「 私に足りないのは人生経験とあと何かしら 」


・もういっそ夏の魔物に連れ去られたい話

同期と夏休みの予定が合わない。
ジブリと金ローの展示会の情報が送られてきて、今年の夏はそれに行こうという話になった。
世間的には半ブラックな学校勤めのわたしも流石にお盆は休みで、しかも同期の誕生日はお盆なので5日間のお盆休みで調整をしていた。
お盆の後半に後輩ちゃんとの予定を入れていたから、お盆の前半に行こうとしていたら、「試合があるから」と言われて、試合前もやだし、誕生日の日から会えるかもとなったので、後輩ちゃんとの予定を前に持ってきて、後半に会うことにした。
したあとに、「やっぱり予定が入るかもしれないから前半に来たら?」と言い出して、かと言って試合前に会うのもやだし、後輩ちゃんとの予定が決まったところだったのでそういうと「今年の夏はなしだな」と言われた。

ハァ??

久しぶりにキレた。
ただわたしはあくまでも彼女ではないのでキレ方がわからず、「おもんない夏」とだけ言った。
まだ確信がないにしろ、それはわたしとの予定よりも大事なものなのか、聞いてがっかりするのが嫌で内容も、いつはっきりするのかも聞けていない。
後輩ちゃんが話を平行して聞いてくれていて、わたしを気にして、予定を変えてもいいと言ってくれてることと、親友が「もやもやしてる」という病みツイートに「もやしかと思った」とコメントしてくれたことが唯一の救い。

そう言えば先週から、自分はわたしが寝る前でも「ごめんなさいね」とか言いながら暇つぶしにかけてくるのに、わたしが夜中に寝れなくてかけても出ない。
なのにLINEはしてくる。「時間がもったいない」とかいうなら、聴くだけでいい電話の方が打つより楽だろと思うのだが、わたしもわたしで寝れないので通知が気になって返事をしてしまう。
そんな夜が続いていたので余計に腹が立って、久しぶりに好きでいるのをやめたくなってしまった。

もういっそ夏の魔物でもいいから連れて去られたいのに、わたしが高嶺の花子さんじゃないばっかりにそうもいかないらしい。




・「愛せよ世界を」と言ってきた人に振られた(確証はない)話

世界を愛してしまいたいから
自分に愛着持ちたいな

GIRL'S GIRL / 大森靖子

そんなもやもやを抱えたまま1日働き(えらい)、仕事を終えてインスタを見ると珍しく推し(🗼)が遊びに行ってるストーリーを上げていた。
車の助手席に乗ってる動画で、まさかなと思いながら音量を上げたら女の人の声がした。
動画も何度もみて音量まで上げて確認してる自分も嫌だったし、さらに何よりも思った以上にショックだったことがショックだった。タイミングが悪い。

「彼女作らないし結婚もしない」って言ってたくせに、彼女できたんかよ(確証はない)。
誕プレだって、あげるあげる詐欺されてまだもらってないのに。

どうせわたしと違って、共通の推しに似た可愛い女の子なんだろうなと思ってまたおちこんで、スーパーに買い物に行ったら思った以上になってしまっていたし、冷麺は間違って辛いのを買ってしまって辛かったし、辛い袋ラーメンも買ってた。デザートもいつも一種類しか買わないのに、アイスもプリンもヨーグルトも。

靖子ちゃんも言ってる通り、世界を愛すためには自分に愛着を持つことが必要らしい。

その女の子は、BLUE GIANTSを観て泣きますか。夜中に肩組んでFLOWのGO!を歌うようなタイプなんでしょうか。推しの買ってたチョコと同じものを探して買ってくれるような子なんでしょうか。
ここまで考えて、Twitterで愛してるよりも面白いの方が愛の告白だろ的なツイートを見たことを思い出した。(元ツイート探せず)

「愛される女」よりも「おもしれー女」になりたい。
さらに欲を言えば、「私が人生で一番やばい女」になりたい。

そんなもやもやをかかえて、同期が教えてくれた尾崎世界観が出る相席食堂を観てたら少しマシになった。
クリープハイプ好きなの覚えてたんだ。
まだ落胆するのは早いかしらと思ってしまう。
わたしが好きだったのは同期だし、振られたわけじゃないし。

↑相席食堂のあと話題になってた青梅。ロケ中も陽とか本当なんてぶっ飛ばしてよが流れてて、選曲最高ですという気持ち。
クリープが聴きたくなったら夏です

・「 涙みたいな宝石を着けても貴方は振り向かないでしょう 」

今日の題名は急に大学生の時に"友達だった"子から「どうしてものんのだから」と送られてきたブランデー戦記のMusicaという曲。
どの辺がとかは全くわからないけど、初々しい中に独特な空気があって気に入って聞いている。
色々あって全く会わなくなったけど、卒業式の日にもらったハンカチは今も気に入って使ってるし、この子のおかげでZOCや大森靖子を聴くようになった。ZOCの1stワンマン3列目のチケットを勝ち取ってくれたのもこの子だった。

「おもしれー女」になるために、わたしに足りないのはあとなんなのでしょうか。


今日は曲がたくさん出てきた、感情が忙しいと一曲に収まらないらしい。

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