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選挙は生き様だ、そして選挙は「人を映し出す鏡」だ 「劇場版センキョナンデス」

映画を観に隣の県に行ってきました

この間、山梨県へ「劇場版センキョナンデス」上映会&トークショーを観に行ってきました。(前日に、「いしいフェス」に行ってきたので、そっちも同じく目的ではありましたが)

YouTube番組「ヒルカラナンデス(仮)」で話している内容は、プチさんがレギュラー出演している「キックス」(火曜日)で話しているものと通じるものが結構あったので、山梨では毎週火曜日にプチさんの漫遊であったりとか、政治へのツッコミ、四国のマードックこと平井ファミリーへの追求などもリアルタイムで聞いていたりしたのでありました。

なので、映画初頭の内容は「お、これキックスで聞いたやつだ!」であったり、「あー、見出し王でこのネタ投稿したなー」(※「見出し王!」という、その週にあった出来事を新聞の見出しっぽく紹介するという時事ネタ大喜利的なコーナー)であったりしました。

前半では、その四国のマードックの「NECのオッチャン(会長)を徹底的に干すよ」と脅した発言や、小川淳也議員へ全く取材せずに報道をしていたこと(当該の維新の議員に聞くと、自民側からも出馬をしないように圧力があったことが明かされるが、それは当然四国新聞には載っていなかった)などに追求しつつ、史上もっとも異様な平井陣営の『パレード』、それとは対象的に、オープンで「一般市民が」応援して盛り上げている小川陣営の状態をそのまま映しています。

大事なポイント(これだけはどうしても言っておきたい)

ここで間違えないでほしいのが、この映画が特定の政党・候補を応援している映画ではないことです。(四国新聞はそうやって攻撃していたけども)というのは、キネ旬で全く見当外れのレビューが書いてあったことですね。

引用しますと

取材対象が二つの選挙にまたがっているので流れもわかりにくく、建前としての中立性(劇中で特定の候補者に「応援してます」などと言っている)も投げ打っていて、単純な撮れ高不足も露呈している。

映画、観ていました?

まず、香川一区の平井VS小川に関しては、小川候補(当時)には質問はきちんとしていますし、事務所にも入れてくれたほどオープンだった小川候補はちゃんと答えを返しています。

ですが、平井陣営に関しては、「言った」「言わない」みたいになり、高圧的な態度であったり、「会社に来い」と言われて来たのに、わざわざ「質問はFAXで送れ」という意味不明な返しをされたり、その回答が無茶苦茶だったり、会社を通じてとんでもないことをやったりと、「態度」がとにかくありえないくらいにひどかったのです。

というか、それを記事で書いているんですが、文字で読むのと、映像で見るのとではやはり違うので、目を通した上で見るのがオススメであったりします。

それに、後半での大阪選挙区では、立憲民主にも厳しく質問していました。説明をしますと、菅直人元首相は、維新へかなり批判的ではあったのですが、以前の選挙で大敗し、責任を取って辞めた枝野前代表とは違い、新たに代表となった泉代表は「維新との連立もありうる」とすり寄り、菅に「あまり厳しく(維新を)批判するな」と言ったとされています。というか、それが複数の週刊誌で報じられていました。

それについて聞かれた時に、泉代表が「あっ、えっ」という情けない顔をしていたんですが、そんなんで野党第一党やってられんのか?という不安はありますし、過去にプロレスに対して否定的な発言をした(腐すような引用をした)ことから、あんま好きじゃないんですが…。

何を言いたいかというと、この駄文を書いた宇野なんちゃらは、批判するとすぐにブロックするという四国新聞社並の対応をしてくるよ、そんなに変わらないよというお話でした。(事実、過去に「いい加減なことを書くなよ」と書いたらブロックされたことがありました)

こういう不誠実な方はどこにでもおるで~。

22年7月8日

これが全てを変えてしまいました。今までは、いろいろとアクシデントやまさかの圧力がありつつも、「選挙を楽しく」(しかし聞くところはちゃんと聞く)というスタンスでやってきたわけですが、維新の選挙を追うために大阪に出向いていた2人は、衝撃を受けます。

安倍元総理、選挙応援演説中に銃撃を受ける

確か、その週のキックスでは、長野の1人区で杉尾議員(現職)相手に出馬を決めた松山三四六(ラジオパーソナリティー・タレント)の不倫について(長野県出身の)プチさんがツッコミまくっていたわけですが、本来は安倍元総理は、松山を応援するために長野に出向く予定だったんですね。それが、奈良になったと。

三四六はその件(不倫・中絶同意書に偽名でサイン・過去の金銭トラブル)で長野を追放されることになり、今では名古屋で拾ってもらったみたいですが、歴史に「もし」は無いとはいえ、それがなければまた大きく歴史は変わっていたし、この映画のオチもかなり違うものになっていたと思われます。

多くの候補は街頭演説を取りやめましたが、数少ない候補者はそれでも話しました。それが何だったのか?どう伝えたのか?というのは、実際に映画を見ていただければと思います。

どうなる香川一区

香川一区は、小川候補が当選、平井候補が復活当選する形となったのですが、小川議員はその後政務会長にまでなったものの辞任、では大臣にまでなった平井議員はどうだったのかというと、統一教会との結びつきが明かされたり、東京五輪の汚職で逮捕された(電通出身の)高橋元理事が経営していたステーキ店に8回もヨイショレビューを書いていたことをバラされたりと(平井氏は、電通OBでもあった)、良いニュースは正直無いです。

まあ、我々に投票権はないので(香川県民じゃないから)、どうこう言える資格は無いですし、情けない不倫メールを送っていた黒岩なんかを知事に選んでしまったような神奈川県民だから結果に対して何かを言う資格は一切無い(※私は一切合切黒岩には投票していません)のですが、有権者の判断を仰いでいくことになるでしょう。

地元の選挙こそ見ていこうじゃないか

そして、選挙は何も国政だけではありません。市区町村の選挙も大事だったりします。メディアでは全国区ばかりを取り上げていますが、実は日々の暮らしに影響を与えているのは、市区町村の議員であると思っているわけです。

別に、政治に詳しくなる必要は無いとは思っていて、それこそ市区町村の会報であったりだとか、地元の記事に目を通すところから始まっていると思っています。というのも、これからの「政治」を決めるのは常に市民だと思っているからです。

私が住んでいる街は、残念ながら県での投票率がワースト2位であったと書かれていましたが、これは県議選挙が無投票で決まったことや、現職が有利だったこともあるかもしれないです。ただ、だからといってそこで「投票をしない」とか「白票を投じる」みたいなことはしたくはない。

それは、大事な権利だと思っているからです。さらに、「人」とか「経歴」ではなく、「自分の言葉で言っていること」「過去に何をやったか」「何を成し遂げたいか」で投票したい、と思っております。

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