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『Scandalous 2』朗読


プリンスの曲を聴いて
浮かんできた情景・物語・言葉等を
オリジナルの詩として起こした
【プリンス曲妄想文】の朗読
http://blog.livedoor.jp/airi_4iml/archives/22227264.html



「もっとそばに来て」

そう言うあなたの声も、微かに震えている。


少しほっとする。


緊張しているのは
私だけではないのだとわかって。



勇気を出して、ここまで来たけれど
それでもやっぱり戸惑うのは
あなたに抱きしめられたら
もう後戻りは出来ないから。


きっと
今まで感じたことのないほどに
あなたを愛してしまうから。



あなたはそれでもいいのかしら?

私はたったひとりで
取り残されたりしないかしら?



あなたが私を本気で求めてくれているのはわかる。



でも、私は、夢の女じゃない。
そう思われると逆にこわくなる。


あなたの目の前にいる
生身の女として、私に触れて、感じて欲しいの。




あなたの身体と私の身体で
リアルなファンタジーを紡ぎましょう。



誰も知らない、スキャンダラスな愛を。



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