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【美味三昧:12】弔いのチョコミント

どうもコウノです。
さっきも書きましたが↓、父の命日合わせで3連休を貰い、墓参りに行って来ました。

亡くなる前後の事は、残念ながらまだ記憶に新しく、病院での最期のやり取りとか、所謂忌引き休みの間に母と手分けしてやった諸々の事務処理とか、火葬後の骨になった姿とか、まあそれなりに覚えています。

ただ、未だに分からない事もあります。

亡くなったその日、炎天下の中自転車漕いでる最中に、ああチョコミントアイス食べなきゃ、って義務感に駆られたんですよ。

普段私が好きなアイスのフレーバーは、チョコチップとかチョコ。なんですが。

まだ幼い頃、両親と3人で地元のスーパーマーケットに買い物に行って、母が会計~サッカーで袋詰めしている間に、サービスカウンターで販売されていたアイスを父に買って貰うのが楽しみだったんです。で、その当時いつもチョコミントアイスを選んでいたんですよね。

何故かそれを不意に思い出して、いや別に思い出したからって食わなあかんわけでもないし、弔う為にというなら父の好物にすべきだろうよ、とか、単に1番ポップにオシャレに見えたから食ってただけで、今となっては好きでもないフレーバーじゃないか、とか色々ツッコミはあるんですが。

以来毎年命日になると、1人チョコミントアイスを食べるようにしています。

実の父の墓参りを年一しかしない、という辺りに父娘関係が決して良好ではなかったというのは薄々お感じ頂けるかもですが(だから肩が重くなる程の圧が来るわけで)。

何でしょうね、良好だった頃の思い出の象徴がそれなのかもしれません。

知らんけど。

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