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虎に翼 23話 【きまぐれ感想】

一堂に会する弁護団、迫力あるぅ。その弁護士たちに「何をたくらんでおいで?」と言われてしまう穂高先生、飄々としているけどやっぱりただものじゃない。
そしてトラコの言葉が染み入ったような雲野弁護士。

そして当然のようにトラコのためにあの手この手を尽くす女子部面々。よねさん、あんなに群れるの「くだらん」とか言ってたのに…。そして花岡と轟も当然に居る。尊い。

新聞記者・竹中、明律女子部取材のときには、嫌な奴~~~!と思ってたけど…
彼も過去に色々あったんだろうか。真実を伝えたい、と駆けずりまわった日もあったんだろうか。

明律女子部の後輩ちゃん、先輩方が署名に力を貸してくれてるの胸熱すぎる。端役を端役で終わらせない良さがこのドラマにはある。

そして忍び寄る魔の手…お、お前…!水曜日のダウンタウンで「結局人がいるのが怖い説」の人やんけ


ここで花岡が颯爽とトラコを助け…ない。助けてくれたのはいや~な奴と思っていた記者・竹中。
「ガキが首をつっこむな」には、彼なりのひとかけらの優しさが宿っていると信じたい。

ついに来る裁判の日。まさかの法廷での桂場との再会。
あちゃ~と額に手を当てるはるさん、ふだん気丈なだけ人間味があっておもわずクスリとした。あれだけ啖呵切っちゃったものね…まさか夫の裁判で会うとは思わないね…

トラコが危ない目に遭っていたと知って、直言さん人としての表情を取り戻したように見える。「また娘さん首を突っ込むぞ」と響く竹中の声。お前、やっぱりただの嫌な記者じゃないな…!これ以上推しを増やさすな!これから戦争があるんだぞ!

いつも穏やか、飄々とした穂高先生が声を荒げたのは、医務室での直言とのシーンが初めてだろうか。
トラコに、両親には黙っていてほしいといわれたとき、穂高先生はどんな気持ちだったのか。

法の前に平等たれ、という弁護人としての立場以前の、師として猪爪親子を思う穂高先生の本心が一瞬垣間見えた気がする。

「ごめんな、トラ」
ここで終わらすNHK本当にいい加減にしてください(最高)

あと桂場にそろそろお団子食べさせてあげてください。


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