8月12日(水)13時〜第7回オンライン読み合わせ!
本日もアクセスありがとうございます。
12日に第7回オンライン読み合わせ開催が決定しております!
出演は西村卓真さん&武藤優汰さん。
ついに、卓真さんが読み合わせデビューします!
(まだー?と何回も言われておりました)
お二人に読んでいただくのは、『BLUE』の一場面と、オンライン読み合わせ用に書いた「佐藤と鈴木」ですね。どっちがどっちを演じるか、まだ決めてない…。
その脚本を公開しておきます。
当日、こちらを見ながら配信を見に来て頂けると、とても嬉しいです。
読み合わせの後は、エチュードにも挑戦していただきます!お題をお願いしますね。
オンライン読み合わせをご覧になるには、
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5◯同・休憩室
健太郎とバイトの先輩ユウキ、休憩中。
ユウキ「へー、そうなんだ。目指してるんだ。へー」
健太郎「はい」
ユウキ「へー、それでしょっちゅう東京行ってたんだ、へー」
健太郎「すみません、今まで黙ってて」
ユウキ「え、がんばって!応援してる!ほんと!」
健太郎「ありがとうございます」
ユウキ「言って!いつでもシフト変わるから。そういう時」
健太郎「助かります!」
ユウキ「いや、俺もさ、実は昔、監督目指してて、家にビデオいっぱいあんのよ。あ!貸すよ。見て!勉強して」
健太郎「はい、ぜひ」
ユウキ「何がいいかな、水橋くんに合いそうなやつ・・・」
健太郎「なんでも。任せます」
ユウキ「オーディションとか受けてんの?」
健太郎「はい。まだ事務所のですけど」
ユウキ「(思い出して)あー、なんかの作品でさ、主演選ぶオーディションの時に、他の人たちは前見てるのに、二人だけ下向いてて、その二人が選ばれたんだって。なんだったかなー」
健太郎「へえー」
ユウキ「え?もしかして、今までのオーディション、前向いちゃってた?ダメだよ、人と同じことしちゃ」
健太郎「・・え?(動揺)・・・え?」
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オンライン読み合わせ用台本「佐藤と鈴木」
○どこかの道
佐藤と鈴木、ぶつかって。
佐藤「痛っ!はあ?」
鈴木「すみません」
佐藤「って、あれー、なんか見たことあると思ったら、鈴木くんじゃん!俺おれ!佐藤」
鈴木「ちょっと、わからないです。すみません(と、行こうとして)」
佐藤「ちょっと待って。待って。ね、ちょっと聞いて。俺、佐藤だよ。」
鈴木「どちらの佐藤さんでしたっけ」
佐藤「え?忘れちゃった?ひどっ!」
鈴木「佐藤っていっぱいいるから、すみません・・・」
佐藤「ほら、地元の、ほら、昔みんなで遊んでたじゃん!」
鈴木「あー、あーはいはい。…いや、やっぱり分かりません」
佐藤「わからないんかい!」
鈴木「本当に僕で合ってます?」
佐藤「だって鈴木くんでしょ」
鈴木「鈴木ですけど」
佐藤「だよね。ほら、知り合いじゃん」
鈴木「いやいやいや。・・もしかして、さっきの銀行で名前呼ばれた時から付いてきてました?・・・わかりました。なんの勧誘ですか?宗教ですか?健康食品ですか?なんですか?」
佐藤「いや、ひど!もういいわ、いいです。じゃ、すみません。オレ、急いでるんで」
鈴木「いや、絶対急いでないですよね。では」
佐藤「あ、ちょっと待って!LINE教えて」
鈴木「いやです」
佐藤「だよねー」
鈴木、行く。
佐藤「ショックー、もー、ひどっ!」
鈴木、戻ってきて。
鈴木「あー、思い出した、佐藤タツヤ!」
佐藤「おお〜!惜しい!タツヤじゃないほうの、佐藤!」
鈴木「…やっぱすみません」
佐藤「LINEしよ」
鈴木「え、っと、ちょっと持ち帰ってもいいですか?」
佐藤「え?何を?QRコードを?え?」
鈴木「いや、一晩かけて思い出すんで、佐藤タツヤじゃない方の佐藤」
佐藤「今言おうか?名前」
鈴木「いや、いいです。思い出すんで」
佐藤「言おうか?佐藤ま〜」
鈴木「いや、ほんとやめてください。ほんとに。じゃ、また」
佐藤「おう、また」
鈴木、去る。
佐藤「また?」
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