Ver.3 ChatGPTは独学の必須ツールかもしれない
今回は数学の独学とChatGPTについてです。
修士論文と直接関係ないのですが、DX→AI→数学と繋がっていくと考えればこのシリーズに収めてもいいかな、と思いました。
今回の要点はこの2つです。
①ChatGPTは独学の必須ツールかもしれない
②ChatGPTは子どもの才能を引き出す
①ChatGPTは独学の必須ツールかもしれない
2年ほど前からマイペースに高校数学を独学で学んでいます。
いずれはE資格を取ってAIの導入提案に関わりたいと思っており、その土台作りとして高校数学をしっかり理解しておこうと考えています。とはいえ半分は趣味ですし、論文も書かなきゃいけないのでバランスが悩ましいです。
自分は文系で数ⅡBまでしか授業を受けていないのですが、いよいよ数Ⅲに入りました。
参考書を使って学んでいるのですが、問題の解説がなく答えだけ載っていたり、解説を読んでもいまいち分からなかったりする箇所があります。
こんな時はなんとか自力で考えて、どうしても腑に落ちなければ半ば割り切って自分を納得させて次に進むしかありませんでした。
高校生の時を振り返ってもそういう時はしばしばありました。なんか腑に落ちない、気持ち悪い、でも解決する術がなくて公式や解法の暗記に逃げてしまう。
こんな時にChatGPTを使うといい壁打ち相手になってくれます。
ChatGPTがなかったら解消できなかった疑問を解消できるのはすごく心地が良いです。腹落ち感が段違いになりますし、納得いくまで話し合うプロセス自体が楽しくて仕方がないです。
②ChatGPTは子どもの才能を引き出す
こういうちょっとした違和感や気持ち悪さを割り切ることなく探求し続けられる子どもが、時に「変わった子」扱いされながらも東大や海外有名大学に進学したり、社会を大きく変えるようなビジネスを立ち上げたりしているのではないか。
逆に、現実に押されて割り切りを覚えてしまうと、天才になるはずだった子どもも凡庸な大人になってしまうのではないか。
当時を振り返ってそんな風に感じました。
もし自分の子供時代になんでも質問できて、自分の疑問に根気強く向き合ってくれる大人が周りにいたら、もう少し違う人間になっていたかもしれないなと感じます。
ChatGPTが「なんでも質問できて、自分の疑問に根気強く向き合ってくれる大人」の代わりになり得るかもしれない、と思っています。
もちろん親や教師の役割を全て置き換えるものではないと思いますし、使いこなすには一定以上の思考力や言語化力が必要だなと感じます。その部分においては既存の教育は有効だと思います。
個人的にはディベートに打ち込んだ経験、そこで相手のロジックをどう崩すのかを考え続けた経験がChatGPTへの質問を考えるのに活きています。
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