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『Noon Rendezvous (妄想意訳)』朗読


プリンスの曲を聴いて
浮かんできた情景・物語・言葉等を
オリジナルの詩として起こした
【プリンス曲妄想文】の朗読
http://blog.livedoor.jp/airi_4iml/archives/22528373.html




何を着て行こうかしら?
愛する貴方との真昼の逢瀬。

「会えない時間も君を恋しく想うよ」
なんて貴方は言う。

そんな想いを埋めるべく
早く貴方と、心ゆくまで愛し合いたい。



貴方の語る言葉は
私を夢中にさせるに充分。

貴方が何か言うたびに
密かにうち震えているのよ。

ねぇ?
あとどれだけ耐えられるかしら?

貴方の声を聞くだけで
今にも溶けてしまいそう。



私の体は人形のように
まるで機能しなくなる。

貴方に名前を囁かれただけで、この有様。



以前は、知りたくなかった。

愛欲に突き動かされて
結んだ関係の先にあるものなんて。

貴方の口から発せられる
貴方の言葉を聞くたびに
こんなに心が痺れるなんて。



もう耐えられそうにないの。

貴方の声音に
私はいつもうっとりさせられる。



何も言わなくても
貴方の顔に全て書いてある。

貴方の企みと、私に望んでいること。

新しいことを試してみて。

ベッドの中で貴方を知っていくのが
たまらなく好きなの。




貴方の好きな色の服を着て行くわ。
すぐに貴方の手で脱がされてしまうけれど。

真昼の暖かな光の中で。




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