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【11/16瓦版】事業を永続させ社員とその家族の生活を守るために、M&Aを検討

創業1987年、M&Aコンサルティングの老舗、株式会社レコフ様が公式WEBサイト上に展開する成約事例コンテンツ制作をサポート。インタビュー、およびライティングを担当しました。

今回は、昭和36年の創業以来3代にわたり、地域になくてはならない自動車学校として交通教育を支えてきた茨城県西自動車学校を取材。同社はなぜM&Aを決意したのか。そして成約後の現在はどのようなビジョンを見据えて取り組んでいるのか。3代目社長である塚田氏と、譲受企業 モトヤユナイテッド株式会社 小野氏にご登場いただき、M&Aの経緯と今後の展望についてお話をうかがいました。

【本文冒頭引用】

――まずは塚田様が茨城県西自動車学校を引継ぎ、どのように発展させていかれたのか、その経緯からお聞かせいただけますでしょうか。

塚田様(譲渡企業):
創業者である祖父は、もとは農業や養蚕業を営んでいました。やがて指定自動車教習所制度が始まったことを機に、昭和36年5月に茨城県西自動車学校を創業。当時自動車学校がなかった筑西エリアに地域に必要とされる施設を作り、交通教育に貢献したいという思いで始められた事業です。

私は次男なので当初は家業を継ぐ予定はなく、東京に出てベンチャー企業に勤めていました。ところが、兄が家業を継がず別の道に進むことを選択。父に「茨城に戻ってきてくれないか」と頼まれたのです。事業家の一族に生まれ、会社経営には興味がありましたし、茨城という土地も好きだったため、帰郷を決めました。

自身の手で銀行から融資を受けてこの自動車学校の株式を取得することから始め、株主兼代表に。31歳で代表取締役に就任し、後に上筑波自動車学校とのM&Aを行って2校を経営してきました。

エリアの人口動態をふまえ長い目で見ると、自動車学校の事業だけで存続していくことは難しくなると考えられます。そこで自動車学校が傾いてもリスクを回避できるよう、新たな事業を立ち上げて柱を増やすことを目指し、フォークリフトなどの作業免許を取得できるようにしたり、高校生と地域の中小企業をマッチングする就職支援を行ったりと事業を展開してきました。

社員が50人いれば、その周りには3人、4人の家族がいます。経営者としてその200人の生活を守り、誰一人路頭に迷わせてはいけません。祖父が創業した会社の社員をどうやって守っていくか、ただそれだけを考えて歩んできた道のりだったと振り返ります。

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https://www.recof.co.jp/case/detail/03.html

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