占いー自分を知って対応する

小さい頃から占いが好きで、「My Birthday」を毎月買うお子様だった。
「今日はラッキーな日!何か起こるに違いない!」とか、ラッキーカラーやラッキーアイテムを身に着けてひたすら待つ。
でも、特別なことはおこらなかった。
「何もいいことおきないやん!」などとぼやきながら。
そうやって徐々に飽きてきて、いつしか信じなくなった。

しかし、ここ2年ほど「占星術」と「しいたけ占い」をよく見ている。

占星術は、yogaで知り合った友人が西洋占星術を深く学んでいて、単なる12星座ではないことを知り、話を聞いて今までの自分のことについて納得したから。
自分の性格で、何でこういうことをしてしまうんだろうと思う部分が当たっている。
同じトラブルを繰り返すのも、自分の根っこの性格を取り違えているからだと感じた。

しいたけ占いは、読むと生きる元気をもらえるから。
文章が本当にやさしい。
ぎりぎりでいるところに、少し力を抜いてもいいと書かれているありがたさ。
辛い時に、「話をさせてください」から始まる「頑張っている」と認めてくれる文章。
もう当たっても当たらなくてもどっちでもいい。
読むだけで寄り添ってくれる感覚があって、たまに涙目になる。
そして、押しつけがましくないアドバイス。
「こんな風に書いてるから、こっち向いてやってみようかな」と思える。

占いに対する姿勢が変わったのが自分でもわかる。
一喜一憂するというより、自分を知って生きやすいためのツールとなっている。

そして、単に「これを持っているから良いことが起こるはず!」という頼り切り、待ちの姿勢のための占いではなくなった。

「このように動く傾向のあるあなただから、こういうふうに動いてみたらどうでしょう」という足を踏み出すときにどちらを向いてみようかと悩むときのアドバイスに感じる。

なので、占いはまず「あなたはこういう人ですか?」という部分を見るところから始めている。
あんまりにも違っていてひとつも同意できなければ、その占いとはご縁がなかったと考える。
少しでも思い当たる節があれば、読んでみる。
どこかで否定している自分の一部分かもしれないと思いながら。
そうして、ちょっと痛いところを突かれながら人生を探る時の小枝を集めている。
今のお気に入りの小枝が、占星術としいたけ占い。

占い以外の小枝も集めている。
それはまた別の話。

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