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【ワンチャン⁉】次世代先取り?過去の栄光? 第一回Try The Top 子ズガ編

どうも、皆さんこんにちは。
夜な夜なアイスを食べては太り気味のTaroです。

初夏、気温も上がりそろそろアイスが食べたくなりますよね。
アイスと言えば・・・そう某31。
種類が豊富で私も大好きです。
特に人気でいつも頼んでしまうのがこれ!

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!?
あまりにもポッピングな見た目で弾けるところまでそっくり!!

と、いうわけで今回は非GX・Vのズガドーン。通称:子ズガが現環境で戦えるか、新カードを加えて試していこうと思います。

【デッキレシピ】

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※ウルガモスGXは7/9発売の蒼空ストリームに収録されるウルガモスVです。

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【子ズガとは】

まずは子ズガデッキとは何かからお話します。
非GX・Vである事を活かし、サイドレースを有利に進めながら手札に炎エネルギーを集め、技「ひのたまサーカス」で一気に相手を倒す豪快でありながらも山札、トラッシュ等のカードの枚数も常に頭に入れながら戦う緻密さも必要になるデッキです。

このデッキは環境により形を変え、今はスタンダードで使用できなくなったBレギュの時代ではかなりの結果を出していました。
しかし、レギュレーション変更にて子ズガを支えていたカード達が軒並み使用不可になり、環境からその姿を消す結果となりました。

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しかし、そこへ一筋の光!!
特性:わたはこび を持ったワタシラガの登場です。
この特性は基本エネルギーを毎ターン手札に補給することができるため複数枚炎エネルギーが必要なズガドーンには相性抜群です!

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【環境デッキへの挑戦】

今回、対戦相手として使用したのは現代ポケカの三すくみと言われる「ブラッキーダイナ」「連撃ウーラオス」「黒馬バドレックス」です。
最近の大会で使用率、入賞率が比較的高いデッキで、大型大会ではどれかとは必ず対戦すると言っても問題がない今のポケモンカードを象徴しているデッキ達です。
子ズガは果たして環境入り出来るのか・・・。
※初回につき、調整しながら対戦していたため勝率や試合数を算出してませんでした。次回からやります

「VSブラッキーダイナ」

ムゲンダイナ相手では正直、かなり不利で且つ勝利するためにも要求されるカードが多く体感ではありますが勝率は3.4割くらいでしかありませんでした。

ムゲンダイナ相手に先手・後手での変化はあまりなく、ムゲンダイナVMAXにおおきなおまもりが付いた場合一撃で倒すために炎エネルギーが8枚必要になってしまうため序中盤に倒す事が出来ず、そのまま少しずつサイドを取られてしまい最後の1枚のサイドを取り切れずに負けてしまう試合がほとんどでした。

逆に勝てた試合は序盤にガラルサンダーVで確実にサイドを3枚先取しておく事でゲームメイクが非常に楽になります。
ワタシラガが基本闘エネルギーを持ってくる事ができるため相手に奇襲をしかける事が出来るのはオーロラエネでガラルサンダーVを運用するデッキより対戦していて読まれにくく成功しやすいです。
ですが、ガラルサンダーVもおおきなおまもりが付いていると一撃で倒す事が出来ないためツールスクラッパーやツールジャマーが欲しくなりました。

ウルガモスVも先にムゲンダイナに対して軽くダメージを当てた返しに手張りのみでムゲンダイナVMAXを倒し、ガラルファイヤーVに倒されないメリットもあります。
しかし、ボスの指令やブラッキーVMAXのダークシグナルでウルガモスVを無視されて倒されると一気に厳しい試合展開になってしまうため総合的に不利よりのデッキとなってしまいます。

「VS連撃ウーラオス」
連撃ウーラオスは非常に多くの型が存在するため型によって有利不利は変わってきてしまいますが基本は五分五分で戦えると考えて大丈夫です。

連撃ウーラオスVMAXのキョダイレンゲキ序盤に打たれると負けに直結してしまうため、ミュウは出来る限りベンチに置いておきたいです。
後手であったとしてもヒメンカの技:なかまをよぶ でベンチに展開する事が出来るため難しくはないです。
仮にサイド落ちしてしまった場合は戦い方を変え、ウッウで相手のオクタンやメッソンを取る事でなんとかなる場面はあります。

ボスの指令などでミュウを倒される場合は返しにほぼ確実にズガドーンでウーラオスVMAXを倒す事が出来るのでその場合は問題ないです。
インテレオンの特性:クイックシューターでミュウが倒される場合は最速でも4ターンが経過しているのでこちら側の山札も薄くなり、キョダイレンゲキの返しに一撃で倒す事が容易になっているためそこまで勝てない対面ではないと思いました。

しかし、インテレオンVMAXをアタッカーにしている構築の場合はその限りではなくむしろ諦めてくださいと言えるぐらい不利です。
理由としては
・インテレオンVMAXを倒してもエネが戻っているため後続が必ず用意される
・特性:ダブルシューターでダメカンをミュウを含む2匹に置かれる事で1ターンで最大5枚サイドを取られてしまう可能性がある
・弱点のため、ウルガモスVで攻撃するプランを取る事が出来ない
・モミが入っている可能性が高い

以上の点からインテレオンVMAX入りの構築の勝率はほぼ0に近かったです。

「VS黒馬バドレックス」
黒馬バドレックスも複数の型がありますがどのタイプでも比較的勝利を収めるのは難しくありません。

まず、大きいのはウッウの存在です。
黒馬バドレックスはベンチに複数枚エネを分散して張る事でアタッカーをシフトしながら戦う事が多くなるのですがウッウの技:スピットシュート でダメージを受けたアタッカーを倒す事が容易に出来ます。
ミュウを採用してベンチ攻撃を防いでくる分には展開遅くなり、後続のアタッカーを用意するのにも時間を必要としてしまうため、基本的に一撃で倒せるまで待ってても問題はありませんでした。

よく見る黒馬バドレックスの構築でゲンガー&ミミッキュGXを採用している構築がありますが序盤でホラーハウスGXで展開を妨害されたとしても非GX・Vなのでサイドを取られてもゲームに影響は少なく、エネルギーも元々多いためポルターガイストでは倒せないシーンも多くありました。
ズガドーンは序盤の圧縮は必要ですが終盤にかけてエンジンがかかるデッキでもありますので炎エネ5枚でサイドを3枚献上してくれると思って有難く耐えましょう!

負ける試合の多くは黒馬バドレックスVが進化せずアストラルビットを打って来て、その返しにそのバドレックスVを倒せなかったときです。
その時は天が見放したと諦めるしかありませんでした。
しかし、このプレイングは相手側にもリスクがあり、仮にバドレックスVが倒されてしまった場合、盤面のエネルギーと今後ドローソースの一部を同時に失う事にもなるため双方的に運要素が絡んできます。


【採用カード・不採用カードとその理由】

※一般的に入っているであろうカードは省きます。

「ガラルサンダーV+基本闘エネルギー」
あまりにもムゲンダイナデッキに勝てなかったため雑ですが入れて見たところ勝率はやはり上がりました。
ふつうのつりざおでエネルギーとともに使いまわす事が出来ればイージーウィンも出来ます。
上記に記したようにワタシラガで闘エネにいつでもアクセスできるのは大きな強みでしたね!

「ウルガモスV」
正直、このカードを使いたかったから作ったまであります。
子ズガを相手にした時にはサイドを3‐3で取られないようにほとんどのデッキがVポケモンを絡めてきます。
実際にそれがきつく、サイドを取れない事態や5枚目の炎の結晶としてエネルギー回収やエネルギーリサイクルを採用するでしょう。
しかし、ウルガモスVならばエネルギーを戻しつつほぼ必ずVポケモンを倒す事が出来ます。
あとは薄くなった山札からエネルギーを集めればいいだけです!
(リセットスタンプに弱いのは割り切ってください)

「デデンネGXの2枚目」
おそらくほとんどのデッキがデデンネとクロバットを1枚ずつ採用している事でしょう。
少し強引でも必要な札を1ターンで必ずそろえるために・・・
しかし、このデッキにはウルガモスVやふつうのつりざおが2枚とトラッシュから山札に戻す術が多くあります。
そのため、序盤から思いっきり山札を圧縮しまくってもあまり問題がないんです!
溶接工が手札に複数来てしまった時だけ少し後悔します。

「ともだちてちょう」
溶接工を戻すのに使いたいカードですが枠の関係上、不採用にしてみました。
最後の最後まで入っていたカードなので調整の際にまた入れる可能性はかなり高いです。

「リセットスタンプ」
めちゃくちゃ強いのでものすごく入れたかったのですが今回は妨害よりも自分の動きを優先する事を重視したため不採用となりました。

「ツールスクラッパー」
上記で記したように必要になる場面はとても多かったのですが自分の動きのために一度不採用に。


【結果】

今回、現状トップに環境外の子ズガで試してみた結果ですが結論からすると正直今は大会等ではあまりオススメはできません。
もちろん、100%の力を発揮できるのであればこのデッキは相当強いでしょう。
しかし、連勝する事を必要とする大会ではどのデッキも上振れ・下振れが存在しこのデッキはその幅が特に大きいデッキだからです。
さらに、今の環境が以前と違いVMAX主流になっている事です。
VMAXはHPラインが高く一撃で倒す事を得意とするこのデッキでは必要になるカードが多く、集めきる前にゲームが終わってしまう事も考えられます。

ですが、悪い点だけではありません。
このデッキは癖になります!!
エネルギーの枚数とどこにあるかを把握し、意地になって手札にかき集め一撃で相手の主力ポケモンを倒すときの快感はヤバいです!
マジ、脳汁出ます!!!
本当に使っていて楽しいデッキだなと感じました。

普段のデッキに飽きたらこのように少し大味なデッキを使うのも新しい発見になっていいかもしれませんよ。


【まとめ】

今回の記事を最後まで見てくださってありがとうございます。
今後もいろんなデッキでこのような記事を書いていきたいなと思っております。
その時は、もっと正確なデータを用意しますので今回は許してください。
思いつき企画だったんです・・・。
もし、この記事を読んだ方の中で子ズガが好きで「お前のなんてズガじゃねーよ」という方もいらっしゃるかもしれません。
それは申し訳ない。
ですが今後の子ズガの構築や考察のほんの少しの参考にでもしていただけたのなら幸いです。

皆様のポケカライフがより良いものになりますように。

See you

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