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郡山市の呼吸器科を標榜している開業医について

 せきが気になり、最初に某内科で受診したが良くならなかった。次に鼻の具合も悪いので某耳鼻咽喉科クリニックに通院したが、全然良くならなかった。次第に症状が悪化し、特に深夜にひどく苦しくなり、せきがなかなか止まらずよく眠れなかった。朝食後にひどいせきで気分が悪くなり、食べた物を戻したことが何度もあった。    ネットで調べたら、ぜんそくに罹っているようで「ぜんそくは呼吸器科で受診したほうが良い」という情報を得て呼吸器科がある当クリニックを受診した。医師の診察は1分ほどで終了。詳細な問診もせず、レントゲンなどの諸検査をせず呼吸音診断と口の中を見ただけで「せきぜんそく」と診断した。「せきがひどいんです」と言ったが、具体的なことを訊こうともせず「薬出します」で診察が終わり疑念を抱いた。処方された吸入薬を吸入し薬を服用したら、ぜんそくの発作がおきなくなった。それで、症状が一時的におさまっただけなのに、治ったと勘違いしてしまった。
 その後、処方薬が無くなってからぜんそくの発作が再発した。前回、門前薬局で「病院を転々としている」などと言われたので、疑念を覚えながら再度受診した。前回と同じ内容の簡単な診察で諸検査はせず、同じ薬を処方しただけだった。処方薬の効果があり、ぜんそくの発作がおさまった。
 だが、その後も処方薬が無くなってから再発したので、呼吸器科がある別な病院で受診した。その病院では、レントゲン撮影・血液検査で好酸球量の測定・酸素濃度測定などの検査を行ない「気管支ぜんそく」と診断されました。その医師から「ぜんそくは治る病気ではなく、吸入薬の吸入と処方薬の服用で発作を抑え服用を継続すること」「ぜんそくの原因が鼻の病気による場合もあり、副鼻腔炎で受診しているのであれば耳鼻科での治療も併せておこなうように」と言われました。それから毎月1回受診し薬の処方を受け吸入薬の吸入と薬の服用を継続し、ぜんそくの症状がおさまり今日まで至っています。なお、私は好酸球性副鼻腔炎に罹っており、気管支喘息を併発しています。
 ぜんそくの発作で地獄の責め苦のように苦しんでいる患者に最も重要な「ぜんそくは治る病気ではなく、吸入薬の服用と処方薬の服用を継続し発作を抑えることが大事である」ことを教えず、問診と諸検査で原因を解明せず薬を処方することしかできないなら、診察科目に「呼吸器科」を掲げるのは止めてほしい。ぜんそくの発作で死ぬこともあるから、当クリニックはおすすめしません。明るくて親切だからと言って、良い医者とは限らない。専門外のことを相談しても、適切なアドバイスは得られないと思う。

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