『Anna Stesia』朗読
プリンスの曲を聴いて
浮かんできた情景・物語・言葉等を
オリジナルの詩として起こした
【プリンス曲妄想文】の朗読
http://blog.livedoor.jp/airi_4iml/archives/6022020.html
*
この世に一人で生まれてきて
一人で死んでいくまで
どれだけの人と本気で関われるのだろう。
どれだけの人と本当の意味で
心を分かち合うことができるのだろう。
深く関わりたい…。
深く愛して、また、愛されたい…。
いつでも抱きしめてくれる腕があると信じたい。
救いの光を求めながら
闇に誘われる。
僕の心は千々に乱れ
その欠片たちは大声で叫ぶ。
「お前はたった一人だ」
「誰もお前を愛するものなどいない」
その声を必死に追い払う。
「愛されたいと望むのは自由だが
お前は与えられているか?」
「お前は誰かを深く愛しているのか?」
まったくもって言葉がない。
僕は僕自身ですら、
愛せていない。 許せていない。
「愛して欲しい」
それは自分自身への訴えだ。
僕の、僕に対する欲求だ。
愛したいのだ。 僕は。
誰よりも、僕を。
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