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ホット・チリソース「スリラチャ」


皆さん、スリラチャというスパイスソースをご存じだろうか?

パスタにはタバスコ、うどんには七味、ラーメンにはコショウ、ウナギには山椒など、食べ物にはそれぞれ相性のいい香辛料がある。

まず、パスタ。
カランコロンとコジャレたパスタ屋に入り、
「ミートソースとボンゴレお願いします。」
と、注文を済ませると必ずと言っていいほど、
タバスコと粉チーズのセットがやってくる。
逆にタバスコたちが来ないと
「すいませ~ん、タバスコおねがいしま~す。」
と、催促してしまうくらい、パスタにタバスコは必要だ。

うどん屋や、ラーメン屋などは催促する必要すらない。
何故なら、七味やコショウはすでにテーブルに乗っかっているからだ。
七味やコショウは、麺類がくるまで静かにテーブルで待っている。
しかも待っている間、七味やコショウたちは私たちに話しかけてくる。
「スープを一口すすった後、私たちをゆっくり振りかけてくださいまし。」
と。
暗黙の了解である。

ウナギと山椒なんて運命的な出会いですら感じる。というか、山椒はウナギの時以外、使ったことがないので、ウナギと山椒は比翼連理の中と言っても過言ではない。
「そう?ウナギはタレだけで充分おいしいし、山椒は使わんよ」
などと言う方もおるかもしれないが、そこは目をつむり、聞こえないふりをする。

そして、これらの香辛料をひとまとめにしたようなものが
スリラチャである。(おおげさ)

スリラチャとは?

スリラチャは名前からしてアジアンテイストだが、実はアメリカ発祥のスパイスソースである。かなり辛いチリソースで、鳥のマークに緑のキャップがトレードマークになっている。

ちなみにアメリカではスリラチャを置いていない店はないというくらいポピュラーである。チャイナタウンではほぼ100%といってもいいくらい置いてある。


そのお味のほうは?

香辛料なので、辛さはもちろんあるのだが、甘みもあり、ニンニクの風味が強い。刺激がかなりあるので、かけすぎると料理の味を壊してしまう可能性もある。そこはバランスで。

イングレディエントは?
記載順に、
チリ、砂糖、塩、ニンニク、酢酸、ソルビン酸カリウム(保存料)、亜硫酸ナトリウム(保存料)

ちなみに日本に出荷される物には保存料が使われていないらしいが、それが原因かどうかはわからないが、少しアメリカの物と味が違う気がする(日本で販売されているのは刺激が少し柔らかいような)

それでは食べてみよう!

まずはプリングルス(うましお味)に一振り。
ちょっとかけ過ぎて辛い。辛くてむせる。
プリングルスのしょっぱさを上回る辛さだが、癖になる。
2,3滴くらいでちょうどいいかも。

プリングルス



次はトンカツにかけてみた。
安定感のあるおいしさ。ソースとはまた違った味わいになり、エスニックテイストな風合いだ。しかしスリラチャだけだと少し物足りなかったので結局トンカツソースもかけて食べた。

とんかつ


 
サンプルとしてもっと写真をアップしたかったが、満腹なので、この辺でやめておく。

上記のほかにもハンバーガーや、カレーにフォーなど、
なんにでも合う夢のようなソースだ。

たまには違う味を試してみたいと思ったら、スリラチャはおすすめの商品だと思う。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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