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PremiereProだけで月30万稼ぐ極意

動画編集のスキルをつけて、好きな場所で好きな時間で誰に縛られるでもなく仕事がしたい人は少なからずいると思います。
私もそんな人間の一人でした。
今では、熊本にいながら、東京やヨーロッパの方とお仕事をしています。もちろんリアルであったことはありませんw
そんな働き方ができる時代であることは疑いようのない事実です。

そして、そのような生活を実現するためには、しっかり稼いでいかなくてはいけません。
しっかり稼いでいくという表現はぼんやりしているので、今回は明確に月30万稼ぐと仮定して解説していきます。
また、AdobeのPremiereProを使っている方(まぁ、他の方でも構いませんが)に向けて、それ以外の編集スキルを使用せずに月30万を稼ぐことにしてみます。

▼結論:仕事のハブになる

仕事のハブとは何か?
簡単に言えば、仲介業者のようなものですがプラスで動画のクオリティーの管理・維持、スケジュールマネジメントなどの役割を担うポジションにいくことです。
仕事のハブになると、クライアントから編集の依頼を受け取りそれを編集チームのメンバーに渡して編集してもらいます。そして出来上がった動画を確認して高品質で納品するという流れで仕事をしていくことになります。

ここで気づいて欲しいのは、あなたはもはや編集のプレイヤーではないということです。動画のクオリティの維持などはしなければいけませんが編集自体は他の人に任せます。あなた一人の編集時間は絶対にどこかで上限がきます。上限がきた時があなたが一人で稼げるMAX金額なのです。
収入に上限をなくすには、編集作業を自分以外の複数の誰かにやってもらう事が大切なので、編集を実際にするのは別の人に任せてしまいます。

PremiereProのみで稼ごうとする場合は確実にこのようなスタイルに持っていった方がより多く稼げる可能性が上がるのですが、それを解説するためにはPremiereProで出来ることを理解しなければいけません。

▼PremiereProで出来ることとは?

PremiereProで出来ることは何か考えてみると、網羅的な映像編集だと私は思います。全体的に手広く色んな編集ができるが、一つの分野に尖っているわけではないので専門性は低いです。

つまり、逆に考えるとPremiereProは特殊な映像編集には不向きということになります。特殊な映像編集というと、After Efectsが概ね専門分野でしょう。
そして、こちらの方が一件あたりの単価も比較的高い傾向にあります。
PremiereProで出来る映像編集の案件としては、「YouTube動画」「セミナー動画」「教材動画」などが挙げられると思います。
これらの単価はそこまで高くない割に、編集の作業時間もそこそこかかります。(一部例外もありますが...)
つまり、根本的にPremiereProだけで稼ぐのは厳しい現状があるということです。

ただ、それでもやり方を変えればいいだけの話です。それが、仕事のハブになるということです。これからは具体的にどうやって仕事のハブになるのかを解説します。

▼編集も営業もしなくていい環境を作る

 編集をしない方がいい理由は先ほど述べた通り、一人の作業時間には限界があるからなのですが、営業もしない方がいい理由を述べます。

 一つには、営業する手間が省けるということです。これは説明しなくてもメリットとしてリカしていただけると思うので飛ばします。

 二つ目に、フリーランスが受ける仕事は単価が下がる傾向があるということです。例えば、あなたが動画を作って欲しいクライアントだったとします。目の前にどんな奴かも特定しづらいフリーランスの編集マンと、法人で活動している会社があったとして、どちらの方が信用度が高いと思いますか?

 きっと、法人の方がなぜか安心感がありますよね。この安心感が動画の単価に関わってきます。なので、初めのうちは自分で営業して仕事を取ってくることになりますが、ハブになろうとするなら、一緒に仕事ができそうな法人に営業をかけて、その法人と繋がりを持っておくことが大切です。そうすれば、営業をしてもしくは窓口になるのは法人の担当になりますから、法人が受けた仕事をもらって、編集スタッフに投げるという仕組みができます。

 三つ目に、時間が確保できるのはとても貴重なことだということです。

「時間がないから」と言って、特に自分の環境を変えるわけでもなく毎日いきたくもない会社に出勤している人が周りにいませんか?
時間があれば人生は簡単に変わるものです。逆に言えば、自由に使える時間がないということは、今の生活スタイルを変化させる余裕がないという事なんです。

 この事は、仕事の面でも非常に重要で、例え動画編集のスキルを身につけたと言っても、仕事に時間を取られていたら次のスキルやもっとプロフェッショナルな領域に進むことができません。自己成長が止まるんです。

 編集も営業もしないでいい環境は自由に使える時間が多い状態だという事。

このように、フリーランスにおける二大労働とも言える編集と営業をやらない事によって、仕事のハブになることができます

また、法人と繋がることで法人単価で仕事をする事ができるので同じ作業量でも単価が全然違います。それぐらい法人はすごいものなんです。

▼PremiereProだけで月30万稼ぐ

 PremiereProで30万稼ぐ方法はご理解いただけたでしょうか?

 本来はこのようにスキルを縛る必要はないので、自分の持てるスキルを駆使して仕事をするのがベストですが、「人に仕事を任せる」という戦略で市場に入る事で収益は大きく変わります。

 収益を上げたいと考えている方は、是非「編集も営業もしないでいい環境づくり」を試してみてください。


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▼執筆者紹介

<執筆者:わさび編集長>
 
2018年頃から動画編集を独学で習得
 
2020年に編集チームを結成。動画編集未経験だったメンバーに編集スキルを教育し、編集チーム結成からわずか1ヶ月で未経験者が即戦力に成長。
 
2021年現在、講師としても活動を初め、動画編集教材を鋭意作成中。
 独学者が安心して学習できる事を前提とし教材のクオリティを上げつつ、圧倒的低コストでの実装を目指しています。
 2021年7月の発売を予定しています。初回リリース限定の特別価格キャンペーンも準備中です。

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