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榎津求仁生インタビュー/リモートフィルム『誰?』出演

リモートフィルム出演者インタビュー・第4弾は榎津求仁生さんです。

リモートフィルムオーディションに参加してくれた榎津さん。個性的な存在感と放っておけないようなお人柄で、ムービーの中でも独特の空気を作り出してくださいました!

ーー俳優を目指したきっかけは?

友達が音楽をやっていて、小さなライブハウスで演技をやっていたのを見て、自分もやってみたいなと。歌は苦手だけど、演技ならできるかなと思いまして。それが30代前半のことです。それより前の若い時は、普通に仕事してて、無難に結婚して平凡な家庭を築くことに憧れがあったのですが、まだ結婚していないです(笑)。

ーー演技をやろうと思って、何から始めましたか?
ボイストレーニングを始めて、1年に何回かワークショップを受けてみました。そこで、演技の上手い下手は別にして、雰囲気に圧倒されましたね。この雰囲気に慣れていかないと、この世界ではやっていけないんだと思いました。

ーーこれまでの作品にはどのような経緯で出演されたのですか?

オーディション雑誌やシネマプランナーズで検索して、一般の人でも応募できるものを見つけてきました。

ーーaioifilmへもご応募いただきました。
年齢制限がなかったのと、コロナでオーディション自体がなかったので応募しました。正直、受かるとも思っていなかってので、オーディションの経験だけでもしたほうがいいかなと思っていました。

ーー公開での演技審査はいかがでしたか?
テンパってました(笑)。HAKUNAの配信での審査と、一人二役(※)をやるということが初めてでした。さらにリスナーさんが見てるということで緊張しましたね。

(※急遽オーディションが決まったので、相手役がおらず、一人で二人分の脚本を読んでいただきました)

ーーリスナーさんから好評でした!出演が決まった時のお気持ちは?

まさか・・・と思いましたね。僕を使ってもらえるなら、ありがたいと思いました。いろんな人が受けていると思ってたので、その中で選ばれて、光栄でした。

ーー脚本を読んだ時の感想は?
事前にやったエチュード(※)に関連しているのかなと思ったけど、全然違う話でした。変なおっちゃんの役になったので、他の3人の出演者に迷惑をかけないように、オヤジなりにインパクトを残せたらなと思いました。

(※)脚本がなかなかできず、参考にするためにエチュードをしてもらったのです。

ーー共演の皆さんの印象は?
皆さん若いわりには、考え方がしっかりしてたので感心しました。足だけは引っ張らないように、努力はしようと思っていました。

ーー本番までに準備したことは?
何をイメージしたらいいのかわからなかったですが、ミステリアスな感じをどうやって出したらいいのかな、と考えていました。

ーー本番はいかがでしたか?
1回目は緊張しましたけど、2回目以降、撮り直していくうちに徐々に慣れてきた感じがありました。僕だけイントネーションが九州なまりなのが出てて、それも不安を感じながら演じました。

ーー完成したムービーを見た感想は?
練習の時よりうまくなってるなーっていうのと、こんな風に本番が仕上がってるんだ!という、監督さんの技術でうまく編集してくださったことに驚きました。ショートフィルムだからこそ、僕なりにいいインパクトが残せたかなと満足しています。

ーー今後の展望を教えてください。
俳優を続けていきます。個性を生かして、インパクトを残す役者になりたいです。「この役だったら自分にしか出来ない」というものができたら、最高の幸せかなと思います。

榎津求仁生(えのきづ くにお)

1975年7月29日 生まれ。福岡県出身。

経歴 

2019年3月 ラジオ関西チョコットおしゃべりゲスト出演
2018年12月 コミュケCDドラマ カラフル模様の空(沖田浩二役)
2017年10月 チバテレビ Muse9短編ドラマ(校長先生役)
2016年6月 CDドラマ素直なタヌキと賢い子供(タヌキ役)

いただいたサポートは制作費に使わせていただきます。インタビュー記事へのサポートは出演者への出演料にも充てさせていただきます。