふぅ。
そして1番驚いたのが…
その日私は留学生御用達のナイトクラブでダンスを披露しての帰り道でした。
危ない時間帯ですので私は慎重に移動していました。そこに何某か事件があったのか通りのそこかしこに警察官がいます。
警察がこれだけいれば犯罪者は軽々に私に近づけないでしょう。私は安心して彼等の一人(女性警察官)の側で友人と連絡を取るために立ち止まっていましたが…、
女性警察官が何か話しかけて来ます。
「生活が苦しいの。いくらかチップを頂けないかしら?」
私は驚くと共に笑ってしまいました🤣🤣
街の治安や市民の財産を守る警察官(しかも女性)が金を請求してくるって…!?
もはや呆れるを通り越して感心してしまいます。
警察なんだか物乞いなんだか分からない😎
私は彼女に50ランド(400¥)渡して、その場を立ち去りました。
ここは南アフリカ、倫理も道徳も常識も日本とは異質なのであろう…。
興味深いし面白い国。過酷な歴史があり困難に負けない強い国、、
しかし同時に
あんまり喋りかけられたくはない国…。
そういう国である。そう思おう。
それではまた🫶
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