見出し画像

ジム・シモンズ「アイディアと数学と投資について」

私は想像力が豊かだと思う。たくさんの良いアイデアがある。
もちろん、悪いアイデアも時折出てくる。
科学の分野では、良いアイデア1つに対して悪いアイデアが5つ出てくることもある。
友人のランディ・バームが、科学をしていると悪いアイデアも多いと話していた。
しかし、優れた科学者ならば、アイディアが出ないことよりも悪いアイディアが出るほうがマシだ。
私が考える組織のリーダーシップとは、最高の人材を雇うことであり、私は人の見極めの目を持っていると思う。

私の人生のヒーローはエイブラハム・リンカーンである。
彼は非常に社交的で、人々は彼の周りにいるのが好きだった。
彼は知識が深く、大統領になる前にユークリッド幾何学を学んだ。
彼はとても賢明で、戦争中に国を統一するビジョンを持っていた。
彼の考えは結果的に正しく、北部が内戦に勝利し、重要な修正案が可決された。
彼は多くの困難を乗り越え、その修正案を通過させたのだ。

私が子どもの頃にゼノンのパラドックスを知ったのは、父との会話を通してだった。
数学の美しさについても語りましたが、数学は発見されるものなのか、生み出されるものなのかという問いについても考えました。
数学には無限の定理や定義が存在すると思いますが、その中から新しい考えを見つけ出すのは創造的な行為であると感じます。

私たちは金融の世界で成功を収めていますが、その背後には強力な予測シグナルが存在します。
新しいシグナルを見つけることができるかどうかは、チームの能力にかかっています。
私たちの成功の一因として、常に新しいシグナルを探求し続ける姿勢が挙げられるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?