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自粛生活が教えてくれる大切なこと

世界中がコロナウィルス一色の今。

私たちは新型コロナウィルスに何をみて、何を学ぶのでしょうか?


目に見える世界では、悲しいこと・不安なことがたくさん起こっているし、経済的・精神的痛みが伴っています。

私自身も仕事は全部キャンセルになったし、この先いつ通常運行に戻れるのかはわかりません。

不安じゃないと言えば嘘になりますが、実はこの自粛生活をやってみて、この生活が意外と悪くはないと思っている私がいるのです。

むしろこのスローな生活が好きになりつつあるといっても、過言ではありません。

その一番の理由としては、今の生活には人間らしさや、あたたかさがあるということ。

おざなりになってしまいがちだった家族との時間が増え

外食ばかりだった食事が、毎日キッチンに立って自分で食事をつくり

久しぶりの人たちとの連絡を取り合い会話を楽しみ

都会まで片道一時間の電車に乗る必要もなく

自分の体と気持ちに向き合い愛をかける時間がたっぷりある。


まさに私の望んでいた「スローで丁寧な暮らし」がここにあるのです。

そして自然界では人間の活動が少なくなったことで大気汚染が減ったり、ヴェネツィアでは運河の水が綺麗になったり、ある漁港ではイルカが戻ってきたとの記事も目にしました。


もちろんこれは、ほんの一例に過ぎないので、これだけではなんとも言えないのですが、これ位スローな暮らしの方が、地球全体で見ればいろんな命がのびのびと生きられる、心地よいバランスなのではないのかなと私は感じています。

もちろん私自身も含め、仕事がストップ・減少している方々のためにも、1日も早く働ける日がくることを望んでいますが、今までと同じ生活に戻りたいですかと言われれば、気持ちよく「YES!」とは言えません。


なぜなら、今の私がスローな暮らしをホッと「感じていること」が答えだからです。


中には、私と似たような感覚をもっている人もいるかもしれません。


ここで、私がたまに読みたくなる、心を動かすコラムを紹介しますね。


看護師が語った、死の直前に誰もが口にする「後悔のことば」


この中で紹介されている、死を間近にした人が語る5つの「後悔のことば」。

この言葉たちを聞くと、どうやって生きていきたいのか?

そんなことを振り返るきっかけをもらえます。


その「後悔のことば」たちがこちらです。

01. もっと自分らしく生きればよかった

02. あんなにガムシャラに働かなくてもよかった

03. 言いたいことははっきりと言えばよかった

04. もっと友達と連絡をとればよかった

05. もっと自分の幸せを追求すればよかった


死の直前に、この言葉を多くの人が口にするのだそうです。

これを見て、どう感じましたか?

5つの言葉を後悔ではなく、ポジティブに言い換えてみれば


世間と感覚が違っても「自分の」幸せを追求したらいいよ。

自分らしく生きたらいいよ。

ガムシャラに働かなくていいし、

自分の感じていることをはっきり言っていいし、

もっと自分の時間や家族・友人たちとの時間を大切にすればいい。


新型コロナウィルスで「死」や「感染」の怖さを間近に感じめてる今。

こんな時だからこそ、「自分の」シアワセを知るための自問自答が有効なのではないかと思います。


自分にとっての幸せってなんだっけ?
生きるため本当に必要なものってなんだろう?
自分にとって本当に大切な人って誰だろう?


不安な時だからこそ、本気で考えると思うのです。


どんなバランスで働きたいのか

自分の好きなことはなんなのか

**どんな暮らし方をしたいのか **

誰と一緒にいたいのか


自分がしたい暮らし方があったら、誰にどう思われようがその暮らしを目指して楽しめばいい。

大切なのは、自分が毎日を幸せに生きられているかどうか。

きっと自問自答で出た答えは、今後生きていくための大きな指針になっていくはず。


自分にとって本当に大切なものに気付く、ということは世の中や他人の価値観に巻き込まれず、自分の基準で生きていけるということ。


私の人生では、大きな転換期の前には必ずと言っていいほど、痛くて悲しくて不安な出来事が起きてきました。


そのことを考えると、今回のこの新型コロナウィルスは私にとっても、かなり大きな転換期になるのではないかと感じています。


ただし、転換できるのはここで自分と向き合ったらの話。

しんどくても、ひらすら自分の声が聞こえるまで向き合い倒す。

その先にやっと自分にとっての光の道が見えてくるのです。

世界中が大きな転換期を迎えているのだと思います。

新型コロナウィルスから、何に気づき、学ぶのかは自分次第。

後悔しない、「自分の」道を進んでいきましょう。

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