【歌詞】 夜空カーテン

「ちょっと喋っていく?」君の誘い文句

断る予定はなく 鍵だけ眠らせて

家を後にする 街頭で影が2つ

0時の向こう 時間が溶けていく


寂しげな信号と呆れた顔のコンビニ

ベンチでふたり スニーカー並べて

みんな眠りについたよ 午前3時

後どのくらい こうしていられる?


弾けそうな星たち 遅いようで速い時間

ふたり出会う前の空白を埋めたい

触れたいあと少し


僕ら夜空カーテンの中で

その瞬間だけが1番輝いて

明日なんて来ないって淡い期待寄せ

世界中で2人だけの気分で語り合ってた

恋愛とかそんなんじゃないって否定して

まだまだまだまだ子供のままで

手探りで探す君の指先触れた瞬間心臓止まった


スズムシが鳴いてる冷やかす他人みたい

だけど沈黙は嫌だから鳴いてて

飲み物はいる?彼氏みたいなセリフ

なんでもいいよって私彼女みたい


弓張月が傾いた余命わずかのこの時間

次はいつ会えるのかな?

聞きたい聞けないこれ何?


突然夜空カーテンが翻って

遠くに置いておいた朝が垣間見え

明日なんてこないって淡い期待は

君に知って欲しいこの気持ちだって気づいた

人を好きになるとかそんな感情が

私の中の奥の全てを支配するなんて

君に出会うまで気づけなかった

あの星に乗って宇宙まで連れて行って


笑ってる君がさっきより鮮明に見えてきて

なんだか寂しくなるの

まだ目の前に君はいるのに勝手に落ち込んでる

もうすでに早く君に会いたい


僕ら夜空カーテンの中で

その瞬間だけが1番輝いて

明日なんて来ないって淡い期待寄せ

世界中で2人だけの気分で語り合ってた

名前をつけてしまったこの感情は

ねえ君もなの?ねえそうなの?

って確かめたいけど

喉を越えきれない声にならない

最後の言葉を飲み込んで帰る

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